2023-02

箕輪麻紀子 mini exhibition 『My town』

 

Makiko Minowa Mini Exhibition「My town」
H TOKYO – NEW HANDKERCHIEF COLLECTION –
2023年3月25日(土)~4月16日(日)

イラストレーター、箕輪麻紀子の展示を開催します。
本展では、今春、ハンカチの専門店「H TOKYO」からリリースされた新作コレクションの原画を中心に展示し、4種類のハンカチも販売いたします。

箕輪麻紀子
イラストレーター
東京都出身、在住
武蔵野美術大学卒業
イラストレーション青山塾修了
広告、書籍、雑誌などの分野で活動。作品集『Film』,『ESCAPE』(共にELVIS PRESS),『Float 』(DOOKS)等。
http://www.makikominowa.com/

2023-02-25 | Posted in Past-ExComments Closed 

 

2023年3月12日(日)畑中章宏の民俗学的読書術 第4回 牛腸茂雄『SELF AND OTHERS』

アーカイブ配信:畑中章宏の民俗学的読書術 第4回 牛腸茂雄『SELF AND OTHERS』
視聴料:1,500円(税込) 約120分
※2023年4月16日(日)までの期間限定配信となります。
※お申込み完了後、2日以内に配信URLとPDFのレジュメをお送りします。(携帯のアドレスはご遠慮ください)

※アーカイブ配信販売は終了しました。

 

畑中章宏の民俗学的読書術 第4回 牛腸茂雄『SELF AND OTHERS』
日時:2023年3月12日(日) 14時~16時
参加費:1,500円(会場参加 or オンライン参加:アーカイブ配信あり)
※会場参加の場合はON READINGお買物券500円分付
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。

民俗学者の畑中章宏さんをお招きしてのイベント『畑中章宏の民俗学的読書術』を、不定期開催していきます。「民俗学」をキーワードに、様々な本を、より多角的、多面的に味わっていきましょう。

 

私は民俗学者ですが、このイベントでは、「この本が、どうして、民俗学と関係あるの?」という反応がかえってきそうな本を、毎回とりあげていくつもりです。どうしてそんな本を選ぶのかというと、みなさんが民俗学に抱く〝固定観念〟をときほぐしたいと思うからです。

民俗学とは一見つながりがなさそうな現代思想の著作、小説、童話、詩集、紀行文学、科学書などなどを、 私なりの問題意識から読み解いていくことで、民俗学が現在進行形のリアルな学問・方法であることを皆さんに知っていただきたいのです。

牛腸茂雄(ごちょう・しげお)という写真家を皆さんはご存じでしょうか?

牛腸さんは1946年に新潟県加茂市で生まれ、桑沢デザイン研究所で写真を学び、1977年に写真集『SELF AND OTHERS』を自費出版しました。幼少時に胸椎カリエスを患っていた牛腸さんは、83年に36歳で夭折しますが、残された写真群は魅力を放ちつづけています。

牛腸さんの写真表現が写真史上で「コンポラ写真」と呼ばれる動向のなかに位置づけられること、牛腸さんの学生時代の日本が市民運動、学生運動が盛んな時代だったこと、また胸椎カリエスという難病に向き合う人生だったことなどが、『SELF AND OTHERS』に定着された写真世界を語る際に関連づけられてきました。もちろんこうした文脈を抜きにして、牛腸さんの写真を見ることは重要ですが、それ以外の読み方はないのでしょうか。

民俗学や写真史、写真論において〈民俗写真〉と呼ばれる領域があります。民俗写真は一般的に、共同体ごとに行われている祭りや行事、あるいはそこでの日常風景を捉えたものだとみなされています。しかしそれでは都市に住む人々の生活や感情は〈民俗写真〉の対象からははずれるのでしょうか。じつは私は牛腸さんの写真にも〈民俗的〉な感情が流れていて、それを読み取ることができそうだと想像しているのです。

そんなふうに今回は、日本の現代写真のなかでもとくに個性的な輝きを放つ『SELF AND OTHERS』を〈民俗学〉〈民俗写真〉の視点から読み解いていきたいと思います。

(畑中章宏)

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畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。著書に『柳田国男と今和次郎』『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『先祖と日本人』(日本評論社)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『関西弁で読む遠野物語』(エクスナレッジ)、『日本疫病図説』(笠間書院)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(春秋社)ほか。

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『Self and Others: 牛腸茂雄写真集』
本体価格¥4,800
未来社(ISBN:978-4624710637)

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『牛腸茂雄全集 作品編』
本体価格¥8,000
赤々舎(ISBN:978-4-86541-157-7)

 

※アーカイブ配信販売まで、今しばらくお待ちください。

【会場参加の方】
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

【オンライン参加の方】
原則キャンセル不可となります。予めご了承ください。

オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前に、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへ、ミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。

なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。

アーカイブ配信もございます。

2023-02-04 | Posted in EventComments Closed 

 

ひがしちか(Coci la elle)画集「傘の素(もと)」原画展

 

ひがしちか(Coci la elle)画集「傘の素(もと)」原画展
2023年3月18日(土)~ 4月2日(日)
※3/18(土)はイベントのため、通常営業は16:00よりオープン
※3/21(火祝)は営業、3/22(水)は振替休日

2010年に主宰のひがしちかが日傘作家としてスタートし、2022年8月に幕を閉じた唯一無二の傘屋 「Coci la elle(コシラエル)」 。
一点ものの日傘からはじまり、次第に量産できる雨傘や兼用傘のために 絵を描くようになり、12年の間で傘はもちろん、本の挿画、ポスター、パッケージ、生地、小物など、気づくと200点以上になりました。それらの絵から130点ほどを選別し、描く楽しさを惜しみなく閉じ込めた画集 『傘の素』 の発売を記念し、原画の展示販売をいたします。

私にとってこの原画たちは日々の集積であり、想いを封じ込めた閉じ込めた傘の素であり、その瞬間の出来事、そして私の芯です。

―ひがしちか

 

トークイベント「降っても、晴れても」
日程:3月18日(土)
時間: 13:00 OPEN / 14:00~ START
GUEST:ひがしちか
参加費:1500 円(500円分のお買物券+星月夜さんのおやつ付)※要予約
会場:ON READING
予約:下記フォームよりお申し込みください。
Coci la elle(コシラエル)主宰、ひがしちかさんによるお話会です。傘をつくること、会社を経営していくこと、本づくりについて、家族や子育て、移住生
活について。晴れの日も、雨の日もあったこれまで、そしてこれから。いただいたご質問やリクエストを元にお話をお伺いします。ご参加いただく皆さんと、何かを分け合えるようなゆるやかな会になればと思っています。

 

ひがしちか
作家。1981年長崎県生まれ。2010年独学で傘を作り出し、日傘に直接絵を描き1点物の日傘屋としてCoci la elle(コシラエル)を立ち上げる。本の装画、パッケージや、テキスタイル図案、イラスト、ロゴなど、垣根なく、幅広く絵を描いている。独特の色彩と、コラージュなどの手法で作品を次々と生み出し、描いた絵を日常の物へと変化させる。3児の母。住まいとアトリエは標高1180Mの八ヶ岳の山麓にある。


書籍情報
タイトル:ひがしちか/Coci la elle 傘の素(もと)
デザイン:宮村ヤスヲ
テキスト:ひがしちか、金森香、藪前知子
印刷設計:杉村勉(グリンピース)
定価:本体 8800 円(税別)
判型:A4判/176ページ/ソフトカバー(特大カバー)/特製ハンカチ&栞付き
初版500部シリアルナンバー,サイン入り
テキスト:日本語
ISBN978-4-908062-45-2 C0071

 

 

※風邪症状がある人や体調不良の人は、参加をお控えください。その場合のキャンセル料はいただきません。
※会場には、アルコール消毒液の設置をしております。

尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

2023-02-03 | Posted in Past-ExComments Closed 

 

【新入荷】OMAMORI / 湯浅景子 KEIKO YUASA

 

OMAMORI / 湯浅景子 KEIKO YUASA
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9185

初版限定1000部発行
作家謹製お守り付き

塗り重ねた色の上に針で引っ掻くようにして絵を描き、独特のマチエールを持った作品をつくり出す画家、湯浅景子による作品集。

作家自身が「オマモリ」として普段身につけているアクセサリや、持ち歩いている手紙、薬瓶などに加え、背守り、折り鶴、しめ縄など、古来より人々が暮らしの中で安らぎや平和、魔除けを願いつくってきたものを、その想いや祈りを重ねながら描いています。

カバーを外すと、金の箔押しで施された折り鶴が現れます。巻末には、原画作品の一部を切り取り落款した、作家謹製のお守り付き。

―――

湯浅景子 keiko yuasa:
1973年生まれ、名古屋市在住。2020年HB GALLERY ファイルコンペvol.30 <藤枝リュウジ賞>大賞 ほか受賞多数。
https://www.keikoyuasa.com/

 

2023-02-03 | Posted in NewsComments Closed 

 

2023年3月10日(金)『わたしは思い出す I remember ─ 11年間の育児日記を再読して』刊行記念トーク

 

『わたしは思い出す I remember ─ 11年間の育児日記を再読して』刊行記念トーク

日程:2023年3月10日(金)
時間:オープン 19:00、スタート19 : 30~
ゲスト:松本篤(AHA!)
料金:1,500円(お買物券500円付)
定員:20名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。

大地震後の11年を生きたひとりの女性の育児日記を再読する、想起と忘却の生活史『わたしは思い出す』
仙台に暮らすかおりさん(仮名)は、2010年6月に第一子を出産し、その9ヶ月後に東日本大地震を体験。
それからの歳月を〈震災〉という大きな主語ではなく、〈わたし〉を主語にした語りから捉え直します。

本書の刊行を記念して、本プロジェクトの聞き手・編集・構成・撮影を担当された松本篤さん(AHA!)をお迎えして、本書制作の裏側や、普段の活動の中で考えていらっしゃることなど、さまざまなお話をお伺いいたします。

日記を書くこと、読み直すこと。他人の記憶をなぞること。記録と記憶のあいだにあるもの――。
あなたとは全く違う、同じ〈あの日〉を読むことで、あなたは一体何を思い出すのでしょうか。
本書を読んで思い出したこと、話したいと思ったことなど、ご参加者のお話も伺えたらと思っています。
是非、ご来場をお待ちしております。

 

AHA![Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ]
人は、経験していないことを、どのように経験できるのか──。そんな問いを掲げた、《私》の記録と記憶に着目したアーカイブ・プロジェクト。2005年に大阪にて始動する。これまでに、記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル1936-83』(生活工房、2019)などを企画。2022年からは、出版レーベルとしての活動も開始。本書『わたしは思い出す』はその第1弾。「小さな記録の誕生日を祝おう」がプロジェクトの行動指針。

特設サイト『わたしは思い出す』
http://aha.ne.jp/iremember/


わたしは思い出す 11年間の育児日記を再読して / AHA!(企画)
販売価格:3,500円

※風邪症状がある人や体調不良の人は、参加をお控えください。その場合のキャンセル料はいただきません。
※会場には、アルコール消毒液の設置をしております。

尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

2023-02-18 | Posted in EventComments Closed