2021-07
【新入荷】WORKS COPYRIGHT / Tomoo Gokita 五木田智夫
WORKS COPYRIGHT / Tomoo Gokita 五木田智夫
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8102
限定1000部
日本人アーティスト、五木田智央の作品集。
本作は、ペインティング作品や何気ない日常風景を撮ったポラロイド写真、グラフィックデザイナー時代に手がけたZINEやTシャツ、装丁、アルバムジャケットなど膨大な数のアートワークが272ページにわたりまとめられている。精神分析学を専門とするジェイミソン・ウェブスター(Jamieson Webster)による作中のエッセイ『不気味の五木田(UNCANNY GOKITA)』では、五木田によるイメージ群をフロイトの精神分析という視座から考察するという試みを行なっている。
「まれに現れる写実性が強調された作品は、現代のアグレッシブな人間関係という現実世界のアウラが付与されることで不気味にうつる。五木田の作品の登場人物たちは常なる監視文化にさらされ、絶え間ないイメージの生産と捕獲の中に存在している。いかにも、不気味なものは、超自我の空気感を世界へ吹き込み、さらには生と死の境界まで追い詰められた時代に私たちは生きているという事実を突きつける。私たちの真なる美的価値観とは、不気味なものなのだ。」- ジェイミソン・ウェブスター
本書は、ロサンゼルスの「BLUM & POE」 で2021年5月から6月の間に開催された展覧会『FRESH』に伴い刊行された。
【新入荷】Des oiseaux(On birds)/ 川内倫子 Rinko Kawauchi
Des oiseaux(On birds)/ 川内倫子 Rinko Kawauchi
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8117
欧米でも高い評価を受け、国内外に存在感を示す女性写真家、川内倫子の写真集。
2020年4月、川内は自宅の近所で見つけたツバメの巣、そこで行われていたツバメの子育ての撮影を始めました。
軒先に作られたツバメの巣、餌を求め空を飛行する親ツバメ。親鳥の帰りを待ちわび、精一杯の口を開けるヒナ鳥、植物の芽吹き、陽光の輝き。
どのような状況にあっても脈々と続いていく生命の営み、そのシンプルな力強さを、静かに見守るように切り取っていく川内の写真は、コロナ禍において、さまざまな制限を余儀なくされ、心落ち着かない日々を過ごす私たちに、一時の清涼感と勇気をもたらしてくれるようです。
鳥類学者、ギレム・ルザッフル(Guilhem Lesaffre)による書き下ろしエッセイ「数グラムのエレガンス」も収録、ツバメの生態系についても興味深く読める一冊です。
黙々と餌を運ぶ親ツバメを見ていると、ただ子供にご飯を食べさせることが、それだけでも親の役目は十分に果たしているよね、とシンプルに思わせてもらえて、なんだか励まされるような気持ちになり、塞いだ気持ちが晴れていくようだった。
――川内倫子
本作は、フランスの出版社Éditions Xavier Barralと、日本の出版社HeHeの共同出版によるもの。Éditions Xavier Barralによる、世界中のさまざまな写真家の視点から「鳥」を捉えたシリーズ「Des oiseaux」の1冊となります。
vent de moe 「幾つもの光 The light is blinking in the shadow.」展示販売会
vent de moe 「幾つもの光 The light is blinking in the shadow.」展示販売会
2021年8月14日(土)~ 8月22日(日)
従来の枠にとらわれない自由でコンテンポラリーな扇子ブランド、vent de moeの展示即売会を開催します。
影のあいだで息をひそめる小さな光
そのうつくしさを追いかけては描く日々。
光は何処にでも宿っている、私たちがそれを只々見つけ出すだけだ。
ことしも日本の職人とともに夏の風景をつくり出します。
※1点ものも含む即売会となります。数に限りがあるためお早めにお運びください。
instagram: @vent.de.moe