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【EMRC】2022年5月18日 課題本: 『年年歳歳』ファン・ジョンウン(著)、斎藤真理子 (訳)

EAST MOUNTAIN READING CLUB vol.2
日時:2022年5月18日(水)19:30~21:00
参加費:500円(500円分のお買物券付)
定員:5名
課題本:『年年歳歳』ファン・ジョンウン(著)、斎藤真理子 (訳)(河出書房新社)
参加条件:課題本の読了
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※受付を終了しました。
ON READINGが主宰する読書会『EAST MOUNTAIN READING CLUB』。
1冊の本を起点に、その本の内容について思ったこと、考えたこと、わからなかったことを語り合ったり、脱線して関係ないこと(でもきっと関係なくはない)をお喋りしたりする会です。気張らず、緩やかに、でも何か発見があったりして楽しい。そんな読書会を目指しています。
今回の課題本は、数々の文学賞を受賞する韓国最高峰の作家、ファン・ジョンウンが、「従順な子」と呼ばれ壮絶な人生を歩んだ母と、今を手探りで生きるふたりの娘たちの物語を描いた連作小説集『年年歳歳』。
朝鮮戦争をはじめとする大きな歴史に翻弄されながら生き抜いてきた人々の、過酷な生の中でしまいこまれた記憶や、語られなかった言葉の断片を、淡々としながら鮮烈な文章で表出させた傑作文学です。
書誌情報:
『年年歳歳』ファン・ジョンウン(著)、斎藤真理子 (訳)(河出書房新社)
本体価格:1,950円 ISBN-13 978-4309208480
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※受付を終了しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
さかたきよこ 絵本出版記念原画展『まあるいほしのはなし』

さかたきよこ 絵本出版記念原画展『まあるいほしのはなし』
2022年4月23日(土)~5月9日(月)
会期中休業日:4月26日(火)
作家在廊予定日:4月23日(土)
書籍の装画や絵本の仕事を中心に活躍中の版画家・画家、さかたきよこによる絵本『まあるいほしのはなし』(888ブックス刊)の出版記念展を開催します。
会場では、絵本の原画作品を展示するほか、過去作のタブローや版画作品も展示販売します。
―――
ぽつんと うかぶ まあるいほしは
まいにち うっとり うちゅうをながめ、
うつくしいなぁ と おもいました。
さみしくもなく かなしくもなく、
しっているものは それでぜんぶでしたから。
―――
「まあるいほしが過ごした
気が遠くなるほど長い長い時間の旅、
そこで見つけたかけがえのないもののお話。
どうぞ絵本とともにお楽しみください。」
―さかたきよこ

『タダジュン・さかたきよこ 紙版画ワークショップ』
日程:2022年5月8日(日)
時間:10:00~12:00 (約2時間)
参加費:3,300円 /税込み・材料費込み
持ち物:えんぴつ 消しゴム はさみ エプロン(もしくは汚れてもよい服装)
定員:10名
要予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
*下絵はとくに用意しなくても大丈夫です。(もしご用意される場合は、90×120ミリ以内でお願いします。)
*インクは金色になります
タダジュンさん、さかたきよこさんと一緒に、紙版画を制作します。

さかたきよこ|Kiyoko Sakata
画家
本や絵本や詩、銅版画、映像作品などを手がける。
絵本に『La bambina di neve. Miracolo infantile.』(Topipittori)、『金の鳥』(BL出版)、『とるにたらないおとこの話』(SUNNY BOY BOOKS)。
『金の鳥』で日本絵本賞受賞、ブラチスラバ世界絵本原画展出品。
Instagram @kiyokoroll
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※定員に達しました。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
タダジュン版画展『翻訳目録』

タダジュン版画展『翻訳目録』
2022年4月23日(土)~5月9日(月)
会期中休業日:4月26日(火)
作家在廊予定日:4月23日(土)
精神科医で翻訳も手掛ける阿部大樹が”私的なノート”に書き溜める、国や地域、時代をまたぐ味わい深いことばたちを、ひろく紹介する本『翻訳目錄』(雷鳥社)。
本書に収録された、版画家・タダジュンによるカバーイラスト/挿絵の版画を展示販売します。
『翻訳目錄』をご購入の方には、特製ポスターもプレゼントします。
※2022年5月8日(日)『タダジュン・さかたきよこ 紙版画ワークショップ』
詳細・ご予約はこちら:https://onreading.jp/exhibition/sakatakiyoko/


タダジュン|Jun Tada
イラストレーター・銅版画家
版画の技法を使い、書籍や雑誌のイラストレーションを中心に活動中。
主な仕事に『犯罪』『罪悪』『カールの降誕祭』フェルディナント・フォン・シ-ラッハ / 酒寄進一訳(東京創元社)『こころ朗らなれ、誰もみな』柴田元幸翻訳叢書書 / アーネスト・ヘミングウェイ(スイッチ・パブリッシング)など。作品集『Dear,THUMB BOOK PRESS』をSUNNY BOY BOOKSより刊行。
https://juntada.tumblr.com/
【新入荷】まあるいほしのはなし / さかたきよこ

まあるいほしのはなし / さかたきよこ
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8638
日本絵本賞受賞作家、さかたきよこが大切に育んだ、「まあるいほしの、気が遠くなるほどの長い旅と気づき」の物語。
繊細でやさしく、チャーミングな世界を紡ぎ出す画家、さかたきよこ。絵本『金の鳥』(ブルガリア昔話、文・百田坂洋子、BL 出版)でブラチスラバ世界絵本原画展出品、第25 回日本絵本賞を受賞した、注目の作家です。
彼女が温めてきた「まあるいほし」をめぐる物語。小さな星が大きな宇宙を幾千年、幾億年旅した長い長いお話は、切なくて愛おしく、そしてちょっぴり奇妙な世界です。
ブックデザインはサイトヲヒデユキ。きくちちきの絵本をはじめ『Joseph Cornell collage & montage』、『ripples / minä perhonen』などを手がけ、紙と印刷と造本の可能性を追求するデザイナーです。
ピンクの布の継背、箔押しのタイトル、銀で刷られた見返しの星たち、原画を究極まで再現した印刷。りぼんのスピンで愛らしさが増します。本書は「まあるいほし」のように、長い時間を経ても味わいの出る、小さな宝物のような絵本です。
さかたきよこ|Kiyoko Sakata
画家
本や絵本や詩、銅版画、映像作品などを手がける。
絵本に『La bambina di neve. Miracolo infantile.』(Topipittori)、『金の鳥』(BL出版)、『とるにたらないおとこの話』(SUNNY BOY BOOKS)。
『金の鳥』で日本絵本賞受賞、ブラチスラバ世界絵本原画展出品。

【新入荷】ぞうのマメパオ / 藤岡拓太郎

ぞうのマメパオ / 藤岡拓太郎
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8631
『大丈夫マン』『夏がとまらない』『たぷの里』など、ユーモラスな漫画や絵本で注目を集める藤岡拓太郎による漫画絵本。
ある冬の日、たまごのおつかいを頼まれたジュンちゃんは、
たまご屋さんに向かう途中で、迷い子らしき小さな象に出会います。
ダッ!小さな象は逃げてゆく。
「まって!」
果たしてジュンちゃんはこの象と仲よくなって、
お母さんとお父さんを見つけてあげることができるのでしょうか?
【作者・藤岡拓太郎より】
「かわいすぎて笑ってしまう」ようなものが描いてみたくなって、この絵本を作りました。
子どもが持つ愛らしい動きや言葉を描くことを軸に、シンプルでかわいい、そして変な、おもしろい絵本が描けたと思います。漫画っぽい要素もある絵本なので、自分でひらがなが読めるようになった子どもたちにとっては、この本が新しい世界の入口になってくれたらとても嬉しいです。いつものように手作り読者カードも入っています。








【新入荷】MERIYASU’S DOLL HOUSE メリヤスの人形の家 / 片岡メリヤス

MERIYASU’S DOLL HOUSE メリヤスの人形の家 / 片岡メリヤス
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8626
ぬいぐるみ作家・片岡メリヤスが、横浜人形の家に収蔵されている制作地、制作時期も異なる様々な人形100点ほどをモチーフに制作したぬいぐるみ作品を収録した作品集。
同館にて開催された、片岡メリヤス創作10周年記念展にあわせて刊行された1冊。同展出品の作品100点と、元になった収蔵品100点を収録。それぞれにコメント、クレジットも記載されており、見応え十分な内容に。
どこか懐かしさと新しさが混在したような、不思議な佇まいの本。
撮影は香川賢志、ブックデザインは相島大地が手掛けています。

【EMRC】2022年4月6日 課題本:『死者の民主主義』畑中章宏

EAST MOUNTAIN READING CLUB vol.1
日時:2022年4月6日(水)19:30~21:00
参加費:500円(500円分のお買物券付)
定員:5名
課題本:『死者の民主主義』畑中章宏(トランスビュー)
参加条件:課題本の読了
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しましたので受付を終了しました。
ON READINGが主宰する読書会『EAST MOUNTAIN READING CLUB』。
1冊の本を起点に、その本の内容について思ったこと、考えたこと、わからなかったことを語り合ったり、脱線して関係ないこと(でもきっと関係なくはない)をお喋りしたりする会です。気張らず、緩やかに、でも何か発見があったりして楽しい。そんな読書会を目指しています。
今回の課題本は、編集者で民俗学者の畑中章宏さんによる著作『死者の民主主義』です。
今年の5月から、畑中さんをお招きして『畑中章宏の民俗学的読書術』というイベントを隔月で定期開催していく予定となっています。
今回はその予習的な意味合いも含め、畑中さんの著作を皆さんと一緒に読んでみたいと思います。
書誌情報:
『死者の民主主義』畑中章宏 ・著 (トランスビュー刊)
本体価格:2,100円 ISBN-13 978-4798701738
人ならざるものたちの声を聴け
20世紀初めのほぼ同じ時期に、イギリス人作家チェスタトンと、当時はまだ官僚だった民俗学者の柳田国男は、ほぼ同じことを主張した。それが「死者の民主主義」である。その意味するところは、世の中のあり方を決める選挙への投票権を生きている者だけが独占するべきではない、すなわち「死者にも選挙権を与えよ」ということである。
精霊や妖怪、小さな神々といったものは、単なる迷信にすぎないのだろうか。それらを素朴に信じてきた人びとこそが、社会の担い手だったのではなかったか。いま私たちは、近代化のなかで見過ごされてきたものに目を向け、伝統にもとづく古くて新しい民主主義を考えなければならない。
死者、妖怪、幽霊、動物、神、そしてAI……人は「見えない世界」とどのようにつながってきたのか。古今の現象を民俗学の視点で読み解く論考集。
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※定員に達しましたので受付を終了しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
Rie SUZUKI Photo Exhibition『It Was Dark That Night And We Made It Through The Woods By Touch』

Rie SUZUKI Photo Exhibition
『It Was Dark That Night And We Made It Through The Woods By Touch』
2022年3月31日(木)~4月17日(日)
東京を拠点に活躍中の写真家、鈴木理恵による写真集『It Was Dark That Night And We Made It Through The Woods By Touch』の刊行を記念して、個展を開催します。

Rie SUZUKI | Photo Book
“It was dark that night and we made it through the woods by touch”
Softcover | 220 x 165 x 18 mm | 128 pages
First edition of 300 copies
Published by NEW ACCIDENT | November 2021
¥5,000+tax
鈴木理恵は様々なシチュエーションで撮影されたスナップ写真を、ファンタジーやSF映画から受けたインスピレーションをもとに、異次元の世界や物語を想像しながら再構築することで作品制作を行ってきました。
本作は、サブタイトルの付いた5つの章で短編集のように構成された写真集。これまで作家自身で制作してきたZineのテイストも感じつつ、今までにないボリュームにより、作家の世界観をより深く静かに感じることのできる1冊となっています。
鈴木 理恵 / @riesuzuki_p
写真家。2010年武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻写真コース修了。現在東京を拠点に活動中。日常的に撮影をする中で、ファンタジーやSF映画からインスピレーションを受けた写真作品を制作、展示作品や写真集として発表している。またフィルム写真等の手焼きプリントラボ BigSombrero / @bigsombrero_printlab としても活動している。
『中動態の映像学』刊行記念イベント「映像学のこれからを考えてみる」

『中動態の映像学』刊行記念トークイベント「映像学のこれからを考えてみる」
日程:2022年4月17日(日)
時間:13:00開場/13:30開演
ゲスト:洞ヶ瀬真人×青山太郎
参加費:1,500円(会場参加、オンライン参加とも)※会場参加の場合はON READINGお買物券500円分付
会場定員:20名
ご予約:https://chudotai0417.peatix.com/
今年1月に刊行された『中動態の映像学』は、東日本大震災を記録してきた3組の「作家」たちの実践を通じて、「中動態」という概念を手がかりに他者と共生するための想像力の可能性を探る著作です。
このトークイベントでは、映像学者の洞ヶ瀬真人さんをゲストにお招きし、著者の青山太郎さんとともに、映像を研究するとはどのような営みであり、何を社会にもたらしうるのか、その課題と可能性を語り合います。
洞ヶ瀬真人(どうがせ・まさと)
中部大学他非常勤講師。名古屋大学大学院人文学研究科博士研究員。ハーバード大学イェンチン研究所客員フェローを経て現職。専門は映像理論、ドキュメンタリー研究。現在は科研費助成を受け、公害問題におけるドキュメンタリー映像の意義を問う課題に取り組む(若手研究:19K12989)。
青山太郎(あおやま・たろう)
1987年、愛知県生まれ。博士(学術)。今日のメディア環境における映像制作の美学と倫理学のあり方を探求している。また、デザイナーとして国内外で制作・展示活動を手がける。現在、名古屋文理大学准教授。
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配信について
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オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前にPeatixのDMおよび、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。
なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。
KOKOLIS exhibition vol.11

KOKOLIS exhibition vol.11
2022年4月6日(水)~4月11日(月)
※最終日は19時まで
革小物ブランド「KOKOLIS」の第11回展示受注会を開催します。
KOKOLIS
ハンドメイドの革鞄と小物のオーダーメイドブランド。気張らず使いやすいデザインと、長く愛用できる丈夫で丁寧なつくりにこだわり、デザインから染色、縫製、仕上げまで、一点一点すべて手作業で制作しています。
http://www.kokolis.jp/
instagram : kokolis_sk

【新入荷】NEUTRAL COLORS 3 : 大人になって見る 行きたい学校の夢

NEUTRAL COLORS 3 : 大人になって見る 行きたい学校の夢
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8528
NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTIS を世に送り出してきた、編集者・加藤直徳が主宰する、新しい雑誌『NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)』。「超個人的」な体験や創作、記憶をリソグラフ、シルクスクリーンなどのハンドメイドな印刷手法を交えながら唯一無二の誌面で発信していきます。
第3号の特集は、「 大人になって見る 行きたい学校の夢」。
前号の特集「子どもが初めて学校に入る朝のこと」に続き、学びとはなにか?という問いに、多角的にそして深く取材したコンテンツを収録。

【新入荷】マイハズバンド / 潮田登久子

マイハズバンド / 潮田登久子
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8493
夫・島尾伸三と娘のまほ、洋館の一室で過ごした3人のにぎやかな日々と、静寂が訪れる夜の部屋でひとり向き合った孤独。約40年間眠っていた写真の物語がいま紐とかれる。6×6によるBook 1、35mmによるBook 2の2冊組。
1960年に桑沢デザイン研究所に入学した潮田登久子は、石元泰博、大辻清司に師事し、1963年に卒業しました。写真家の牛腸茂雄(桑沢デザイン研究所1968年卒)や児玉房子らとはこの頃に親交を深め、刺激を与え合いながら、1975年頃から写真家としての活動を開始します。のちに夫となる、写真家の島尾伸三とは、出会うまでの数年間、大辻という共通の師を持つコミュニティーのなかですれ違っていたのでした。1978年に潮田と島尾は娘をもうけ、結婚します。
娘のまほが産まれて間もない1979年の初め、3人は、憲政の神様といわれた尾崎行雄の旧居を移築した東京・豪徳寺の歴史的な洋館に引っ越しをします。そこは「箱のような」二階の一室。この借家では、風呂もなくトイレが共同で、当初は冷蔵庫すらなかったと言います。妻になると同時に母となった潮田の、慌ただしくも充実した日々が始まります。夫の島尾は、表現者としても家庭人としても異種な人物であり、加えて、潮田と同じ狭い生活空間の中で写真を撮っていたのでした。そのような相手との記録だからこそノスタルジックでも、風刺でもないバランスを保ち、モノの背景に潜む人間のドラマを見せ、潮田作品の特徴的な冷静さがいっそう磨かれた作品といるでしょう。最初の代表作「冷蔵庫/ICE BOX」は、この時期にうまれ、また日本初のコマーシャル写真ギャラリー「ツアイト・フォト・サロン」(1978–)や、故・平木収氏、金子隆一氏(ともに写真史家)などの存在が、潮田の捉えた世界の一角に写しだされています。本書ではまほが生まれた1978年からの約5年間で構成され、潮田の代名詞である6×6の正方形のフォーマットのBook 1、35mmのスナップショットのBook 2をセットにした、彼女の写真の原点として記憶される貴重な写真集となるでしょう。
この建物の住人が寝静まる頃には、枕元の中古の大きな冷蔵庫のモーターがガタンという不気味な音をさせるなり唸りはじめます。それを聞いているうちに、私の漠然とした不安が頭をもたげてきます。月や星がどこかへ行ってしまった、カーテンの無い大きな窓の向こうの黒い森を眺めているうちに、私はいつの間にか眠りにつくのです。
―潮田登久子
幼い子がいて、目の前の仕事をこなすのが精一杯な暮らしのなかでふと、
誰もいない時間が一瞬だけ潮田さんに訪れる。
静かで、少し寂しいけれど、とても豊かな時間。寂しいと思えることそのものさえ喜びであるような。
―長島有里枝(寄稿文より)
潮田登久子(うしおだ・とくこ)
1940年東京生まれ。1963年桑沢デザイン研究所写真学科卒業。1966年から1978年まで桑沢デザイン研究所および東京造形大学講師を務める。1975年頃からフリーランスの写真家としての活動を始める。代表作に様々な家庭の冷蔵庫を撮影した「冷蔵庫/ICE BOX」がある。2018年に土門拳賞、日本写真協会作家賞、東川賞国内作家賞受賞。

ヴァダアンティースのやちむん市『FUKAGAI KOBO EXHIBITION』

ヴァダアンティークスのやちむん市 ”FUKAGAI KOBO EXHIBITION”
2022年4月1日(金)〜3日(日)
昨年に引き続き2回目となる深貝工房の個展を名古屋で開催いたします。
新作も沢山発表いたします。
どうぞお楽しみに!
◯作り手在廊
4/1(金)終日
4/2(土)終日
4/3(日)14:00ごろまで
企画:ヴァダアンティークス
東京吉祥寺にて沖縄の器やちむん、アンティーク家具、古道具、服、北海道の木彫りの熊、徳島の藍染などを扱うお店。
『台湾対抗文化紀行』(晶文社) 刊行記念トーク ~異国を旅するということ。~

『台湾対抗文化紀行』(晶文社) 刊行記念トーク ~異国を旅するということ。~
日程:2022年3月25日(金)
時間:19時30分~
ゲスト:神田桂一
聞き手:いとうあゆ(雑貨店 salle de transit 店主)
入場料:1,500円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:25名
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 受付を終了しました。
フリーランスのライターとして活躍する神田桂一が、様々な台湾の若者を取材し綴った紀行エッセイのようなノンフィクション『台湾対抗文化紀行』(晶文社) の刊行を記念して、トークイベントを開催します。
2011年、冬。アジアのなかで唯一残っていた台湾に後ろ向きな気持ちで旅立った僕は、意外にも台湾に魅せられてしまった。現在の台湾は、日本の60年代のように、人々が「自由」を求め、新しい表現を作り出そうとする熱気が渦巻いていた。その空気にあてられて、移りゆくシーンを見届けたいと台湾に通うようになった僕は、その取材にのめり込んでいく――。そうして旅をするように取材した2011年から2019年の8年間の記録が本書である。今回の発売記念トークでは、本に書ききれなかったエピソードや、制作裏話、質疑応答などを、台湾と同じくゆるい雰囲気でできたらと思っている。気軽な気持ちで集まってくれたら嬉しい。
__神田桂一
神田桂一
1978年、大阪生まれ。フリーライター・編集者。関西学院大学法学部卒。一般企業に勤めたのち、写真週刊誌『FLASH』の記者に。その後『マンスリーよしもとプラス』編集を経て、海外放浪の旅へ。帰国後『ニコニコニュース』編集記者として活動し、のちに、フリーランスとなる。雑誌は『ポパイ』『ケトル』『スペクテイター』などカルチャー誌を中心に執筆。ウェブでは『やまもといちろうメルマガ』編集、『本の雑誌』『論座』などに寄稿し、その他マンガ『アイアムアヒーロー』のリサーチなども行う。著書に『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(菊池良共著、宝島社)、『おーい、丼』(ちくま文庫編集部編、ちくま文庫)。マンガ原作に『めぞん文豪』(菊池良共著、河尻みつる作画、少年画報社。『ヤングキング』連載中)。
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受付を終了しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
※風邪症状がある人や体調不良の人は、参加をお控えください。その場合のキャンセル料はいただきません。
※会場には、アルコール消毒液の設置をしております。
新型コロナウィルスの感染拡大防止に伴うご来店時のお願いについて

新型コロナウィルスの感染拡大を少しでも防ぐため、
ご来店の際は以下の事項をご協力お願い致します。
・発熱はもとより、かぜ症状等があるお客様はご来店をお控えください。
・混雑時には入場制限をさせていただく場合がございますので暇つぶし、立ち読み目的のご来店はしばらくの間お控えください。
・ご入店時は店内設置の消毒液のご使用をお願い致します。
・マスクの着用をお願い致します。
・店内換気のため定期的に、扉、窓を開放しております。
ご不便をおかけしますが、どうぞご協力をお願い申し上げます。
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