2020-12

guse ars exhibition 『Seascape』at 「on hold」 THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01

guse ars exhibition 『Seascape』
at 「on hold」THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01
住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先 名古屋テレビ塔4F
会期:2021年1月7日~1月31日
OPENING HOURS  12:00-17:00 [入場無料]
https://thetowerhotel.jp/
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者数制限を設けております。ご来館のご予約をいただけましたら優先的にご案内させていただきます。
(ご予約優先制: 052 – 953 – 4450|THE TOWER HOTEL NAGOYA)

 

2021年より、THE TOWER HOTEL NAGOYA のギャラリー「on hold」のディレクションを一部、ON READINGが手掛けることとなりました。
第一段として、guse arsの展覧会を開催します。

寄せては返す波をぼんやり眺めていると、この波はいつから打ち寄せられて、いつまで続くのか。無限に繰り返されるのか、明日には止まってしまうのか、そんなことに思いを馳せる瞬間があります。そのうねりの中を長い間漂った陶器の欠片は、すっかりと洗われ、誰かに使われて割れてしまったその記憶までも漂白されていきます。いずれどんな姿に変わるだろうか。それともこの世からすっかりと消えてしまうのだろうか。私たちは、その「ひとかけら」のある偶然の瞬間を拾い上げ、永久に繋がる模様 washed pattern(※1)へと変化させます。生まれてくる模様は終わることなく繰り返される海の波模様そのもの。それは海の景色「Seascape」です。

本作の素材となった陶片は愛知、岐阜、三重の3県の海や川で採集したものです。その点で言えば、今回展示されている作品は東海地域の景色とも言えるかもしれません。

※1) washed pattern
海や川を歩くとかつて器やタイルの一部であった陶片が打ち上げられています。漂着した陶片の中には、小さな柄が残されているものもあります。washed patternとは、陶片の柄を抽出し、再構成することで新しい模様を生み出すguse arsのプロジェクトです。この模様を器やタイルとして生活に戻すことで、遠い未来、再び割れて欠片となり、何処かに流れ着く日が来るかもしれません。これは永遠に続けることができるサイクルです。生命が子孫を残していくように、陶片もまた未来に続く模様の子孫を繋いでいく。washed patternには、陶片が織り成す「時」と「模様」のめくるめく連鎖が封じ込められています。

guse ars(グセアルス)
2010年結成。東京を拠点に活動する村橋貴博と岩瀬敬美による2人組のアートプロジェクト。海や川に漂着する陶片を採集し、それを創造の種として作品発表、アートワークの提供、デザイン制作などを行っている。書籍に加え、プロジェクトから生まれたプロダクトタイルなども販売中。2019年には岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムで展覧会を開催した。また、村橋貴博はコラージュワーク、岩瀬敬美はドローイングワークなどソロ名義での活動も並行している。
www.guse-ars.com

Curated by ON READING

 

2020-12-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】ラブと私のメモリーズ / 横山奈美

ラブと私のメモリーズ / 横山奈美
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7701

 

リアルなネオン管のサインや、見向きされないものに焦点を当てた静物画などを描き、そのものが持つ根源的な存在意義や美しさを提示しているアーティスト、横山奈美による作品集。

本作は、横山が2018年から始めた木炭によるドローイング「ラブと私のメモリーズ」のシリーズをまとめたもの。ラブという名の犬と女の子の5年間の思い出を描いている。

「凄まじいスピードで移り変わっていく世の中と比べると、彼女たちが過ごした5年間は、短く、何でもない時間でした。そんな彼女達の思い出を追体験してもらうことで、毎日を生きる中で見過ごしてしまう何でもないことに気付いてもらえたら、とても嬉しいです。」
(横山奈美)

 

2020-12-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】あたらしい窓 / 木村和平

 

あたらしい窓 / 木村和平
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7682

 

ファッションフォトやアーテイスト写真、ミュージシャンのPVなど多岐にわたり活躍中の写真家、木村和平による写真集。

木村和平はこれまでに、『piano』『楽譜』(共に私家版)、『袖幕』『灯台』(共にaptp)と4冊の写真集を発表してきた。
被写体や、カラー、モノクロなど手法の違いはあっても、反応する光の独自性と、感官を交差させて生み出すイメージは、たしかな印象を刻んできた。

そして2020年、写真集『あたらしい窓』において、木村は「近い存在であるはずのひと」や風景を撮りながら、そこに生じる距離を新たに映し出している。
「誰とも似つかないひと」と出会い、向き合うなかで、避けては通れない状況や瞬間。それを見つづける視点。
撮ることが奪うことではなく、日々の記録でもなく、親愛が生み出す距離のその寂しさと眩しさこそが静かに焼き付けられている。
対象となるひとやもの、そしてその瞬間への敬意とも思える距離のなかに、またとない光と影は編まれた。

写真という窓を通して見ること。そして写真がつなぐこと。隔たりであり、同時に関わりである窓を挟んで、相手も自分も常にあたらしい存在となる。
そして、この写真集そのものも、見るひとに手向けられた、近しいはずの「あたらしい窓」に違いない。

 

2020-12-06 | Posted in NewsComments Closed