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福士遥 個展『みちて、ひいて』

福士遥 個展『みちて、ひいて』
2025年11月15日(土) ~ 11月29日(土)

※初日は作家も在廊し、菓子屋おむすびによる菓子の販売も予定しております。

光と闇、喜びと悲しみ、夢と現実。
相反するものたちのなかを行き来しながら、繰り返される日々。
その大きな流れの中で、バランスを取ろうと漂う自分。

色や形の明るさの奥に潜む小さな影や、滲む稜線の中に浮かぶ遠い記憶を感じていただけたら嬉しいです。

福士 遥 / FUKUSHI HARUKA
主にパート・ド・ヴェールという技法を使い、ガラス素材を電気炉で成形して作品づくりをしています。ガラスの粒が溶ける時に空気を抱き込んでできる質感は、やわらかく、独特の光をたたえていて、その様子は、曖昧だけど親しい、記憶のなかの光景とよく似ていると思います。 フォルムの中に絵を描くような意識で、くらしや壁面をいろどる作品の制作を行っています。
1988 茨城県出身
2011 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業
2013-2017 武蔵野美術大学 ガラス研究室 助手
2020- 東京都にて制作
https://www.fukushiharuka.com/
https://www.instagram.com/fukushiharuka/

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菓子屋おむすび
<11/15のみの販売>

たゆたう
——ブルーベリー、レモン、カルダモン、葛

たゆたう稜線に、あの日見た波間を思う
まざりあう色彩に、揺れ動く心を思う
夢に見るあの日の景色は
いつも透き通って、ゆらめいている

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2025-10-09 | Posted in Past-ExComments Closed 

 

【NEWS】期間限定のミュージアムショップ『TEMPORA』をオープンします!

 

国際芸術祭「あいち2025」が開催される2025年9月13日〜11月30日の期間中、愛知芸術文化センターB2にて、ON READINGが期間限定のミュージアムショップ『TEMPORA(テンポラ)』をオープンします。

様々なプレーヤーと協同しながら、アートブック、書籍(新刊・古書)を中心に、スーベニアとなるようなオリジナルアイテム、地元ゆかりのクリエイターたちによるプロダクトやグッズ等も販売するほか、ギャラリースペースを設け、展示企画やポップアップも開催し、ミュージアムショップの新たな可能性を提示していきます。
https://www.instagram.com/tempora2025/

国際芸術祭「あいち2025」
https://aichitriennale.jp/

2025-08-04 | Posted in NewsComments Closed 

 

2025年11月7日(金)『それがやさしさじゃ困る』刊行記念トーク:鳥羽和久×植本一子

 

『それがやさしさじゃ困る』刊行記念トーク:鳥羽和久×植本一子
日程:2025年11月7日(金)
時間: 開場 19:00 開演 19:30~
入場料:2,500円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:30名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。

 

教育現場の最前線で20年以上子どもと向き合ってきた著者・鳥羽和久さんによるエッセイ集『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎・刊)の刊行を記念して、トークイベントを開催します。

お相手は、本書で生き生きとした子どもたちの表情や姿を撮り下ろした写真家の植本一子さん。

大人はどう子どもに関わっていけばいいのか。本当にいい「関係」とは何なのか。
子育て、教育に関心のある方はもちろん、人と人との関係、対話、学びなどに興味のある方もぜひご参加ください。

また、お二人の単著、『ここは安心安全な場所』(植本一子)、『光る夏 旅をしても僕はそのまま』(鳥羽和久)についてもお話いただきます。


『それがやさしさじゃ困る』 鳥羽和久(文)、植本一子(写真)
赤々舎・刊
¥ 1,800+tax

子どもが自分でつかむまで!
大人が「わかったふり」をやめると、対話がはじまる。焦らず、 断ち切らず、観察しつづけるための視点──。学び・進路・日常相談と一年の日記から、関係がほどける瞬間を見つめる教育エッセイ。

『それがやさしさじゃ困る』は、子どもに向けられる「善意」や「配慮」が、時に子どもの心を傷つけ、主体性を奪ってしまうという逆説を、著者・鳥羽和久さんが鋭く描き出す一冊です。「失敗させまい」「傷つけまい」という大人の”先回り”が、実は子どもの可能性を閉ざしてしまう──。本書では「学校」「親と子」「勉強」「受験」といったテーマを軸に、現代教育の盲点と私たち大人が抱える不安の影を浮かび上がらせます。単なる批判にとどまらず、大人の葛藤や弱さへの眼差しがこめられているからこそ、その言葉は深く胸に響きます。

さらに本書を特別なものにしているのは、ページ下部に並走する一年間の日記の存在です。そこには、卒業生との忘れられない一瞬や、親子の関わりの奥に潜む無自覚な”デリカシーのなさ”への気づきなど、教育の現場で生まれた生の思索が断片的に綴られています。論として伝えられるエッセイと、濾過されない日々の記録が呼応し合い、本書は単なる教育論を超えた、立体的で豊かな手触りを届けてくれます。

解決策を提示する本ではありません。むしろ「間違うこと」「揺れ動くこと」を恐れず、子どもを信じて共に歩むことの大切さを、本書は静かに指し示しています。大人として迷い続ける私たちに寄り添い、伴走してくれる一冊です。

そして本書には、写真家・植本一子さんが鳥羽さんの教室やその周辺で撮り下ろした写真が栞のように差し挟まれています。子どもたちの表情や存在は、エッセイや日記で綴られる思索に呼応し、本書を照らし、「いま、ここ」の空気を手渡してくれるでしょう。

鳥羽 和久(Kazuhisa Toba)
1976年 福岡県生まれ。2002年、大学院在学中に中学生40名を集めて学習塾を開き、以後、小中高生の学びに携わり続ける。現在、株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、単位制高校「航空高校唐人町」校長、及びオルタナティブスクールTERA代表。著書に『親子の手帖増補版』(鳥影社)、『おやときどきこども』(ナナロク社)、『君は君の人生の主役になれ』(ちくまプリマー新書)、『「推し」の文化論│BTSから世界とつながる』(晶文社)、『光る夏旅をしても僕はそのまま』(晶文社)、編著に『「学び」がわからなくなったときに読む本』(あさま社)などがある。

植本 一子(Ichiko Uemotonto)
写真家。1984年 広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げる。主な著書に『かなわない』『愛は時間がかかる』、写真集に『うれしい生活』、小説家・滝口悠生との共著『さびしさについて』などがある。主な展覧会に「アカルイカテイ」(広島市現代美術館)、「つくりかけラボ07あの日のことおぼえてる?」(千葉市美術館)。

 


 

※定員に達しました。

尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

2025-10-02 | Posted in EventComments Closed 

 

【新入荷】いつも世界は遠く、 / 上田義彦

いつも世界は遠く、 / 上田義彦
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10654

 

国内外の様々な賞を受賞している日本を代表するフォトグラファーの一人、上田義彦による写真集。
本書は、上田義彦の代表作から未発表の初期作品、最新作まで、自ら現像とプリントを手がけた約580点を収録し、768ページにわたりその40年の軌跡を現すものです。

森や家族、河、建物、標本、紙、林檎の木、ポートレート。アートや広告といった枠組にとらわれることなく、上田の一貫して真摯で鋭い眼差しは、世界に存在するさまざまなモチーフを最高の瞬間として捉え、観るものを魅了してきました。

自身を取り巻く世界の機微を敏感に察知し、対象への想いを一瞬のシャッターに込める──

「From the Hip」(英題)が象徴する、直感に裏打ちされ、偶然と必然が交差する瞬間に写し撮られた写真は、遥かな時の流れの中の切り取られた一瞬として、見る者の記憶や感情と響きあってきました。

本書の構成は、通常のレトロスペクティブの趣と異なり、一度シリーズとして発表された代表作品を撮影年順に解きほぐし、さらに上田自身の手で最新作から時系列を逆にたどるかたちで編まれました。それは上田の写真がいつも新鮮に立ち現れ、各シリーズをもう一度遥かな時間へと開いていくことを体現するものです。写真を全方位に開いていくありようのなかで、「いつも世界は遠く、」という響きは、上田の写真の魅力のひとつでもあり、写真に本質的に伴う「距離」を浮かび上がらせます。

約20年間にわたり撮影された、サントリー烏龍茶の広告写真と中国の記録「いつでも夢を」には、上田が風景と向き合うたびに感じたという「遠さ」「遥か感」が漂います。カメラという媒体が持つ特性により、懐かしさと普遍性が加わった唯一無二の写真であり、長年の時間をかけて洗練された、被写体との理想的な距離感と、全体に行き渡る空気感が美しく融合しています。

ポートレート写真もまた、上田の重要な領域です。広告写真としても多く目にする、美しく構成された背景の中に人物が慎重に配された作品から、フレームに収まりきらない接写まで、親密さと緊張感が交錯する「近くて遠い」距離感が現れています。

母・源を意味する「Māter」、被写体の輪郭を溶かすように焦点がぼかされた「M.Ganges」「M.river」、太古の森を歩き、生命の大元と対峙するように写された「Quinault」「Materia」などの作品は、はるか彼方の時間に眠るものを表出しようとする試みでした。

家族の写真から13年間にわたる記録を厳選し、妻の日記の文章が添えられた「At Home」、そして最初期作品である学生時代の卒業制作──いずれのシリーズにおいても、上田の作品に刻まれた光の痕跡は、物理的、心理的・時間的「距離」を越えてやって来たものであり、節度や抑制とともに、そこに憧憬、希求を静かに呼び起こします。

また、旅の途上で上田が綴った未公開の日記やメモが初収録されていることも、本書の大きな魅力です。光や影、見ることの歓びについて書かれた言葉の数々は、写真の秘密へと触れようとする思索の断片として、もうひとつの軌跡を形づくっています。

上田は、自作について語るとき「奇跡」という言葉をよく使います。それは、写真という不可思議な営みが、自身の意図や行為だけで完結するものではなく、自分の外側にある要素──おそらく写真そのものが持つ偶然性や一回性、そして「距離」に大きく左右されることを知っているからかもしれません。

『いつも世界は遠く、』は、流れる時間を心から愛し慈しみ、今もなお、その遠さの向こうに世界を愛おしく見つめ続ける、上田義彦の眼差しの「旅」と言えるでしょう。四十年の写真の軌跡は、私たちの時間と静かに響き合い、世界との出会いをあたらしくひらいてゆきます。

2025-09-05 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】NEUTRAL COLORS 6 : 滞在で感じた あの特別な時間はなんだ

 

NEUTRAL COLORS 6 : 滞在で感じた あの特別な時間はなんだ
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10621

 

NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTIS を世に送り出してきた、編集者・加藤直徳と、気鋭のデザイナー・加納大輔が二人三脚で発行する、インディペンデントな雑誌『NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)』。「超個人的」な体験や創作、記憶をリソグラフなどのハンドメイドな印刷手法を交えながら唯一無二の誌面で発信していきます。

第6号は、『滞在』特集、「滞在で感じた あの特別な時間はなんだ」。
ホーチミンではなにもしない滞在をし、廃棄物でプロダクトをつくる「Nem Space」を訪ねました。アムステルダムの活版印刷所に滞在し印刷したのは、デザイナーの平山みな美さん。吉田勝信さんとは山で採取した土でインクを制作し、シルクスクリーンで1枚ずつ手刷りしました。デレク・ジャーマンの庭に思いを馳せ、ON READINGでは11日間滞在し雑誌をみんなで編みました。名古屋みなとに滞在する長島有里枝さんに密着し、NC編集部で滞在制作する写真家を受け入れました。滞在とは?表紙にも書きましたが、とても不思議な感情でした。

いつかの滞在を思い出したり、未来の滞在に思いを馳せられるような内容になっています。

※ON READINGで滞在制作した『NEUTRAL COLORS 別冊 ほんとの本の話をしよう #1』もぜひ併せてどうぞ。
https://artlabo.ocnk.net/product/10065

2025-09-05 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】MORANDI’S BOOKS / Mary Ellen Bartley

MORANDI’S BOOKS / Mary Ellen Bartley
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10528

本や印刷物をモチーフにした作品で知られる、ニューヨークを拠点に活動するアメリカ人アーティスト、メアリー・エレン・バートリー(Mary Ellen Bartley)による作品集。

本作は、イタリアの画家、ジョルジョ・モランディのアトリエと図書室に滞在制作した際に撮影した写真をコラージュしたり再撮影したシリーズ。

オマージュでもあり、再発明でもあるこのシリーズは、モランディ自身の作品からヒントを得ており、画家の卓越した詩的なスタイル、色調の抑制、揺るぎない構造的バランスを引き出している。

ミニマルで詩的な作風で知られるバートリーは、本を彫刻のような形態として撮影し、その質感、エッジ、微妙な存在感をとらえている。彼女の写真は絵画的な色調と綿密な構図で、印刷されたものへの畏敬の念と、時間、記憶、知覚への深い探求の両方を反映している。彼女の写真には、私たちが見ているもの、見ていないもの、そして私たちが語る物語についての問いかけが息づいている。

2025-07-05 | Posted in NewsComments Closed 

 

『無用的芸術 フクモ陶器』(大福書林)刊行記念展フェア

 

『無用的芸術 フクモ陶器』(大福書林)刊行記念展フェア
2025年8月7日(木)~8月31日(日)

インチキ陶器商を自称する、知る人ぞ知る謎の陶芸アーティスト「フクモ陶器」による待望の作品集『無用的芸術 フクモ陶器』(大福書林)の刊行を記念して、フェアを開催します。キーホルダー、トートバッグ、手ぬぐい、土産物風陶器などなど、ユニークな品々が並びます。

ぜひご来店ください。

無用的芸術 フクモ陶器: Fukumo Touki, Utterly Useless Ceramics / 福本歩」』(大福書林・刊)

嘘八百で人々を煙に巻く 非実用陶器百貨カタログ。

玉手箱から煙が漏れ出す
茶碗が人形を運んで走る
皿から幽体離脱
壺が手招きしてくる
どこまでも使えない、人を食った陶器たちの全貌が明らかに!

本書に登場する陶器は、あたかも普通の陶器のように見えるだろう。繊細な絵付け、高度な技術や色づかいは名高い産地のものを彷彿とさせ、複雑な装飾は美しい……が、邪魔なことこの上ない。つまるところどれもまったく実用に適さないのである。にもかかわらず、フクモ陶器は我々の心をとらえて離さない。

特別附録「袋とじ秘仏」

2025-07-16 | Posted in Past-ExComments Closed 

 

【新入荷】ここは安心安全な場所 / 植本一子

ここは安心安全な場所 / 植本一子
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10570

自身の経験を真摯に文章にしてきた写真家、文筆家の植本一子による、あなたとわたしの現在地をみつめるエッセイシリーズ「わたしの現在地」。

二年前、西村佳哲さん主催のワークショップ「インタビューのワークショップ」に参加するため、遠野のクィーンズメドウ・カントリーハウスを訪れた著者は、そこで暮らす馬たちと、その馬のお世話をする「とくさん」に出会い、それ以来、数回にわたって通うようになります。

日頃の生活のなかでの名前や、社会的役割から離れ、ただの「わたし」として、人や馬と出会うこと。言葉を介さない馬との、気のやりとり。暗闇で、馬の気配を感じることーー。

傷を負い、葛藤を抱えながら生きてきた心を携えて、馬たちと過ごす静かな時間のなかで、自身の変わっていく内面を見つめた、8篇のエッセイと1篇の詩、そして写真。

さらにこのエッセイ集の主要人物である「とくさん」こと徳吉英一郎さんの寄稿文を収録しています。

肩書や役割を脱いでしまった自分はきっと、最初は少し心細い。けれどそうした「無名」の状態でただそこにいることは、ほかならぬ自分自身と出会いなおすことなのだろう。

「自分自身で生きる」ってなんだろう。何度も問い直す植本さんの姿をみて、私たちは一生をかけて、その練習をし続けているのかもしれない、と思った。

冒頭、久しぶりだというフィルムで撮影された写真が、まず素晴らしい。植本さんの世界に向き合う態度。人懐っこく、同時に少しおびえて、まっすぐに。それが本当に写真から伝わるのです。

私は今作、最高傑作だと思います。毎度、最高傑作を更新してくる植本さんなので、たぶん、次回もそう言うかもしれないけど。

2025-07-05 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】K2 Naoki Ishikawa / 石川直樹

K2 Naoki Ishikawa / 石川直樹
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10392

 

2024年10月、写真家として世界で初めて、8000m峰14座登頂に成功した石川直樹。

本作は、14座のなかでも、独立峰であるがゆえに天候の予想が難しく、ルートが厳しいことも相まって、世界で最も危険な山と呼ばれている、パキスタン・中国国境にそびえる単独峰・K2に、2015年、19年、22年と、3度挑んだ様子をドキュメントした1冊。

麓の街、ともに登るシェルパやヤク、馬などの動物たち、カラフルなタルチョと呼ばれる祈祷旗、プジャの礼拝の祈り、青く長大な氷河、峻険なカラコルムの山々に取り囲まれたベースキャンプでの日々、極度の緊張感に満ちた超高所での一夜。ずっしりと重い中判のフィルムカメラを2台も抱えて、世界一険しい登山に挑んだ、息遣いまでも聞こえてきそうな生々しい記録。

ズームもない単焦点レンズで撮影された写真は、写真家がその地で見た風景そのものにも思える臨場感にあふれています。ページをめくるたびに胸が高鳴る、渾身の一冊です。

 

2025-03-23 | Posted in NewsComments Closed 

 

加藤 崇亮 個展 『BOX OF SOMEONE』

加藤 崇亮 個展 『BOX OF SOMEONE』
2025年10月23日(木)~ 11月3日(月)

※10月30日(木)は17時閉廊

誰かの名を持つ小さな箱。
今回はマッチボックスに描かれたドローイングなどのシリーズを展示します。
マッチボックスという既存の形式を利用して、そこにドローイングを施すことで、匿名のものに潜む物語を提示します。

加藤崇亮
1985年東京生まれ。幼少期をドイツ・デュッセルドルフで過ごす。
麻布学園、多摩美術大学造形表現学部デザイン科卒業。
2012年よりエンライトメントに参加、2020年よりチカビに参加し、独立。
映像的絵画を目指し、時間・映写・記憶をテーマにした絵画を制作している。
https://www.instagram.com/tka_ki/

2025-10-14 | Posted in Past-ExComments Closed 

 

Kohei Omachi exhibition “moon echo”

 

Kohei Omachi exhibition “moon echo”
2025年9月19日(金)~ 10月5日(日)

<作家在廊予定>
9月19日(金) 12:00~18:00
9月20日(土) 12:00~18:00
9月21日(日) 12:00~20:00
10月4日(土) 12:00~20:00
10月5日(日) 12:00~20:00

アーティスト、フォトグラファーの大町晃平による個展を開催します。
本展では、月を胎児に見立て、撮影した写真をエコー写真に使用されている感熱紙にプリントしたシリーズ『moon echo』を発表します。

ある日ふと、私は実家の倉庫に望遠鏡があることを思い出し、母親に連絡を取り東京の自宅へ送ってもらった。私が住む部屋は南向きで周囲には白道を遮る建物がない。そのため天気が良い日には昼夜問わず月を観ることができる。窓辺に出しっ放しにした望遠鏡を月へ合わせ、ただ眺める。そんな日々が何日も続いた。2020年1月2日。その日は半月が少し欠けたくらいの月で、磨りガラスの窓越しに南西の空で光るそれを確認できた。いつものように望遠鏡を月へ向け接眼レンズを覗くと、周囲がケラレて黒く縁取られ、その真ん中に膝を折り身体を丸めた子どものような月の姿があった。この日から私には月がエコー写真に写る胎児に見えるようになった。
(写真集『moon echo』より抜粋)

大町晃平 / Kohei Omachi
1990年滋賀県生まれ。東京と滋賀を拠点に活動。
歴史や科学、身近な主題を着想源にし、生命を主なテーマに扱う。
既存のメディアを用いた表現を探求している。
https://www.instagram.com/koheiomachi/

 


『moon echo』Kohei Omachi
softcover / 384 pages / 135 x 205 mm
2024 / published by KOPO
7,000yen + tax

2025-08-18 | Posted in Past-ExComments Closed 

 

2025年8月31日(日) 大崎清夏『湖まで』刊行記念 朗読&トークイベント

 

大崎清夏『湖まで』刊行記念 朗読&トークイベント
日程:2025年8月31日(日)
時間: 開場 14:00 開演 14:30~
入場料:2,000円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:25名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。

 

『湖まで』大崎清夏(palmbooks・刊)

歩いていった先に大きな水の塊があることは安心だった。
海でも川でも湖でも。
ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。
みずからの世界の扉をひらく全5篇。

いまを生き、いまを描く詩人による
詩と散文のさきに見出された光り溢れる
初めての書き下ろし連作小説集。

大崎清夏(おおさき・さやか)
2011年、第一詩集『地面』刊行。『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。詩集に『暗闇に手をひらく』『踊る自由』『新しい住みか』、その他の著書に『私運転日記』『目をあけてごらん、離陸するから』などがある。協働制作の仕事に、奥能登国際芸術祭「さいはての朗読劇」(22、23年)の脚本・作詞、舞台『未来少年コナン』(24年)の劇中歌歌詞、オペラ『ローエングリン』(24年)の日本語訳修辞、ダンスパフォーマンス『渋谷への手紙 〜LOVE HATE SHOW 〜』(25年)の共同構成・語りなど多数。2025年春、山の暮らしをゆるゆると開始。

 

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    メールが届かない場合は必ずお電話、またはX、InstagramのDMにてご連絡ください。
    電話:052-789-0855|X@ON_READING | Instagram @ON_READING

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    ※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
    イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
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    イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

    2025-08-01 | Posted in EventComments Closed 

     

    KOKOLIS exhibition vol.16

    KOKOLIS exhibition vol.16
    2025年9月6日(土)~8日(月) 、9月13日(土)~15日(月)
    ※最終日は19時まで

    革鞄・革小物ブランド KOKOLIS(ココリス)16回目の展示受注会。

    新作は2種類のショルダーバッグ。手帳や書類はもちろんペットボトルも入れられて、ジッパーやフタが付いている(口が開けっ放しじゃない)もの。男女問わずご要望は多かったものの、なかなか商品化できずにいたショルダーバッグが、この度ようやくお披露目となります。

    そのほか定番のトートバッグやポシェット、お財布など、オールハンドステッチで丁寧に仕上げたKOKOLISの革製品。この機会にぜひお試しください。

    商品はすべてセミオーダーメイド。展示品をベースに、革色や仕様をお選びいただけます。
    (約2~3ヶ月後のお渡しとなります。一部即売品もございます)

    KOKOLIS
    ハンドメイドの革鞄と小物のオーダーメイドブランド。気張らず使いやすいデザインと、長く愛用できる丈夫で丁寧なつくりにこだわり、デザインから染色、縫製、仕上げまで、一点一点すべて手作業で制作しています。
    http://www.kokolis.jp/
    instagram : kokolis_sk

    2025-08-07 | Posted in Past-ExComments Closed 

     

    【新入荷】Please take your shoes off and come in / Johanna Tagada Hoffbeck

    Please take your shoes off and come in / Johanna Tagada Hoffbeck
    ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10570

    当店でも雑誌『Journal de The』や作品集が人気のアーティスト、Johanna Tagada Hoffbeck(ジョアンナ・タガダ・ホフベック)による写真集。

    ジョアンナは、ペインティング、ドローイング、写真、インスタレーション、彫刻、文章など、様々なメディアを用い、環境との対話やエコロジカルな視点を主軸において複合的な芸術実践を行っています。

    本作は、ジョアンナが2010年より15年にわたって撮り続けている写真シリーズをまとめたもの。
    35mmカラー・フィルムで撮られた、庭や畑、植物や果物、ちいさな虫や動物たち、そして家族とのささやかな時間。

    「幼い頃、この感情をなんと呼べばいいのかわからない頃から、私はノスタルジーを知っていた。それは、“今”は、“過去”になる、ということだ。」

    これまでも、営みのなかで考え、試し、手を動かす「日々の実践(Daily Practice)」を続けてきたジョアンナならではの視点でとらえられたこの世界は、
    ここに存在しているということ、私的な記憶、そして生活のなかで日々繰り返される、詩的なリズムに対する祝福のようでもあります。

    「please take your shoes off and come in(靴をぬいでお入りください)」
    裸足で歩いたら、何を感じられるだろうか?
    私だけに届いた手紙のような、とても親密で柔らかな写真集です。

    台湾のアートブックショップ、朋丁(pon ding)からのリリース。

    2025-07-05 | Posted in NewsComments Closed 

     

    【新入荷】手の応答−生活工芸の作家たち / 三谷龍二

    手の応答−生活工芸の作家たち / 三谷龍二
    購入はこちら→  https://artlabo.ocnk.net/product/10245

     

    「生活工芸」の代表作家であり、「生活工芸とは?」という問いにむきあいつづけた木工家・三谷龍二氏監修の展観(「手の応答:生活工芸の作家たち」展/2024年11-12月於青花室)の図録として刊行された1冊。

    自身をふくむ12作家を6のテーマ──「手」「反」「外」「器」「貧」「弱」すなわち「生活工芸」の6要素──に分類し、解説を附す。

    作家たちの作品は、三谷との対話をもとに制作された新作で(古道具以外)、彼ら自身の生活工芸論ともいえます。

    2000年代日本の生活文化を牽引した「生活工芸」の現在地を示し、その意義を再考する書。

    三谷龍二 MITANI Ryuji
    木工家。1952年福井県生れ。1981年、松本市に工房「PERSONA STUDIO」設立。2011年「ギャラリー10cm」開廊。著書に『木の匙』(新潮社)、『すぐそばの工芸』(講談社)、『手の応答−生活工芸の作家たち』(新潮社青花の会)など。

    菅野康晴 SUGANO Yasuharu
    『工芸青花』編集長。「青花の会」代表。1968年栃木県生れ。1993年新潮社入社。『芸術新潮』及び「とんぼの本」シリーズの編集部に在籍後、2014年「青花の会」を始める。著書に『生活工芸と古道具坂田』(新潮社青花の会)。

     

     

     

    2025-03-17 | Posted in NewsComments Closed