2024-08
【新入荷】KANON / 山上新平
KANON / 山上新平
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10019
サイン入り
今最も注目されている気鋭の写真家のひとり、山上新平による写真集。
3つの章からなる本作は、安寧を恐れ、否定し続けてきた写真家の過去/現在/未来を、蝶と共に舞い飛びながら追走する構成になっている。巻末には、幅允孝のテキストを収録。造本設計は町口覚。
―――
山上新平にとって、世界は複雑で触れ難いものだった。
カメラを手に山へと分け入り、そこにある木々を凝視して写真を撮る。
崖の上から、海に打ち寄せる波の表情を捉えて写真を撮る。
山上にとって、それが世界と触れあう唯一の手段だった。
ある日、山上の手に傷ついた蝶が止まった。その蝶は、傷を負っても飛ぼうとした。
その日から山上は、蝶の写真を撮りはじめた。
またたく命は、山上にとって世界と自分とを繋ぐよりしろとなった。
KANON ─ それは、またたく命の輪唱。
山上の写真には、現代を生きる私たちの絶望と希望が写っている。
山上新平(Shinpei Yamagami)
1984年神奈川県生まれ。東京ビジュアルアーツ卒業後、イイノ・メディアプロを経て、写真家として活動をはじめる。驚くべき視覚能力を駆使し、徹底して被写体に対峙しながら、写真を描き出す。グループ展「LUMIX MEETS/ BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3」(パリ/東京、2016)を皮切りに、2017年には「Daikanyama photo fair competition」にて奈良美智賞を受賞。その後、「山上新平展」思文閣(東京/京都、2019)、「The Disintegration Loops」POETIC SCAPE(東京、2019)などを経て、2022年デザイナーの皆川明(ミナペルホネン)発行による初めての写真集『Helix』を刊行。2023年、東京都写真美術館が主催の「見る前に跳べ 日本の新進作家 vol.20」に選出され、同展に合わせて造本家の町口覚による『Epiphany』(bookshop M、2023)を刊行。また『liminal (eyes) YAMAGAMI』(bookshop M、2022)を刊行し、同名の展覧会を旧大佛次郎茶亭(鎌倉、2023)で開催。
【新入荷】NEUTRAL COLORS 5 : 伝わらないから伝えたい言語のふしぎ
NEUTRAL COLORS 5 : 伝わらないから伝えたい言語のふしぎ
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/10008
NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTIS を世に送り出してきた、編集者・加藤直徳と、気鋭のデザイナー・加納大輔が二人三脚で発行する、インディペンデントな雑誌『NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)』。「超個人的」な体験や創作、記憶をリソグラフなどのハンドメイドな印刷手法を交えながら唯一無二の誌面で発信していきます。
第5号の特集は、「伝わらないから伝えたい言語のふしぎ」。
編集長と親とのストーリーにはじまり、点字の自作、手話言語、タイポグラフィ、オノマトペ、インド言語座談会、動物言語、身体性と言語などなど「言語のふしぎ」を探究した特集です。
10月5日(日) 『よむ・きく・はなす Vol.9』視覚障害者情報提供施設がお送りする読書会
視覚障害者情報提供施設がお送りする読書会
『よむ・きく・はなす Vol.9』
本が真ん中、本好き同士が話すだけ。見えない人も見える人も一緒に。
日時:2024年10月5日(日) 12:00~14:00
会場:ON READING GALLERY (名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2A&2B)
定員:8名 ※申し込み多数の場合は抽選
課題本:寺井奈緒美著 『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)
この愛すべき、くだらなさ。
歌人として活動するほか、habotan名義で土人形を制作している寺井奈緒美による、初の短歌&エッセイ集。
2021年の秋からおよそ1年の間に書いたエッセイ80篇と短歌160首を収録。
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【参加条件】課題作を読み終えていること
【申し込み受付期間】2024年9月2日(月)~9月13日(金)
【申し込み方法】電話またはEメールにて
電話の場合:052-654-4441へお掛けください。
受付時間:日曜~金曜9:30~17:00
Eメールの場合:送信先メールアドレス
yomukikuhanasu@nagoya-lighthouse.jp
※件名を「読書会応募」としていただき、本文にお名前(ふりがな)、当日連絡のつくお電話番号、参加人数、見え方や読みづらさなど、事前に伝えたい内容がございましたらお書き添えください。センターからの返信をもってご応募完了といたします。
【当日のアクセス】公共交通機関をご利用ください。
地下鉄東山線「東山公園駅」2番出口から徒歩1分。
カメダビルのスロープを上がり2階へ
【視覚障害者情報提供施設とは】
視覚障害者及び視覚による表現の認識が困難な方々に対して、点字や音声での図書製作をはじめ、暮らしに密着した地域・生活情報などを提供する施設です。
少人数での開催ですので、読書会デビューの方にも深く語りたいという方にもお勧めです!
当日はリラックスしてご参加ください。
ご応募は9月13日(金)まで!
前回までの読書会の様子を下記URLに公開しています。
https://note.com/dokushokai_lh/n/n3d94b54c3888
9月21日(土)武田砂鉄のサタデーナイトトークショー
日程:2024年9月21日(土)
時間: 開場|18:30 開演|19:00
参加費:2,500円(500円分お買い物券付)
定員:30名(要予約)
予約:
ライター、編集者、ラジオパーソナリティーとして、社会や世相に対し、鋭い視点、着眼点で「問い」を投げかけている武田砂鉄さんをお招きしてのトークイベントを開催します。
みなさまからの質問を交えながらの、軽妙洒脱なフリートーク。
ぜひご参加ください。
武田 砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年、東京都生まれ。ライター。出版社勤務を経て、2014 年から週刊誌、ファッション誌、新聞、webなど幅広いメディアで多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。15年、『紋切型社会言葉で固まる現代を解きほぐす』で第25回Bunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『芸能人寛容論テレビの中のわだかまり』『コンプレックス文化論』『日本の気配』『偉い人ほどすぐ逃げる』『マチズモを削り取れ』『べつに怒ってない』『今日拾った言葉たち』『父ではありませんが第三者として考える』『なんかいやな感じ』など。
※定員に達しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
KOKOLIS exhibition vol.15
KOKOLIS exhibition vol.15
2024年9月5日(木)~9月9日(月)
※最終日は19時まで
革鞄・革小物ブランド KOKOLIS(ココリス)15回目の展示受注会。
気付けば毎日、何年も使ってしまう。いつでも ”ちょうど良い” KOKOLISの革製品。この機会にぜひお試しください。
商品はすべてセミオーダーメイド。サンプル品をベースに、革色や仕様をお選びいただけます。
(約2~3ヶ月後のお渡しとなります。・一部即売品もございます)
KOKOLIS
ハンドメイドの革鞄と小物のオーダーメイドブランド。気張らず使いやすいデザインと、長く愛用できる丈夫で丁寧なつくりにこだわり、デザインから染色、縫製、仕上げまで、一点一点すべて手作業で制作しています。
http://www.kokolis.jp/
instagram : kokolis_sk
NEUTRAL COLORS Exhibition『NC別冊「ほんとの本づくりの話をしよう」滞在制作』
NEUTRAL COLORS Exhibition『NC別冊「ほんとの本づくりの話をしよう」滞在制作』
2024年8月19日(月)~8月29日(木)
※最終日は17時まで。
NEUTRAL COLORS 第6号「滞在」特集に向けて、NEUTRAL COLORSが実際にリソグラフ実機を使い印刷しつづける日々を展示します。2023年夏に東山公園を席巻した丁合ゾンビが再びやってくる。
第5号「言語」特集をリリースしたばかりのNEUTRAL COLORSが早くも6号に向けて始動。特集は「滞在」。
2023年にON READINGで製作したNC別冊。そのときの滞在制作で感じた「知らない人を巻き込みながら作業する」「雑誌つくりを開いていく」。そんな楽しさがずっと心に残っていました。というわけで第2弾をふたたびON READINGにて滞在製作させていただきます。テーマは「Sound of Book Making ほんとの本づくりの話をしよう」。今回つくる雑誌は、NEUTRAL COLORSが出会う、本にまつわる人々のインタビュー集です。リソグラフ印刷、折り、丁合、綴じ作業を11日かけて行い、雑誌を完成させます。現場見学はもちろん製作に加わっていただけたらうれしいです。
NEUTRAL COLORSとは、独立した出版社であり、発行する雑誌であり、印刷製本所の名前でもあります。3つは有機的につながります。NEUTRAL COLORSの出版スタイルは、少人数が集まって印刷、製本、流通までを一貫して行うもの。廃棄を前提とした大量商業印刷と少部数のインディペンデントの中間(雑誌で5000部/書籍やアートブックで300〜1000部ほど)、経済的に持続可能な中規模出版モデルを目指します。
https://neutral-colors.com/
https://www.instagram.com/neutral_colors_magazine/
日程:2024年8月25日(日)
時間: 18:00 スタート
参加費:無料
定員:20名(要予約)
予約:
NEUTRAL COLORS 編集長・加藤直徳と、デザイナー・加納大輔をお招きして、次号の特集テーマである『滞在制作』についてお話を伺います。
NEUTRAL COLORS 5 : 伝わらないから伝えたい言語のふしぎ
NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTIS を世に送り出してきた、編集者・加藤直徳と、気鋭のデザイナー・加納大輔が二人三脚で発行する、インディペンデントな雑誌『NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)』。「超個人的」な体験や創作、記憶をリソグラフなどのハンドメイドな印刷手法を交えながら唯一無二の誌面で発信していきます。
第5号の特集は、「伝わらないから伝えたい言語のふしぎ」。
編集長と親とのストーリーにはじまり、点字の自作、手話言語、タイポグラフィ、オノマトペ、インド言語座談会、動物言語、身体性と言語などなど「言語のふしぎ」を探究した特集です。
NEUTRAL COLORS TALKSHOW『“滞在制作”のゆくえ』
※定員に達しました。