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【EMRC】2022年4月6日 課題本:『死者の民主主義』畑中章宏


EAST MOUNTAIN READING CLUB  vol.1
日時:2022年4月6日(水)19:30~21:00
参加費:500円(500円分のお買物券付)
定員:5名
課題本:『死者の民主主義』畑中章宏(トランスビュー)
参加条件:課題本の読了
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しましたので受付を終了しました。

ON READINGが主宰する読書会『EAST MOUNTAIN READING CLUB』
1冊の本を起点に、その本の内容について思ったこと、考えたこと、わからなかったことを語り合ったり、脱線して関係ないこと(でもきっと関係なくはない)をお喋りしたりする会です。気張らず、緩やかに、でも何か発見があったりして楽しい。そんな読書会を目指しています。

今回の課題本は、編集者で民俗学者の畑中章宏さんによる著作『死者の民主主義』です。

今年の5月から、畑中さんをお招きして『畑中章宏の民俗学的読書術』というイベントを隔月で定期開催していく予定となっています。
今回はその予習的な意味合いも含め、畑中さんの著作を皆さんと一緒に読んでみたいと思います。


書誌情報:
『死者の民主主義』畑中章宏 ・著 (トランスビュー刊)
本体価格:2,100円 ISBN-13 978-4798701738

人ならざるものたちの声を聴け

20世紀初めのほぼ同じ時期に、イギリス人作家チェスタトンと、当時はまだ官僚だった民俗学者の柳田国男は、ほぼ同じことを主張した。それが「死者の民主主義」である。その意味するところは、世の中のあり方を決める選挙への投票権を生きている者だけが独占するべきではない、すなわち「死者にも選挙権を与えよ」ということである。

精霊や妖怪、小さな神々といったものは、単なる迷信にすぎないのだろうか。それらを素朴に信じてきた人びとこそが、社会の担い手だったのではなかったか。いま私たちは、近代化のなかで見過ごされてきたものに目を向け、伝統にもとづく古くて新しい民主主義を考えなければならない。

死者、妖怪、幽霊、動物、神、そしてAI……人は「見えない世界」とどのようにつながってきたのか。古今の現象を民俗学の視点で読み解く論考集。


※定員に達しましたので受付を終了しました。

 

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2022-02-21 | Posted in EventComments Closed