2022-09
【EMRC】2022年10月12日(水)課題本:『世界をきちんとあじわうための本』 ホモ・サピエンスの道具研究会(ELVIS PRESS)
EAST MOUNTAIN READING CLUB vol.5
日時:2022年10月12日(水)19:30~21:00
参加費:500円(500円分のお買物券付)
定員:5名
課題本:『世界をきちんとあじわうための本』 ホモ・サピエンスの道具研究会(ELVIS PRESS)
参加条件:課題本の一部、または全部を読んでいること。
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
ON READINGが主宰する読書会『EAST MOUNTAIN READING CLUB』。
1冊の本を起点に、その本の内容について思ったこと、考えたこと、わからなかったことを語り合ったり、脱線して関係ないこと(でもきっと関係なくはない)をお喋りしたりする会です。気張らず、緩やかに、でも何か発見があったりして楽しい。そんな読書会を目指しています。
今回の課題本は、ON READINGの出版レーベルELVIS PRESSより刊行し、この度、重版4刷(感謝!)となった、『世界をきちんとあじわうための本』を取り上げます。
人類学者たちによる、“私たちの営み”へのちょっと変わったアプローチを記した本書は、まだ見たことのない世界を知るためではなく、見慣れていながらなかなか気づけない世界に出会うためのガイドブックとなっています。
この本を通じて、新たに出会い直した「世界」について、あれこれみなさんと一緒にお話できればと思います。
書誌情報:
『世界をきちんとあじわうための本』 ホモ・サピエンスの道具研究会(ELVIS PRESS)
本体価格:1,700円
※定員に達しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
【新入荷】わたしとあなた 小さな光のための対話集 / me and you
わたしとあなた 小さな光のための対話集 / me and you
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8962
個人と個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げるための拠点として、野村由芽と竹中万季が立ち上げた新しいコミュニティメディア「me and you」による初の書籍。
本書には、清水晶子、秋田祥、伊藤絵美、武田砂鉄、ドミニク・チェン、小林エリカ、穂村弘、竹田ダニエル、ブライアン・ヒュ、ソン・スンリエン、ジェイ・リン、バイロン・デュヴェル、イ・ランの13名との対話と、コラム、作品案内などが収録されています。
「わたし」と「あなた」という小さな主語を大切にしながら、対話によって、世のなかの「あたりまえ」や、自分自身の「思いこまされ」「思いこみ」をときほぐし、複雑なものを複雑なまま捉え、わたしとあなたの生きている心地をともに考えていく。これからを少しでも豊かに生きていくための灯のような本です。
【目次】
・me and youからあなたへ─はじめに
・a letter from 野村由芽
・a letter from 竹中万季
・i meet you ─13人のあなたに会う
・清水晶子さんに会う(取材・文:平岩壮悟)
清水晶子さんとフェミニズムを話す。
「違う生き延び方をしている人たちの選択を簡単に否定しない」
・秋田祥さんに会う(取材・文:平岩壮悟)
クィアの表象に「欠けているもの」を上映する。
ノーマルスクリーン秋田祥さん
・伊藤絵美さんに会う(取材・文:木村びおら)
「困ったねえ」と言い合える社会に。
臨床心理士・伊藤絵美さんに聞くケアの重要性
・武田砂鉄さんに会う(取材・文:西口想)
武田砂鉄さんと長い話をする。
男性なのに、ではなく男性だからマチズモを語る
・ドミニク・チェンさんに会う(取材・文:倉田佳子)
ドミニク・チェンさんがインターネットに抱く希望。
今いる場所だけが唯一ではない
・小林エリカさんに会う(取材・文:秦レンナ)
小林エリカさんと、見えないものについて話す。
時間をこえて、わたしの記録を残し、あなたの痕跡を探すこと
・穂村弘さんに会う(取材・文:松井友里)
世界や他者の「わからなさ」に言葉で向き合う穂村弘さん。
夜中に水槽を運ぶ人へのシンパシー
・竹田ダニエルさんに会う(取材・文:平岩壮悟)
物事の「変化」はどこから生まれる?
竹田ダニエルさんとZ世代の現象から考える
・ブライアン・ヒューさんに会う(取材・文:燈里)
ひまわり学生運動の記録、反差別団体との連帯、文化と政治の接続。
台湾のブライアンと話して
・ソン・スンリエンさんに会う(取材・文:燈里)
二度閉店しても復活。台湾のフェミニスト書店「女書店」に集う
女性たちの静かな革命
・ジェイ・リンさんに会う(取材・文:燈里)
LGBTQ+のための映像配信「GagaOOLala」のジェイ・リン。
ゲイで、父親で、経営者だからできることを
・バイロン・デュヴェルさんに会う(取材・文:燈里)
台北のクィアによるクィアのためのパーティー。
Queer Trash Taiwan主催・バイロンに聞く
・イ・ランさんに会う(取材・文:野村由芽)
イ・ランさん「強くならないと生きられない社会」で問う。
「あなたはどうやって生きているんですか」
・対話の先に─作品案内
・me and youからあなたへ─小さな光のために
・me and you little magazine & club
Turny 2023 ON READING 受注会
Turny 2023 ON READING 受注会
2022年10月6日(木)~ 10月23日(日)
新しい傘ブランドTurny(ターニー)の新作受注会を開催します。
Turny(ターニー)は、晴雨兼用のオールジェンダーな傘ブランドです。
国内の職人の手で傘の製造を行う大森商店と、テキスタイル制作のTEXT、プロダクトのデザインとアートディレクションを熊谷彰博が行います。2023は、べーシックな無地色に加えて、STOMACHACHE. のTomoe Miyazakiをコラボレーターに迎えました。
傘は、さまざまな専門を巡り、集まり、組み立てられることで、ようやく完成します。骨と露先、生地のプリントとUV・撥水加工、ハンドルや石突のデザイン。Turnyはこうした企画の製造を、大森商店、TEXT、熊谷彰博の各々の専門領域から改良した日本製の傘です。
パーツが集まり組み立てられることから、工具の六角レンチをインスピレーションに、手触りとグリップの良いハンドルが2種類の素材からデザインされています。
受注会は生地・ハンドル・石突の組み合わせをオーダーをお受けいたします。
またON READINGでは、この期間限定で製作される受注特典がございますのでぜひご覧ください。
受注していただいた傘のお渡しは23年の5月~6月頃を予定しています。
在廊日などの情報は、TurnyのInstagram @Turny_jp より。
Turny
Turny(ターニー)は、晴雨兼用のオールジェンダーな傘ブランドです。2022-23は、べーシックな無地色に加えて、STOMACHACHE. のTomoe Miyazakiをコラボレーターに迎えました。
IG @Turny_jp
大森商店
大正12年より傘の部品製造卸業やハンドルの製造を行い、現在はアクセサリーを身に着けるような感覚で持てるオリジナル傘の企画製造、販売。
IG @ohmori3
熊谷彰博
物の見方を探求し、独自の視点から文化的な媒介として、デザインとディレクションを手がける。さまざまな相談への着想と文脈の再構築から、デザイナー”など”のなど業が広がり続けている。
IG @akumagaya
TEXT
テキストやテキスタイルとして実体化したコンテキストを収集する、テキスタイルファウンデーション。
IG @text_textile
写真:山本康平
イラストレーション:STOMACHACHE. (Tomoe Miyazaki)
モデル:チェルシー舞花
佐々木まり 個展 『DEAR MISS LONELY』
佐々木まり 個展 『DEAR MISS LONELY』
2022年10月6日(木)~10月17日(月)
※作家在廊日:10月9日(日)
プロフィール
佐々木まり
愛知県在住。木版画家。
コチカとして版画を元にプロダクト商品や作品を制作しながら活動しています。
https://www.instagram.com/mari____sasaki/
展示歴
2016年11月 「imagining the wind」(にじ画廊/東京)
2017年11月 「Three times three is one.」(K&A SO-CO/常滑)
2018年12月 「Dying Message」(ON READING./名古屋)
【新入荷】GIVERNY, A YEAR AT THE GARDEN / TERRI WEIFENBACH
GIVERNY, A YEAR AT THE GARDEN / TERRI WEIFENBACH
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8954
ソフトフォーカスな写真の一部分にシャープなピントが合った不思議でドリーミーな写真を撮る写真家、Terri Weifenbach(テリ・ワイフェンバック)の写真集。
本作は、造園家のマーク・ラドキンが手掛け、22,000本以上の花が植えられた、ジヴェルニー印象派美術館の庭園を、写真家が1年近くにわたって記録したシリーズ。
テリー・ワイフェンバックはこの庭園を撮影するにあたり、1世紀半前にこの近くに滞在した印象派の画家たちからインスピレーションを受けたといい、季節の移り変わりにより様々な魅力を湛える自然の色彩が、絵画的なアプローチをもって表現されています。
【新入荷】熊谷聖司 写真集『心』
心 / 熊谷聖司
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8927
500部限定・サイン入り
第3回写真新世紀展にて年間グランプリを受賞、現在も留まることなく作品を発表し続けている写真家・熊谷聖司による写真集。
前作『眼の歓びの為に 指の悦びの為に この大いなる歓喜の為に わたしは尽す』と同様、近年、精力的に制作している「写真」そのものが持つ言い難い魅力を焼き付けた作品を収録。
ソール・ライターやルイジ・ギッリに負けずとも劣らない、”色の魔術師”熊谷聖司の写真を堪能できる1冊。
【新入荷】ロック・ファミリー・ツリー / ピート・フレイム
ロック・ファミリー・ツリー / ピート・フレイム
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8899
60年代ロカビリーから70年代プログレッシブやニューウェイブに至るまで、同時代にアーティストたちと交流したピート・フレイムの極私的視座から、英米ロックの系譜をファミリーツリーに落とし込んで俯瞰したファン必読の書。
ザ・ビートルズを主軸にロックミュージックが躍動した60-70年代、アーティスト同士の相関関係を樹形図で表したファミリーツリーは、その後のポピュラー音楽研究に多大な影響を与えた。主要なロックバンドの変遷を表した31枚のツリーを観音綴じにし、著者コメントを全文訳出。
「細かい史実にこだわりを持つロックジャーナリストとして、日々難しさを感じていたことがある。ほんのささいな関連情報も全部入れたいのに、そうすると文章が入り組んでしまう。でも、この悩みからアイディアが生まれた。図を使って表現すればいい。ファミリーツリーの形で。そうすれば図解することができる」
(ピート・フレイム序文)
2022年10月2日(日)『山學ノオト3(二〇二一)』刊行記念トークイベント:「読む生活・書く生活・喋る生活」青木真兵、柿内正午
『山學ノオト3(二〇二一)』(H.A.B)刊行記念トークイベント「読む生活・書く生活・喋る生活」
青木真兵、柿内正午
日程:2022年10月2日(日)
時間:オープン18:30、スタート19 : 00~
料金:1,500円(お買物券500円付)
定員:20名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※受付を終了しました。
奈良県東吉野村で私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営する青木真兵さんと、『プルーストを読む生活』『町でいちばんの素人』などの著者、柿内正午さんによる当店恒例のトークイベント。
今回は、10月にH.A.Bより出版される青木真兵さん・青木海青子さんによる新刊『山學ノオト3(二〇二一)』の刊行を記念しての開催。いつものように縦横無尽なおしゃべりをお楽しみください。
山學ノオト3(二〇二一)
著者:青木真兵、青木海青子
装丁:武田晋一
出版 :エイチアンドエスカンパニー(H.A.B)
ISBN :978-4-9907596-8-1 C0095
価格 :本体2000円(定価2200円/10%)
「なんだか僕は「言葉にできること」しか言葉にしていない気がしている。」
奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳。資本主義と権力、人権や経済、そして自身の体調のこと。自粛やオンライン会議が日常化していく中で考えた、二〇二一年の記録。
青木真兵(あおき・しんぺい)
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。2016年より奈良県東吉野村在住。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。著書に『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)などがある。
https://lucha-libro.net/
柿内 正午(かきない・しょうご)
会社員。
著書に『プルーストを読む生活』(H.A.B)、『町でいちばんの素人』、『会社員の哲学』、『あまり読めない日々』(零貨店アカミミ)がある。「文學界」などに寄稿少数。ポッドキャスト「ポイエティークRADIO」を毎週月曜に配信している。
※受付を終了しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
※風邪症状がある人や体調不良の人は、参加をお控えください。その場合のキャンセル料はいただきません。
※会場には、アルコール消毒液の設置をしております。