2023-05

KOKOLIS exhibition vol.13

KOKOLIS exhibition vol.13
2023年6月14日(水)~6月19日(月)
※最終日は19時まで

革鞄・小物ブランド「KOKOLIS」13回目の展示受注会。

13年前から作り続けているお財布も、今年の新作ポシェットも、同じ空間に仲良く並びます。
気付けば毎日、何年も使ってしまう。いつでも ”ちょうど良い” KOKOLISの革製品。この機会にぜひお試しください。

商品はすべてセミオーダーメイド。サンプル品をベースに、革色や仕様をお選びいただけます。
(約3~4ケ月後のお渡しとなります)

KOKOLIS
ハンドメイドの革鞄と小物のオーダーメイドブランド。気張らず使いやすいデザインと、長く愛用できる丈夫で丁寧なつくりにこだわり、デザインから染色、縫製、仕上げまで、一点一点すべて手作業で制作しています。
http://www.kokolis.jp/
instagram : kokolis_sk

 

2023-05-13 | Posted in ExhibitionComments Closed 

 

2023年6月24日(土)尹 雄大『聞くこと、話すこと~人が本当のことを口にするとき』刊行記念トークイベント

尹 雄大『聞くこと、話すこと~人が本当のことを口にするとき』刊行記念トークイベント
日程:2023年6月24日(土)
開場:18時30分 開演:19時00分~
料金:1,500円(500円分のお買物券付)
定員:30名
予約:下記フォームよりお申し込みください。※定員に達しました。

尹雄大(ゆん・うんで)
1970年、兵庫県生まれ。テレビ番組制作会社、出版社を経てライターに。インタビューやルポルタージュを主に手掛けている。主な著書に、『体の知性を取り戻す』(講談社現代新書)、『脇道にそれる』(春秋社)、『モヤモヤの正体』(ミシマ社)、『異間風土記』(晶文社)、『つながり過ぎないでいい』(亜紀書房)など。執筆業の傍ら、インタビューセッションと「聞くこと話すこと」についての講座を開催している。
https://nonsavoir.com/
https://twitter.com/nonsavoir

 

※定員に達しました。

尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

2023-05-13 | Posted in EventComments Closed 

 

2023年6月25日(日)畑中章宏の民俗学的読書術 第5回 宮本常一『忘れられた日本人』

畑中章宏の民俗学的読書術 第5回 宮本常一『忘れられた日本人』
日時:2023年6月25日(日) 14時~16時
参加費:1,500円(会場参加 or オンライン参加:アーカイブ配信あり)
※会場参加の場合はON READINGお買物券500円分付
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。

民俗学者の畑中章宏さんをお招きしてのイベント『畑中章宏の民俗学的読書術』を、不定期開催していきます。「民俗学」をキーワードに、様々な本を、より多角的、多面的に味わっていきましょう。

 

「民俗学的読書術」と題して、これまで4回、「民俗学」に属すると思われていない本を読んできました。なぜそんな本ばかり選んできたかというと、民俗学がいろんな領域と隣り合っていること、また民俗学の方法でさまざまな分野の本を読み解けることを示したかったからです。そうした思惑がうまくいったかわかりませんが、今回はこれまでとは趣向を変えて、民俗学の代表的な著作を取りあげたいと思います。その本は宮本常一の『忘れられた日本人』です。『忘れられた日本人』は民俗学に属する本で、おそらく近年は柳田国男の『遠野物語』をしのぐほどよく読まれているのではないでしょうか。その理由は『遠野物語』が硬質な文語体で書かれているのに対して、『忘れられた日本人』は語りかけるような口語体で書かれているからです。さらに庶民の「語り」それ自体を、再現・再演したような文章が何編か収められていて、橋の下に住む盲目の乞食のひとり語り、「土佐源氏」はそのなかの傑作です。みすぼらしい老人が土地の言葉で語る「性遍歴」は、これまで多くの読者の心を震わせてきました。

そんな『忘れられた日本人』を民俗学の立場から読み解いていくのはあたりまえすぎるので、文学作品としてとか、日本文化論としてとか、この本に対する多様なアプローチを示唆するつもりです。じつは、この本を入り口にした『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる』を私が刊行したばかりなのも、『忘れられた日本人』を取りあげる理由のひとつで、今回は私の本の刊行記念もかねさせてください。

(畑中章宏)

 
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畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。著書に『柳田国男と今和次郎』『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『先祖と日本人』(日本評論社)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『関西弁で読む遠野物語』(エクスナレッジ)、『日本疫病図説』(笠間書院)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(春秋社)ほか。

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・『忘れられた日本人』 (岩波文庫) / 宮本常一 ISBN 978-4003316412
・『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる』 (講談社現代新書) / 畑中章宏 ISBN 978-4065317839

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    Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
    当日、開演前に、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへ、ミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。

    なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。

    アーカイブ配信もございます。

    2023-05-14 | Posted in EventComments Closed 

     

    NEUTRAL COLORS Exhibition『リソグラフ印刷実践〜リソグラフはわたしを救う』

     

    NEUTRAL COLORS Exhibition
    『リソグラフ印刷実践〜リソグラフはわたしを救う』

    2023年7月1日(土) 〜 9日(日)

    NEUTRAL COLORSが実際にリソグラフ実機を使い印刷しつづける日々を展示します。

    NEUTRAL COLORS第4号は「雑誌だけで生きていけるか?」が通底テーマ。そして紙と平行して「雑誌ができるまで」をWEB連載で追いかけました。その連載を紙媒介化。リソグラフで刷りながら制作します。本展示は、制作風景をそのまま展示として見てもらう試みです。仕事特集の本当のフィナーレ。毎日刷ります。日々紙が増殖していき空間を埋め尽くしていきます。ドネーション式(投げ銭)で行いますので、見学という名の励ましに来てください。はたして、リソグラフはわたしを救うのか——。

     

    \\NEUTRAL COLORS TALKSHOW//
    日程:2023年7月9日(日)
    時間:17:00~
    料金:1,000円 ※要予約
    会場:ON READING
    予約:下記フォームよりお申し込みください。
    雑誌『NEUTRAL COLORS』の編集やデザイン、本展の試み、今後の展望についてなど、ざっくばらんにお伺いします。編集や雑誌・本づくり、DIY、クリエイティブにご興味ある方はぜひ、ご参加ください。

    NEUTRAL COLORS ニュー・カラー
    編集者・加藤直徳とグラフィックデザイナー・加納大輔がリソグラフとオフセットを組み合わせてつくる5000部の雑誌。現在第4号「仕事」特集が発売中。同名の印刷製本までができる工房を横浜にオープン。アートブックから書籍、和紙のプロダクトまで一貫して手作業で制作している。
    www.neutral-colors.com

     

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      イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
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      2023-05-31 | Posted in Event, ExhibitionComments Closed 

       

      【新入荷】windows / 奥山由之

      windows / 奥山由之
      ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9333

       

      第34回写真新世紀優秀賞受賞し、数多くのクライアントワークも手掛けるなど、デビューして間もなく、一躍日本のトップ・フォトグラファーとして注目を集めている写真家、奥山由之による写真集。

      窓を通して人々を描く、”東京”のポートレート

      本作『windows』は、2020年4月から2022年11月までの2年半にわたり、東京都内で、約10万枚の不透明なガラス窓を撮影したシリーズ。奥山が初めてデジタルカメラを用いて撮影したこれらの写真群から、本書は724 点を収載。

      コロナ禍にあったこの時期、海外に赴くことの少なくなった奥山は東京の街を歩きながら、窓の表情に目を留めました。路面に面した窓の多くは、すりガラスや型板ガラスなどの不透明なガラスで、屋内にあるさまざまな日用品が透けて見えます。キッチンや浴室の水まわり、フィギュア、花、洗濯物、貼り紙、傘、神棚、自転車……窓枠に沿ってトリミングされた内部の空間は抽象的な模様となり、外部の影や映り込みも宿しながら、そこに暮らす誰かの存在を想像させます。それは一枚一枚の窓が、東京の人々の肖像画となる瞬間でした。 カメラのファインダーという窓から窓を覗いたとき、外と内との隔たりと思えたものがスクリーンとなり、その平面は新たな奥行きをもち得たのです。

      奥山は前作『flowers』(2021年、赤々舎)において、花を媒介にした亡き祖母との対話を描き出し、そこでは内から外への窓越しの眼差しが、あるひとりと向き合うことに重なっていました。本作『windows』では、外から内への眼差しによって見知らぬ誰かと対話し、その個々にして不特定多数の肖像は、自ずと足もとの社会を映し出すでしょう。

      それぞれ異なるものが密集して建てられている東京の、常に流動的で過剰に生成される街の姿。不透明なガラス窓は、そこで暮らす人どうしの間合いを反映し、歴史的には、閉じつつも外光を透かす障子を起源とするのではないかと奥山は考えます。窓をめぐって建築や文化へも接続する『windows』は、時代の貴重な記録でもあります。 東京の街を丹念に歩きながら撮る奥山の足取りに、20 世紀前後のパリを撮影したウジェーヌ・アジェも思い浮かぶかもしれません。標本的にではなく、光や距離によって具象と抽象 のあいだを揺らぎ、立ち上がるイメージと生々しさが同居する『windows』。奥山作品の重要な転換点であるとともに、いまを、そして人々を写しとる独自の在り方は深い示唆を投げかけます。

      ―――

      “入り組んだ文化のレイヤーを持ち、建物がひしめき合う東京において、ある種のシンボルとも言える不透明な窓に、私は人々の表情を見た。
      窓を見つめることは、見知らぬ誰かと見つめ合うことに等しいと感じた。
      この静かな視線の行き交いが、「東京」という街で生きる人々の肖像画になり得ることを、心から強く願っている。”
      (奥山由之 前書きより)

      奥山由之
      1991年東京生まれ。
      第34回写真新世紀優秀賞受賞。第47回講談社出版文化賞写真賞受賞。
      主な写真集に、『flowers』(赤々舎)、『As the Call, So the Echo』(赤々舎)、『BEST BEFORE』(青幻舎)、『POCARI SWEAT』(青幻舎)、『BACON ICE CREAM』(PARCO出版)、『Girl』(PLANCTON)、『君の住む街』(SPACE SHOWER BOOKS)、『Los Angeles / San Francisco』(Union publishing)、『The Good Side』(Editions Bessard)、『Ton! Tan! Pan! Don!』(bookshop M)、台湾版『BACON ICE CREAM』(原點出版)、などがある。主な展覧会は、「As the Call, So the Echo」Gallery916、「BACON ICE CREAM」パルコミュージアム、「君の住む街」 表参道ヒルズ スペースオー、「白い光」キヤノンギャラリーS、「flowers」PARCO MUSEUM TOKYO、「THE NEW STORY」POST など。

      2023-05-04 | Posted in NewsComments Closed