2022-10
湯浅景子 個展『オマモリ』
湯浅景子 個展『オマモリ』
2022年12月3日(土)~12月18日(日)
※12月8日(木)は臨時休業となります。
作家在廊日:12月3日(土)、4日(日)
塗り重ねた色の上に針で引っ掻くようにして絵を描き、独特のマチエールを持った作品をつくり出す画家、湯浅景子の個展を開催します。
これまでも様々な「モノ」を描いてきた作家が今回選んだテーマは「オマモリ」。
作家自身が「オマモリ」として普段身につけているものや、背守り、折り鶴、指輪や装飾具など、人々が営みの中で安らぎや平和を願いつくってきたモノを、その想いや祈りを重ねながら描いた作品を展示します。
湯浅景子 keiko yuasa
1973年生まれ、名古屋市在住。
2020年HB GALLERY ファイルコンペvol.30
<藤枝リュウジ賞>大賞、他受賞多数。
www.keikoyuasa.com
【新入荷】THE CLOUD, THE BIRD AND THE PUDDLE / Ola Rindal
THE CLOUD, THE BIRD AND THE PUDDLE / Ola Rindal
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9020
サイン入り
ファッション・フォトの領域で活躍しながらも、アート写真の作品制作を通して、写真というメディアに対して詩的なアプローチを試みている、ノルウェー人フォトグラファー、オラ・リンダル(Ola Rindal)の作品集。
本作の舞台は、自身が暮らすフランスの街、ロマンヴィル。息子との日々を捉えた写真にはあたたかな慈しみが溢れ、どこか懐かしさも感じる。
「ロマンヴィル。霧は晴れたが、雨はまだ空気に浮かんでいる。ガレージドアや雪跡の間のアスファルト上に水たまりができている。水面はまるで鏡のように、周囲の空や建物を反射している。遠くのサイレンの音と鳩の鳴き声が混ざり合っている。私は、息子の手を握って学校へ送っているところ。」
(本書より抜粋)
2022年11月20日(日)武田砂鉄『今日拾った言葉たち』刊行記念トークイベント
武田砂鉄『今日拾った言葉たち』刊行記念トークイベント
日程:2022年11月20日(日)
時間:オープン18:30、スタート19 : 00~
料金:1,500円(お買物券500円付)
定員:25名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
武田砂鉄さんによる新刊『今日拾った言葉たち』(暮しの手帖社)の刊行を記念して、トークイベントを開催します。
本書は、ライター、編集者、ラジオパーソナリティーとして、社会や世相に対し、鋭い視点、着眼点で「問い」を投げかけている武田砂鉄さんが、心の網にかかった言葉を拾い上げ、その裏に隠れた本質に根気よく迫る社会批評集です。
「わざわざ言わなくても、と思うかもしれないけれど、これ、わざわざ言わないと大変なことになる」
書誌情報:
『今日拾った言葉たち』 定価:1870円 (税込)
武田砂鉄・著 暮しの手帖社・刊
四六判 並製 本文272頁
ISBN 978-4-7660-0227-0
―――
この『今日拾った言葉たち』は、
『暮しの手帖』で連載してきたものを
まとめ直した一冊である。
隔月で刊行される雑誌に、どんな言葉を載せようか、
本を読み、新聞を読み、テレビを見て、ラジオを聞いて、
街中の声に耳をそばだてた。
自分で拾った言葉について、
これってこういうことなのではないだろうか、と考え続けてきた。
ただそれだけの本だ。
それなのに、読み返していて、
広がりのある一冊になったと思えたのは、
拾った言葉が外に向けて開かれているからだ。
いや、内向きに閉じこもった言葉を批判的に捉えてもいるのだが、
ひとつの言葉は、時に、
世の中を見る視界をとんでもなく広げてくれると教えてくれた。
(本文「まえがき」より抜粋)
―――
武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014 年よりライターに。新聞への寄稿や、幅広いメディアでの連載を多数執筆し、事件、事故、社会問題への違和感を追究し続けている。近年は、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍する。著書に『紋切型社会―言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社、のちに新潮文庫)で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。他の著書に『日本の気配』(晶文社、のちにちくま文庫)、『マチズモを削り取れ』(集英社)、『べつに怒ってない』(筑摩書房)などがある。
※定員に達しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
※風邪症状がある人や体調不良の人は、参加をお控えください。その場合のキャンセル料はいただきません。
※会場には、アルコール消毒液の設置をしております。
YACHIYO KATSUYAMA EXHIBITION “THE COLLECTIONS”
YACHIYO KATSUYAMA EXHIBITION “THE COLLECTIONS”
2022年11月3日(木)~ 11月23日(水)
※作家在廊日:11月3日(木)、4日(金)、5日(土)
※11月20日(日)のみ18時までの営業となります。
モノクロームで味のあるイラストが特徴のイラストレーター、勝山八千代による作品集『THE COLLECTIONS』(ELVIS PRESS)の刊行を記念して展覧会を開催します。
本書は、世界各国の16名の架空のコレクターのコレクションを紹介するというコンセプトでまとめた作品集。
器、工具、果物、家具、ドールハウスにスポーツ用品……。コレクターたちの偏愛によって集められた“モノ”たちは、本来の用途や意味からは離れ、独自の存在感を放っています。
作家はこれまで、何度も何度も同じモチーフを描くことでそれぞれの微細な差異や、それそのものにしかない輝きを捉え、描くことで“モノ”を蒐集してきました。本作では、作家が長年描きためてきた作品を再構成し、描き下ろし作品も多数収録。愛くるしい“モノ”の魅力的な佇まいと、その背景にいる人との関係に想いを馳せる「無用の用」な一冊です。
本展では作品集に収録した作品を中心に展示するほか、シルクスクリーンプリントも展示販売します。
YACHIYO KATSUYAMA 勝山八千代
イラストレーター
白や黒、茶色等のシンプルな色のパターンで、物や人をモチーフに描く。雑誌、書籍の挿絵の他、広告やアパレル、プロダクト製作へのイラストの提供や、各地で個展・グループ展を行っている。
http://yachiyokatsuyama.com/
【新入荷】Diary / 五木田智央 Tomoo Gokita
Diary / 五木田智央 Tomoo Gokita
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8998
サブカルチャーやアンダーグラウンドから影響を受けた独特の世界観で、世界のアートシーンから注目を集めている日本人アーティスト、五木田智央の作品集。
本作は、コロナ禍の中、カラーのアクリル絵具で日々描いてきた最新作のドローイング164点を収録した記録的画集。
日々、日記のように肩の力を抜いて描いた作品群は、具象から抽象まで多岐にわたるモチーフで、独自の感性と観察眼で日々を捉えた今の五木田が表出しています。
五木田智央/画家
1969年東京生まれ、同地を拠点に活動。90年代後半に鉛筆、木炭やインクで紙に描いたドローイング作品で注目を集め、2000年作品集『ランジェリー・レスリング』を出版。ニューヨークでの展覧会を皮切りに、国内外で多数の個展を開催。2012年にDIC川村記念美術館「抽象と形態:何処までも顕れないもの」展に参加し、2014年に同美術館にて個展「THE GREAT CIRCUS」を開催。近年の個展に「PEEKABOO」東京オペラシティ アートギャラリー(2018年)、「Get Down」ダラス・コンテンポラリー(2021年)などがある。主な作品集、カタログに『777』『PEEKABOO』888ブックス刊、『Holy Cow』『MOO』タカ・イシイギャラリー刊など。