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2025年6月 出張 やまだしん灸 at ON READING
出張 やまだしん灸 at ON READING
次回開催日:2025年6月13日(金)、14日(土)、28日(土)
料金:6,000円(税込)※お支払いは現金でお願いいたします。
施術:約1時間 ※施術は完全個室状態で行います。
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
こんにちは。やまだしん灸です。やさしい「はり」とあたたかい「お灸」で鍼灸施術をしています。
ON READINGさんでの出張施術では、より多くのみなさまの身体と心と交流でき、とってもうれしく思います!
施術で大切にしていることは、まずは「今の自分がどうであるか?」を知っていただくことです。みなさまとの対話、お身体の観察を重ねることで「ご自身の現在地」を一緒に感じていただけたらと思います。身体と心のつながりを実感し、奥行きのある自分を味わうことって、すごくいいものです。
リピーターの方も、はじめましての方も、大歓迎です!
プロフィール:山田朋美(やまだともみ)
鍼灸師。1984年岐阜県生まれ。2020年岐阜県関市で開業。現在、愛知県の産婦人科内鍼灸でも活動中。鍼灸師は、いろいろなキャリアを重ね、たどり着いたお役目でした。対話を大切にし、全身施術をしています。さまざまな痛みを抱える方、自律神経の乱れ、内臓の疲れ、マタニティの方もお越しいただけます。出張施術も承ります。
Instagram→ @yamadashinkyuu
WEBSITE: https://yamadashinkyuu.studio.site/
※定員に達しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
※実際の施術は横になった状態で行います。
2025年7月4日(金) 光嶋裕介・坂本大祐・青木真兵トークイベント:光嶋裕介『建築のはじまり』刊行記念 “僕らが旅に出る理由〜クリエイティブと学びの関係”
光嶋裕介『建築のはじまり』刊行記念 “僕らが旅に出る理由〜クリエイティブと学びの関係”
日程:2025年7月4日(金)
時間: 開場 19:00 開演 19:30~
入場料:2,000円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:25名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。
世界各地の名建築を旅して描きためた17年分のスケッチ175点とエッセイからなる著作『建築のはじまり』(左右社)を上梓した建築家、光嶋裕介さんと、ローカルコワーキングスペースの先駆け「オフィスキャンプ」を運営し、ローカル×クリエイティブの分野で注目を集める坂本大祐さん、「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーターで在野研究者の青木真兵さんによるトークイベントを開催します。
建築の話はもちろん、坂本さんのプロジェッティスタ研修イタリア旅行の報告などを交えながら、クリエイティブと学びを主軸にしたトークを展開します。建築、デザイン、クリエイティブに携わる方にはもちろん、学生や、これからの生き方について考えたい人などにもおススメのイベントです。ぜひご参加ください。
3月にON READINGで開催した関連イベントの模様はこちらから聴くことができます。
多木陽介・坂本大祐・青木真兵トークイベント
「よい仕事」をするために 〜プロジェッティスタと土着思考~
https://omeradi.org/podcast/3752/
光嶋裕介(こうしまゆうすけ)
建築家
1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。一級建築士。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年同大学院卒業。ドイツの建築設計事務所で働いたのち2008年に帰国し、独立。神戸大学客員准教授、早稲田大学、大阪市立大学非常勤講師。建築作品に内田樹氏の自宅兼道場「凱風館」、「旅人庵」、「森の生活」、「桃沢野外活動センター」など。著書に『これからの建築 スケッチしながら考えた』『つくるをひらく』(ミシマ社)、『建築という対話 僕はこうして家をつくる』(ちくまプリマー新書)、『みんなの家。 建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』(ちくま文庫)、『学びのきほん ここちよさの建築』(NHK出版)、『建築のはじまり』(左右社)など。
坂本大祐(さかもとだいすけ)
クリエイティブディレクター
奈良県東吉野村に2006年移住。2015年 国、県、村との事業、シェアとコワーキングの施設「オフィスキャンプ東吉野」を企画・デザインを行い、運営も受託。開業後、同施設で出会った仲間と山村のデザインファーム「合同会社オフィスキャンプ」を設立。2018年、ローカルエリアのコワーキング運営者と共に「一般社団法人ローカルコワークアソシエーション」を設立、全国のコワーキング施設の開業をサポートしている。著書に、新山直広との共著「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる」(学芸出版)がある。奈良県生駒市で手がけた「まほうのだがしやチロル堂」がグッドデザイン賞2022の大賞を受賞。2023 デザインと地域のこれからを学ぶ場「LIVE DESIGN School」を仲間たちと開校。
青木真兵(あおきしんぺい)
思想家・社会福祉士
1983年生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し自宅を私設図書館として開きつつ、現在はユース世代への支援事業に従事しながら執筆活動などを行なっている。著書に『武器としての土着思考』(東洋経済新報社)、『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)、光嶋裕介との共著『つくる人になるために』(灯光舎)などがある。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
6月18日(水)、19日(木) 『星を、たよりに』出張 星読み at ON READING
日程:2025年6月18日(水)、19日(木)
時間: 12:00~19:00
料金:6,000円(お買物券500円分付)※当日、現金にてお支払いください
場所:ON READING GALLERY(名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2B)予約枠(約60分/星読み+選書)
① 12:00〜 / ② 13:00〜 / ③ 14:30〜 / ④ 15:30〜 / ⑤ 17:00〜 / ⑥ 18:00〜
お申し込み方法:
【お申込みの記入事項】
①氏名
②ご連絡先
③ご希望のご予約枠(第二希望まで)
Instagram→ @mon.library
メール→ info@mon-library.com
※受付後に生年月日や出生時間などををお伺いします。
※定員に達しました。
『星を、たよりに』出張 星読み at ON READING
新しい季節のはじまりに、自分の”現在地”を確認してみませんか?
案内人は、名東区で「私設図書館もん」を運営している土山さん(通称:つっちー)。
星の配置や動きを元に、あなたの持って生まれた性質、今たっている場所、これからのことなどを紐解いていきます。
「星読み」ってよく聞くけどなに?
12星座の星占いとどう違うの?
興味はあるけどちょっと怖そう!
という方こそ是非。
2回目以降の方は、今の星回りに合わせたアドバイスやお悩み相談ができます。
以下、土山さんからのメッセージです。
↓↓↓
こんにちは、私設図書館もん館長/星読み師のつっちーです。
この度、感じる、考える人のための本屋さん、ON READINGさんにて「自分自身の解像度を高める」ための出張星読みイベントを開催します。
星読みとは……
その人が生まれた瞬間の星の配置をもとに、性格・才能・人生の流れをひも解く手法のひとつです。
自己分析ツールとして人気のMBTIなどの診断に近い面もありますが、大きな違いは質問形式で分類していく診断ではないこと。
さらに、今どんなことに向き合うといい時期なのかなどの時間軸があることがあります。
「今の自分を深く知りたい」
「これからの指針を見つけたい」
という方におすすめです!
○今回の出張星読みでわかること
・人生の方向性、社会的な顔
・癒しポイント、プライベートな顔
・先天的な才能、得意な領域
・磨くと光る才能や領域
・向き合うと成長すること、課題
・星で見る、あなたに合う選書サービス付き!
*購入するかどうかはご自身の判断にお任せします。
プロフィール:土山 昂也(つちやま こうや)
1991年、愛知県出身。大学卒業後、地元企業に就職。2020年に退職し、1年間の旅に出る。
2022年に人、もの、ことが繋がる場として「私設図書館もん」をオープン。
その後、星読みに出会い、鑑定を始めてから1年半で鑑定数500人を超える。現在では個人鑑定のほか、星読みを活用した企業や組織のチームビルディングや、財に特化した財運トレーニングの活動もしている。
NOBUSE NOBUYO exhibition 『光合成の練習』
NOBUSE NOBUYO exhibition 『光合成の練習』
2025年7月5日(土)~7月21日(月)
愛知在住のイラストレーターで文筆家の、ノブセノブヨによる展覧会を開催します。
晴れの日にお外で寝転がってるだけでこんなにもしあわせなのに、それだけで生きていけないのはどうしてなんだろう。3つの時から不思議でたまらない。
人間は光合成はできないことになっている。もちろんわかっているのだけれど、私の中の大地はいつまでも納得してくれない。いつの日か雲の切間から光が差し込むのをずっと待っている。林檎が落ちるくらいに自然なこととして。
(ノブセノブヨ)
NOBUSE NOBUYO(ノブセノブヨ)
愛知在住。イラストレーター・文筆家。日々感じたあれこれの空想的解釈として、絵や文を制作している。
https://www.nobusenobuyo.com/
Instagram @nbsnby
vent de moe 2025 summer exhibition 扇子とスカーフの展示販売会
vent de moe 2025 summer exhibition 扇子・小物展示販売会
花は忘れる、風は覚えている。
Flowers Forget. Wind Remembers.
2025年7月11日(金)~7月14日(月)
従来の枠にとらわれない自由でコンテンポラリーな扇子ブランド、vent de moeの展示即売会を開催します。
風が記憶を連れてくる薫り立つ季節。
今年も、心地よい風が吹き抜ける頃に
vent de moeの展示販売会をひらきます。
涼やかに揺れる扇子、風と記憶を丸ごと纏うようなスカーフやハンカチたち。
そして〈Sweet Little Nothing〉のグラフィカルなTシャツやバッグも並びます。
夏のはじまりの一日、あなたの記憶に残る風を探しに、ぜひお立ち寄りください。
小林 萌(Moe kobayashi) | vent de moe(ヴァン・ドゥ・モエ)
1988年長野県生まれ。大学在学中に独学で服作りやデザインを学ぶ。卒業後は文化財団やアートマネジメント業を経て、手仕事の分野へ歩む道を変える。2018年、日本の職人と共に歩む扇子ブランド「vent de moe/ヴァン・ドゥ・モエ」を立ち上げる。2015年より松本市へ移り住み、製作と日常を愛する日々を送っている。扇子はもちろん、アートワークやデザインの領域を横断しながら仕事をおこなっている。現在は、ローカルクリエイティブチーム「soeur/スール」のメンバーとしても活動中。ふたりの子の母でもある。
IG : @vent.de.moe
mocchi mocchi & 望月佐知子 HANGA – silkscreen × papermaking -EXHIBITION
mocchi mocchi & 望月佐知子 HANGA – silkscreen × papermaking -EXHIBITION
2025年7月17日(木)~7月28日(月)
<作家在廊日>
7月17日(木) 12 : 00 – 18 : 00
7月19日(土) 12 : 00 – 18 : 00
7月20日(日) 12 : 00 – 18 : 00
7月26日(土) 12 : 00 – 18 : 00
7月28日(月) 12 : 00 – 19 : 00
※最終日は19 : 00までの営業
京都にある版画工房 Printmaking studio PRESS CLUBをアトリエとして活動する、mocchi mocchi(シルクスクリーン版画)、望月佐知子(紙造形版画)の2作家による作品展です。
版という”媒体”を通して生み出される表現の魅力を、作品を通して目で触れて頂ける機会となれば嬉しいです。
mocchi mocchi(モッチモッチ)
“そのものの持つ印象”という曖昧で一瞬の感覚を、ユーモアを交えて紙の上に存在化させる。それは、作品を目にした人々に共鳴を生み出すための試みです。
その表現を追求する中で、私たちは自然とシルクスクリーン版画での共作という制作スタイルに辿り着きました。2人で制作する過程では、互いの感覚が共鳴し合い、それが作品そのものにも反映されます。さらに、版画という間接的技法にでの制作を選ぶことで普遍的要素のあるタッチを生み出すことができると感じています。
私たちが選ぶモチーフは、猫、花瓶、木など、誰もが日常で目にする特徴的な形を持つものです。
それらをシンプルなフォルムにデフォルメし、背景を描かず余白を生かすことで、モチーフの本質的な存在が際立ち、観る者に深い印象を与えると考えています。このアプローチには、日本人である私たちの感覚が影響しているのかもしれません。例えば、「無」や「空」の美学、あるいは侘び寂びの哲学が、シンプルさの中に宿る本質を重んじる姿勢に通じています。
これらの技法と思想を融合させることで、私たちは現代的な視覚表現を通して、新たな感覚の共有や対話を生み出したいと考えています。
Profile/
望月佐知子(姉)純子(妹)によるユニット。姉は、関西大学経済学部、妹は、武庫川女子短大生活造形学科を卒業後、共にMasa mode Academy of art(ファッションイラストスクール)にて学ぶ。2003年ごろからプリンター今泉氏から版画を学び、シルクスクリーン版画作品の制作を展開。版画作品を制作販売する他、国内外の企業の仕事を手がける。
http://www.mocchimocchi.com
IG: @mocchi__mocchi_
望月佐知子(モチヅキサチコ)
私は、紙を用いて作品を制作しています。
” 紙に描く”だけでなく、”紙で描く”。
紙は、ほとんどの場合、絵の具やインク、ペンシルなどの様々な描画材や版画などで表現するための支持体として使われますが、私は、紙を、表現する側としても使います。
時に、版画などで表現するための支持体として、時に、描くための描画材として。
私は、このような姿勢で作品に取り組むとき、あらかじめ決められた条件では見つけられないたくさんの”美しさ”に気づかされます。
また、紙という素材を表現に取り入れることにより、自然な不均一さやテクスチャーが生まれます。
例えば、漉くことによる”紙の耳”などどれ一つ同じものはなく、自然の”多様な在りよう”を感じさせ、視覚的にも触覚的にも豊かな体験を生み出す可能性をもたらしてくれます。
ある特定の視点や立場にとらわれないで対することで”見えてくる美しさや紙という素材のより豊かな視覚的体験を作品を通して表現したいと考えています。
Profile/
10年ほど、シルクスクリーン版画作家として活動後、師事したプリンター今泉氏の工房の施設を譲り受け、京都で版画工房を構える。版画表現の可能性を広げたいと、版画表現の一つとしての紙造形を学び、紙を描画材とする版画表現としての作品を展開する。
https://www.sa-mochizuki.com
IG: @sachiko.mochizuki
Printmaking studio PRESS CLUB
京都にある、版画工房です。
この工房では、シルクスクリーン、銅版、作品としてのPapermaking の制作が可能。
ここで作家の作品が制作されています。
https://www.studio-pressclub.com
IG: @studiopress_club
福森翔一 写真展『遥か街を切る』
福森翔一 写真展『遥か街を切る』
2025年8月6日(水)~8月18日(月)
※作家在廊予定:土日祝
アイスランド旅、50日間の全記録。
全編フィルムにて撮り下ろした作品となります。
誰も知らないアイスランドではないけれど、
誰も切り取ることのなかった遥か街の日常。
福森翔一 / Shoichi Fukumori
鹿児島県出身、東京都を拠点とし商業的な写真を生業としながら、ライフワークとしてアイスランド旅をフィルムにて撮り下ろした写真集を制作。全国9ヶ所を写真展にて巡回中。
IG : @shoichi_fukumori
【新入荷】K2 Naoki Ishikawa / 石川直樹
K2 Naoki Ishikawa / 石川直樹
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10392
2024年10月、写真家として世界で初めて、8000m峰14座登頂に成功した石川直樹。
本作は、14座のなかでも、独立峰であるがゆえに天候の予想が難しく、ルートが厳しいことも相まって、世界で最も危険な山と呼ばれている、パキスタン・中国国境にそびえる単独峰・K2に、2015年、19年、22年と、3度挑んだ様子をドキュメントした1冊。
麓の街、ともに登るシェルパやヤク、馬などの動物たち、カラフルなタルチョと呼ばれる祈祷旗、プジャの礼拝の祈り、青く長大な氷河、峻険なカラコルムの山々に取り囲まれたベースキャンプでの日々、極度の緊張感に満ちた超高所での一夜。ずっしりと重い中判のフィルムカメラを2台も抱えて、世界一険しい登山に挑んだ、息遣いまでも聞こえてきそうな生々しい記録。
ズームもない単焦点レンズで撮影された写真は、写真家がその地で見た風景そのものにも思える臨場感にあふれています。ページをめくるたびに胸が高鳴る、渾身の一冊です。
【新入荷】手の応答−生活工芸の作家たち / 三谷龍二
手の応答−生活工芸の作家たち / 三谷龍二
購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10245
「生活工芸」の代表作家であり、「生活工芸とは?」という問いにむきあいつづけた木工家・三谷龍二氏監修の展観(「手の応答:生活工芸の作家たち」展/2024年11-12月於青花室)の図録として刊行された1冊。
自身をふくむ12作家を6のテーマ──「手」「反」「外」「器」「貧」「弱」すなわち「生活工芸」の6要素──に分類し、解説を附す。
作家たちの作品は、三谷との対話をもとに制作された新作で(古道具以外)、彼ら自身の生活工芸論ともいえます。
2000年代日本の生活文化を牽引した「生活工芸」の現在地を示し、その意義を再考する書。
三谷龍二 MITANI Ryuji
木工家。1952年福井県生れ。1981年、松本市に工房「PERSONA STUDIO」設立。2011年「ギャラリー10cm」開廊。著書に『木の匙』(新潮社)、『すぐそばの工芸』(講談社)、『手の応答−生活工芸の作家たち』(新潮社青花の会)など。
菅野康晴 SUGANO Yasuharu
『工芸青花』編集長。「青花の会」代表。1968年栃木県生れ。1993年新潮社入社。『芸術新潮』及び「とんぼの本」シリーズの編集部に在籍後、2014年「青花の会」を始める。著書に『生活工芸と古道具坂田』(新潮社青花の会)。
【新入荷】Along the Umatilla River / 高橋ヨーコ YOKO TAKAHASHI
Along the Umatilla River / 高橋ヨーコ YOKO TAKAHASHI
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10162
2000部限定 シリアルナンバー入り
※造本の特性上、輸送時に発生した微かな角ツブレがある場合がございます。予めご了承ください。
世界の生活文化をフィールドワークするように撮影し、温かく、かつ静謐な独自の色彩感覚による写真が人気のフォトグラファー、高橋ヨーコによる写真集。
本書は、オレゴン州北東部のペンドルトンで毎年開催され、100年以上の歴史を持つ「Round-Up」というネイティブ・アメリカンとカウボーイの祭典に、アーティストの花井祐介氏とともに訪れ、撮影した写真をまとめたもの。
「Round-Up」は、全米でも珍しいイベントで、ロデオライダーとネイティブアメリカンという異なる文化を持つ人たちが、同じフィールドでそれぞれの伝統文化を共有し、競い、楽しむというもの。ロデオライダーによる迫力あるパフォーマンスや、色鮮やかで手のこんだ美しい衣装をまとったネイティブアメリカンたちが繰り広げる伝統的なダンス。美しく激しく、各々の文化を披露しながら交流し継承する大切な場となっている。
本書には、その数日間の記録とともに、武藤彩による日英のテキストに加え、スペシャルコンテンツとして花井祐介氏の現地でのスケッチドローイングも数点収録されています。
【新入荷】WALL OF SOUND / OKATAOKA オカタオカ
WALL OF SOUND / OKATAOKA オカタオカ
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10125
初版限定1000部
サイン入り
イラストレーター・オカタオカによる作品集。本作には、Neil Young、スピッツ、Yo La Tengo、Kacey Johansing、Khruangbin、Kings Of Convenience、荒井由実など、自身で好きな曲を選び、それを聴きながらイメージを膨らませ、7インチと12インチのブランクのレコードジャケットをキャンバスにして描いたシリーズを収録しています。
※通常版と、オカタオカとHAPPFATがセレクトした楽曲を収録したMIX CD-R(MIXED by HAPPFAT)付きの限定版があります。
―――
イラストレーターになりたての頃、ある編集者にポートフォリオを見てもらう機会があった。「どんな仕事がしたいの?」と訊かれたので、「音楽が好きなのでミュージシャンのアルバムジャケットとか描いていきたいです。」と答えると、「まぁ好きな仕事だけではイラストレーターとしてやっていけないけどね。」と言われた。
あれから十数年、運良くイラストレーターとしてなんとかやっていけているが、今でもやはりアルバムジャケットのイラストレーションは憧れの仕事のひとつだ。
本書に収録した作品は、自分で好きな曲を選び、それを聴きながらイメージを膨らませ、7インチと12インチのブランクのレコードジャケットをキャンバスにして描いたシリーズ。あくまで勝手にやっていることなので誰からも修正を受けることもない、夢のような楽しい時間だっだ。
今回、作品を描いていく中で、ふとファンアートという言葉が思い浮かんだ。ファンアートとは既存の作品(主にアニメや漫画、ゲームなど)をもとに描かれた二次創作物のことだが、”WALL OF SOUND” は僕にとってのファンアートなのかもしれない。
この作品たちがいつか僕の好きなミュージシャンに届いて、さらにジャケットの依頼が来たりしたら本望だが、まずはご覧いただいたみなさんに「この作品はどんな曲なんだろう」とか、「あの曲のどの部分からイメージしたんだろう」とか、色々妄想を膨らませて楽しんでもらえたら嬉しい。
オカタオカ
―――
オカタオカ OKATAOKA
宮崎と鹿児島の県境で育つ。桑沢デザイン研究所卒業。 書籍やアパレル、広告などにイラストレーションを提供。 ペインティングのみならず、セラミックやウッドカットなど様々な手法の作品も発表している。 近年ではカーアクセサリーブランド〈HIGHWAY/南国灰道倶楽部〉をスタートさせるなど、その活動は多岐にわたる。
https://www.instagram.com/okataoka/
【新入荷】KANON / 山上新平
KANON / 山上新平
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10019
サイン入り
今最も注目されている気鋭の写真家のひとり、山上新平による写真集。
3つの章からなる本作は、安寧を恐れ、否定し続けてきた写真家の過去/現在/未来を、蝶と共に舞い飛びながら追走する構成になっている。巻末には、幅允孝のテキストを収録。造本設計は町口覚。
―――
山上新平にとって、世界は複雑で触れ難いものだった。
カメラを手に山へと分け入り、そこにある木々を凝視して写真を撮る。
崖の上から、海に打ち寄せる波の表情を捉えて写真を撮る。
山上にとって、それが世界と触れあう唯一の手段だった。
ある日、山上の手に傷ついた蝶が止まった。その蝶は、傷を負っても飛ぼうとした。
その日から山上は、蝶の写真を撮りはじめた。
またたく命は、山上にとって世界と自分とを繋ぐよりしろとなった。
KANON ─ それは、またたく命の輪唱。
山上の写真には、現代を生きる私たちの絶望と希望が写っている。
山上新平(Shinpei Yamagami)
1984年神奈川県生まれ。東京ビジュアルアーツ卒業後、イイノ・メディアプロを経て、写真家として活動をはじめる。驚くべき視覚能力を駆使し、徹底して被写体に対峙しながら、写真を描き出す。グループ展「LUMIX MEETS/ BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3」(パリ/東京、2016)を皮切りに、2017年には「Daikanyama photo fair competition」にて奈良美智賞を受賞。その後、「山上新平展」思文閣(東京/京都、2019)、「The Disintegration Loops」POETIC SCAPE(東京、2019)などを経て、2022年デザイナーの皆川明(ミナペルホネン)発行による初めての写真集『Helix』を刊行。2023年、東京都写真美術館が主催の「見る前に跳べ 日本の新進作家 vol.20」に選出され、同展に合わせて造本家の町口覚による『Epiphany』(bookshop M、2023)を刊行。また『liminal (eyes) YAMAGAMI』(bookshop M、2022)を刊行し、同名の展覧会を旧大佛次郎茶亭(鎌倉、2023)で開催。
【新入荷】NEUTRAL COLORS 5 : 伝わらないから伝えたい言語のふしぎ
NEUTRAL COLORS 5 : 伝わらないから伝えたい言語のふしぎ
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10008
NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTIS を世に送り出してきた、編集者・加藤直徳と、気鋭のデザイナー・加納大輔が二人三脚で発行する、インディペンデントな雑誌『NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)』。「超個人的」な体験や創作、記憶をリソグラフなどのハンドメイドな印刷手法を交えながら唯一無二の誌面で発信していきます。
第5号の特集は、「伝わらないから伝えたい言語のふしぎ」。
編集長と親とのストーリーにはじまり、点字の自作、手話言語、タイポグラフィ、オノマトペ、インド言語座談会、動物言語、身体性と言語などなど「言語のふしぎ」を探究した特集です。
【新入荷】生活工芸と古道具坂田 / 菅野康晴
生活工芸と古道具坂田 / 菅野康晴
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9976
『工芸青花』編集長・菅野康晴が、古道具坂田の坂田和實と、三谷龍二をはじめとする「生活工芸」の現代作家たちについて様々な媒体で書いた文章をまとめ、2000年代における工芸について再考した1冊。
―――
2000年代は「生活工芸」と「古道具」の時代でした。前者の代表が木工家の三谷龍二さんで、後者は古道具坂田の坂田和實さんです(当人はそう思っていないかもしれませんが)。「生活工芸」も「古道具」も、既存の権威にたいする抵抗、挑戦という側面がありました。その構図は明快で、しかも奏功します。そういう時代がきていた、ということだったのだろうと思います。いまはあのころのような構図のわかりやすさはうしなわれている気がします。2000年代と2010年代以降をくらべて、決定的な差は、SNSの普及と出版業の衰退でしょう。構図の消失、もしくは氾濫。本書におさめた文章の多くは、2010年代以後に、2000年代を回顧したものです。挑戦者が挑戦される側に、あえていえば弱者が勝者になったあとで、その成果の中身を考えようとしたものです。
(「あとがき」より)
目次
1|ふたつの工芸/生活工芸の「ふつう」/三谷さんと生活工芸の四〇年/台北で気づいたこと/年表「生活工芸」の時代
2|坂田さんの仕事/拙をめぐって−路花さんの書/タパの話
3|古道具坂田と生活工芸派/編集した本/劉檸さんとの対話
【新入荷】第七の男 / ジョン・バージャー
第七の男 / ジョン・バージャー
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9877
小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあった20世紀英国文学における孤高の”ストーリーテラー”こと、ジョン・バージャー(1926-2017)による、今から50年前に欧州の移民問題を扱い、新自由主義経済の暴力の核心に迫った伝説的「告発の書」が待望の初訳で刊行。翻訳は、金聖源、若林恵。
―――
移民問題は、アメリカをはじめ世界各国で今や最大とも言える政治課題となっている。移民労働者の増加は、雇用はもとより、国内の住宅、医療、教育、治安をめぐる社会制度を圧迫する。けれども移民労働なくして、わたしたちの経済はもはや回らない。議論はずっと平行線をたどる。そして、それはいまに始まった話ではない。移民問題の不正義を問うだけでなく、それを指摘し告発することの矛盾や困難と向き合った本が、いまからちょうど50年前に執筆されている。
英国の作家ジョン・バージャー(1926-2017)の『第七の男』(A Seventh Man)がそれだ。美術批評家でもあり、小説家でもあり、詩人でもあり、ジャーナリストでもあったバージャーは、当時すでに社会問題化していた欧州の移民問題を、新聞的な社会派ルポルタージュとも客観的な社会学的エッセイとも異なる独自のやり方で描き出した。文章と写真とを用いて移民問題の核心にある「不自由」へと迫った奇妙な「告発の書」は、半世紀を経たいま、いっそうのリアリティをもって読む者に迫る。
―――
最も政治的で、最も先鋭的で、
最も激しい告発をもって、
最も気高い人間性を証明する。
ジョン・バージャー。
私たちが最も長く愛する作家。
──キム・ソヨン
(詩人/『数学者の朝』『一文字の辞典』ほか)
ジョン・バージャーは、わたしが親密な繋がりを感じる作家のひとりです。
彼の作品は、美と政治の双方に深く関わっているからです。
──レベッカ・ソルニット
(作家・批評家/『ウォークス』『オーウェルの薔薇』ほか)
文章をもって世界の見方を
一変させてしまう作家は数少ない。
バージャーは、そのひとりだ。
──ジャーヴィス・コッカー
(音楽家)
バージャーの作品には、
愛と、芸術と、政治と歴史をめぐる洞察が
つねに折り重ねられている。
──アリ・スミス
(作家/『春・夏・秋・冬』4部作、『両方になる』ほか)
現代英文学において、
バージャーは比類なき存在だ。
ロレンス以降、わたしたちの感覚世界に
これほど配慮しながら、良心をめぐる重大事に
応答した作家はいない。
──スーザン・ソンタグ
(作家・批評家)
バージャーのおかげで、世界は住みよくなった。
──アルンダティ・ロイ
(作家/『小さきものたちの神』『帝国を壊すために』ほか)