2024-06

7月24日(水)鞍田崇×朝倉圭一「わからないまま、いとおしい民藝」——『わからないままの民藝』出版記念トークイベント


 

鞍田崇×朝倉圭一「わからないまま、いとおしい民藝」——『わからないままの民藝』出版記念トークイベント
日程:2024年7月24日(水)
時間: 開場|19:00 開演|19:30
参加費:1,500円(500円分お買い物券付)
定員:25名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください ※定員に達しました。

 

飛騨高山の工藝店「やわい屋」店主の朝倉圭一さんが“新時代の民藝”の姿を生き生きと綴った『わからないままの民藝』(作品社)。
本書の刊行を記念して、民藝に造詣の深い哲学者の鞍田崇さんと朝倉さんをお迎えして、トークイベントを開催します。テーマは「わからないまま、いとおしい民藝」。民藝の器や地域とのつながりなど、多岐にわたってお話しいただく予定です。ぜひご参加ください!

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朝倉圭一『わからないままの民藝』
作品社 定価:本体2,700円(税別)

わからなくて、愛おしい。
飛騨高山の工藝店「やわい屋」の店主が“新時代の民藝”の姿を生き生きと綴った、これまでにない、新しい民藝エッセイ。

「わからないまま」は、「わかる」や、「わかった」よりもずっと信頼できる。
なんとなく、且つ、強く、そう感じている僕ですが、この本を読んでそれに自信が持てました。
生活者の体感と、博識な言語世界を縦横無尽に旅して、独特な感性で見つめるような朝倉さんの思索や活動は、それ自体が民藝のよう。さすが、民藝運動の父・柳宗悦が「旅の心を誘うところ」と言った飛騨国に生まれ育った人です。
――星野概念(精神科医など)

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鞍田崇(くらた・たかし)
1970年兵庫県生まれ。哲学者。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。現在、明治大学理工学部准教授。著書に『民藝のインティマシー――「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会)、『「生活工芸」の時代』(共著、新潮社)、『道具の足跡』(共著、アノニマ・スタジオ)、『〈民藝〉のレッスン――つたなさの技法』(編著、フィルムアート社)など。

 

朝倉圭一(あさくら・けいいち)
1984年岐阜県高山市生まれ。民藝の器と私設図書館「やわい屋」店主。愛知県立芸術大学非常勤講師、飛騨民芸協会理事、雑誌『民藝』編集委員。移築した築150年の古民家に家族で暮らしながら、器を売って本を読んで暮らしている。松本紹圭『日常からはじまるサステナビリティ』(淡交社、2024年)に対談者の一人として参加している。Podcast「ちぐはぐ学入門」を不定期で配信中。

 

※定員に達しました。

尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

2024-06-27 | Posted in EventComments Closed 

 

Yuri Hasegawa Exhibition 『May I come in ?』

Yuri Hasegawa Exhibition 『May I come in?』
2024年7月27日(土) 〜 8月5日(月)

著名人やミュージシャン、どこかで見たようなキャラクターをモチーフに、ユーモラスでユニークなぬいぐるみ作品を発表するアーティスト、長谷川有里による個展を開催します。

長谷川有里 | Yuri Hasegawa
三重県生まれ。東京を拠点に、ぬいぐるみ作品を制作、発表している。2017年に作品集『Since I First Met You』、2019年に『Have You Seen Them』、2023年に『This Is Not What Thought』(Utrecht)をリリース。
Instagram: @yurippe85

2024-06-24 | Posted in ExhibitionComments Closed 

 

8月17日(土)こと、ばと、ことば。<詩と短歌 ことばが立ち上がるとき> 大崎清夏・岡本真帆 朗読会&クロストーク

 
8月17日に岐阜県の各務ヶ原にてスペシャルなイベントを企画させていただきました。ぜひご参加ください!

こと、ばと、ことば。<詩と短歌 ことばが立ち上がるとき>
日時:2024年8月17日(土)18:00~20:00(受付開始 17:30~) 
※イベント進行状況により終了予定時刻は前後する可能性があります。   
会場:TOUAMACHI KAIKAN 2F ホール(各務原市各務字那加東亜町106)
出演:大崎 清夏(詩人)、岡本 真帆(歌人)
ファシリテーター:黒田 義隆(ON READING)
参加費:1,000円(全席自由)
事前オンライン決済 or 当日現金支払い
定員:70名(申込順)
アクセス
・JR高山本線「那加駅」から徒歩5分
・名鉄各務原線「新那加駅」から徒歩6分
・駐車場 約50台

詳細・ご予約:https://www.kakamigahara-mirai.or.jp/event/10852/
※申込受付開始:7月1日(月)12:00~

主催:(公財)かかみがはら未来文化財団
共催:各務原市
後援:各務原市教育委員会
企画制作:ON READING、LIVERARY
デザイン:武部 敬俊(LIVERARY)
共同:(株)OUR FAVORITE CAPITAL

岐阜県のかがみがはら未来文化財団が、従来の枠にとらわれない〈文芸〉のイメージを発信し、その魅力を再発見してもらうことを目標に取り組んでいる文芸企画『こと、ばと、ことば』。

今年度は「詩」と「短歌」をテーマに開催します。

ゲストには、舞台公演や映像作品でのコラボレーションも多数手がける、今最も注目される詩人の一人・大崎清夏さんと、SNS を中心に注目を浴び、第一・第二歌集ともに異例の大ヒットを記録している若手歌人・岡本真帆さんをお招きします。
お二人の朗読を味わいつつ、それぞれの詩、短歌がどのように生まれるのか、また詩と短歌の共通点や違いなどをお話いただきながら、その魅力や面白さに改めて触れられる場にしていきたいと思います。

ファシリテーターを務めるのは、名古屋の書店&ギャラリー「ON READING」店主であり、出版レーベル「ELVIS PRESS」代表 / ブックデザイナーでもある黒田義隆さん。お二人とのトークセッションも行います。また、当日はON READINGによる物販があります。

お二人のファンはもちろん、詩や短歌に興味がある方から、朗読のイベントってどんな感じ?と気になっている方まで、皆さまにお会いできることを楽しみにしています!

2024-06-27 | Posted in EventComments Closed 

 

【新入荷】生活工芸と古道具坂田 / 菅野康晴

生活工芸と古道具坂田 / 菅野康晴
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9976

『工芸青花』編集長・菅野康晴が、古道具坂田の坂田和實と、三谷龍二をはじめとする「生活工芸」の現代作家たちについて様々な媒体で書いた文章をまとめ、2000年代における工芸について再考した1冊。

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2000年代は「生活工芸」と「古道具」の時代でした。前者の代表が木工家の三谷龍二さんで、後者は古道具坂田の坂田和實さんです(当人はそう思っていないかもしれませんが)。「生活工芸」も「古道具」も、既存の権威にたいする抵抗、挑戦という側面がありました。その構図は明快で、しかも奏功します。そういう時代がきていた、ということだったのだろうと思います。いまはあのころのような構図のわかりやすさはうしなわれている気がします。2000年代と2010年代以降をくらべて、決定的な差は、SNSの普及と出版業の衰退でしょう。構図の消失、もしくは氾濫。本書におさめた文章の多くは、2010年代以後に、2000年代を回顧したものです。挑戦者が挑戦される側に、あえていえば弱者が勝者になったあとで、その成果の中身を考えようとしたものです。
(「あとがき」より)

目次
1|ふたつの工芸/生活工芸の「ふつう」/三谷さんと生活工芸の四〇年/台北で気づいたこと/年表「生活工芸」の時代
2|坂田さんの仕事/拙をめぐって−路花さんの書/タパの話
3|古道具坂田と生活工芸派/編集した本/劉檸さんとの対話

2024-06-24 | Posted in NewsComments Closed 

 

井上弁造 / 奥山淳志『BENZO ESQUISSES 1920-2012』出版記念展覧会

井上弁造 / 奥山淳志『BENZO ESQUISSES 1920-2012』出版記念展覧会
2024年6月29日(土)~7月15日(月祝)
※7月13日(土)はギャラリーのみ臨時休業となります。

写真家・奥山淳志の写真集『BENZO ESQUISSES 1920-2012』の出版記念展を開催します。
本展では、奥山淳志の写真作品と、本書に収録された井上弁造のエスキース(原画)作品を展示販売いたします。
ぜひご覧ください。

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BENZO ESQUISSES 1920-2012について

1920年に北海道で生まれた井上弁造さんは、2012年に92歳で逝くことになる。
遠い少年時代、北海道開拓の過酷な生活のなかで絵を描くことに目覚め、通信制の似顔絵講座からはじまった絵描きへの夢は、弁造さんの人生そのものだったといえるだろう。
ただ、人生は思い通りにいかないことの方が多い。誰の人生にもあることだが、弁造さんは結局、自らの夢を叶えることができなかった。一生を通じて絵を描き続けたにもかかわらずたった一度の個展を開くこともなく逝ってしまった。果たして、そのような人を“絵描き”と呼んでいいものかと迷うときもある。そんなとき、僕は決まって弁造さんが暮らした小さな丸太小屋に遺されていた膨大なエスキース(習作)を思い起こす。晩年の弁造さんはエスキースばかり描き、絵を完成させることをしなかった。「自らの理想とする絵に近づくために」というのがその理由だったが、執拗にエスキースを描き続けた弁造さんの姿を思い返すと、僕には別の目的があったのではないかと思えてくる。弁造さんは最期まで切実な思いを持って絵を描き続けるために、最期まで絵を描くことを愛していると言い放つために、絵を完成させなかったのではないだろうか。

弁造さんが逝って今年で11年目、僕は変わることなく弁造さんが遺した庭に立ち、「弁造さん」という存在を僕のなかに取り込んでいった。僕はそうすることでしか、弁造さんが生きることが遠ざかるのを防ぐことができなかった。でも、今思うのは、庭と絵を愛し続けたその人生は弁造さんのものだ。この気づきがカメラをエスキースに向けるという行為のはじまりでもあった。
今日、エスキースを弁造さんに返そうと思う。

2023年7月5日
奥山淳志
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奥山淳志『BENZO ESQUISSES 1920-2012』スライドショー&トーク
日程:2024年6月29日(土)
時間:18:30~ スタート
会場:ON READING GALLERY
料金:1,000円(ON READINGお買い物券500円分付)
予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。

尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

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BENZO ESQUISSES 1920-2012
2023年8月1日 500部 私家版発行
定価6000円(税別)

奥山 淳志
おくやま あつし
写真家
1972年 大阪生まれ。京都外国語大学卒業。
1995〜1998年 東京で出版社に勤務した後、1998年、岩手県雫石に移住し、写真家として活動を開始。以後雑誌媒体を中心に北東北の風土や文化を発表するほか、近年は、フォトドキュメンタリー作品の制作を積極的に行っている。

受賞
2024年『第32回 林忠彦賞』受賞
2022年『令和4年度 岩手県芸術選奨』受賞
2019年『第35回 写真の町 東川賞 特別作家賞』受賞
2018年『2018年 日本写真協会賞 新人賞』受賞
2015年『第40回 伊奈信男賞』受賞
2006年『フォトドキュメンタリーNIPPON 2006』(ガーディアン・ガーデン)選出

著作
2023年『BENZO ESQUISSES 1920-2013』私家版
2021年『動物たちの家』みすず書房
2019年『庭とエスキース』みすず書房
2018年『弁造 Benzo』私家版
2012年『とうほく旅街道』河北新報出版センター
2006年『フォトドキュメンタリーNIPPON』ガーディアン・ガーデン
2004年『手のひらの仕事』岩手日報社刊
2003年『岩手旅街道』岩手日報社

個展・グループ展
2023-24年「BENZO ESQUISSES 1920-2012」全国巡回
2021-22年「動物たちの家」全国巡回
2020年「光のゆくさき」上り屋敷ギャラリー(東京)
2019-20年「弁造さんのエスキース展」全国巡回
2019年「さようならのはじまり」KOBE819 GALLERY
2018年「庭とエスキース」銀座ニコンサロン(東京)・大阪ニコンサロン(大阪)
2016年「あたらしい糸に Country Songsより」大邱フォトビエンナーレ2016(韓国大邱)
2015年「あたらしい糸に Country Songsより」銀座ニコンサロン(東京)
2012年「彼の生活 Country Songsより」銀座ニコンサロン(東京)「彼の生活 Country Songsより」大阪ニコンサロン(大阪)
2010年「Drawing 明日をつくる人 vol.2」トーテムポールフォトギャラリー(東京)
2009年「今、そこにある旅(東京写真月間)」コニカミノルタフォトギャラリー(東京)
2008年「明日を作る人」新宿ニコンサロン(東京)
2006年「Country Songs ここで生きている」ガーディアンガーデン(東京)・ギャラリーヒラキン(岩手)
2005年「旅するクロイヌ」up cafe(岩手)

2024-06-03 | Posted in Past-ExComments Closed 

 

佐藤憲治木彫り熊展 “53/100” in NAGOYA

 

佐藤憲治木彫り熊展 “53/100” in NAGOYA
2024年7月19日(金)~7月22日(月) 

今年は北海道で木彫り熊が誕生して100周年。
その100年のうち、53年間も彫り続けている現役の巨匠彫刻家・佐藤憲治さんの作品を展示販売します。徳島の本藍染を施したスペシャルなものも並びます。どうぞお楽しみに!

\\ 開廊時間 //
7月19日(金) 12:00-19:00
7月20日(土) 12:00-19:00
7月21日(日) 12:00-19:00
7月22日(月) 12:00-16:00

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佐藤憲治
1950年 ラベンダーの里富良野市に生まれる
1973年 「さとう熊」創業者 兄紀昭氏に師事
1985年 独立 創作木彫のさとう を旭川市に設立
1996年 この頃よりフクロウを独自の手法で彫りだす
2002年 魚類に着目し鮭は勿論 カレイ かじか 深海魚 など彼のファンの様々な発注に対応する
2018年 以前より手掛けていたザックリしたカット彫りの熊を「憲ちゃん熊」として発表

 

企画・主催:ROOMS @roomsifs |ヴァダアンティークス @vadaantiques

2024-06-15 | Posted in Past-ExComments Closed 

 

6月26日(水)『BETTER FOOD vol.2』刊行記念お話会:わたしたちの食の未来のために

 

『BETTER FOOD vol.2』刊行記念お話会:わたしたちの食の未来のために
日程:2024年6月26日(水)
時間:open | 19:00  ,  start | 19:30~
参加費:1,500円(500円分お買い物券付・overview coffeeのコーヒー、または紅茶付)
定員:15名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください ※定員に達しました。

 

食分野におけるサステナビリティの先行事例を紹介するインディペンデントな雑誌『BETTER FOOD』

大量生産・大量消費を基本に設計された現代のフードシステムのなかで、絶望することなく、より良い食の未来を目指している人はどんな実践や挑戦をしているのだろうか。

創刊号を見せていただいたとき、充実した記事、美しい写真、先進的なコンテンツが詰まったこの雑誌がたったひとりで作られているということに本当に驚きました。

取材、編集、デザインすべてを手掛ける『BETTER FOOD』の編集長を囲んで、雑誌を作り始めたきっかけ、取材秘話、特集テーマの「ファーム・トゥ・テーブル」と「リジェネラティブ」について、フードビジネスにまつわる疑問や、食の未来に希望はあるのかなど、ざっくばらんにお話を伺います。

2号で取材されたOVERVIEW COFFEEのコーヒーを飲みながら、ベストではなくとも、よりベターな未来について、皆さんとお喋りできたらと思っています。

飲食業界に携わる人はもちろんのこと、食の未来を考えたい人、雑誌づくりに興味がある人など、どうぞご参加をお待ちしております!

協力:喫茶prologue

※定員に達しました。

尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

2024-06-06 | Posted in EventComments Closed