2014-01

2/2(日) 営業時間のお知らせ

2014年2月2日(日)はイベントのため通常営業は17時までとなります。

https://onreading.jp/event/

2014-01-31 | Posted in NewsComments Closed 

 

2月2日(日)に作家・漫画家の小林エリカさんの朗読会を開催します。追記

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2月2日(日)に作家・漫画家の小林エリカさんの朗読会を開催します。

ずっと前につくられた詩や絵や音楽が、時や場所を超えて今の自分に届く。
よく知っているはずの恋人や家族でも、自分の全く知らない瞬間を生きている。

当たり前のことだけど、とても不思議なこと。

作品集『忘れられないの』は様々な媒体で発表されてきた10の断章で構成されています。
「彼女の話」では、NYへの飛行機のなか、18歳だった自分が当時の恋人と初めてNYを訪れたことに思いをはせ、NYで出会う人々から18歳だったころの話を聞く。1942年に18歳だったGISAから、2022年に18歳になるKIARAまで34人の「彼女」たちの”あの頃”。皆どこか同じように未知で、可愛いらしく、でも一人として同じ人生を歩んだものはいない。最後に当時の自分をもっともよく知る人物――当時の恋人から聞く18歳の自分の姿。過ぎてしまった時だけど、18歳の「彼女」たちは、変ることなくそのままの姿でそこにある。
他にも、自分にとって大切だった瞬間を再現する「過去のポートレイト」など、「人」の持つそれぞれの感情や歴史をもって時間や場所を超える作品は、ソフィ・カルやミランダ・ジュライを思わせます。

最新漫画作品『光の子ども』では、放射能をテーマに、”放射能”の名づけ親である、キュリー夫人の生涯と、2011年生まれの少年、光が時空を超えてないまぜになっていきます。私たちが気にしている”放射能”とは、いったい何なのだろうか。”放射能”の歴史を紐解きながら、その存在に迫る。我々は、どう共存していくことになるのか、これからの100年を考えるためのヒントになる作品です。

『光の子ども』刊行記念の、こちらのインタビューはとても面白いです。
http://www.littlemore.co.jp/hikarinokodomo/

今回は、 小林エリカさんが選んだ「忘れられない本」からの一節の朗読をしていただきながら、これまでの創作やその原点についてお話していただきます。

ご予約受付中です。忘れられない夜になりそうですよ!是非来てください~〇

小林エリカ『忘れられない本のこと』
https://onreading.jp/event/kobayashi

2014-01-27 | Posted in NewsComments Closed