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【臨時休業のお知らせ】2018年11月29日(木)~12月3日(月)
【臨時休業のお知らせ】
2018年11月29日(木)~12月3日(月)の期間、haveAnice Festival 有質生活文化展内の、第三回Culture & Art Book Fair in Taipeiに、ELVIS PRESS/ ON READINGとして出展のため、臨時休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
『REUNION』THUMB & NATASHA EXHIBITION by タダジュン & 網代幸介

『REUNION』THUMB & NATASHA EXHIBITION by タダジュン & 網代幸介
2018年10月13日(土)― 11月5日(月)
※10月13日(土)はイベントのため通常営業は18時までとなります。
※10月18日(木)~22日(月)は臨時休業とさせていただきます。
銅版画家・タダジュンの作品集『Dear, THUMB BOOK PRESS』と画家・網代幸介の作品集『Огонёк(アガニョーク)』はいずれも架空の人物(サムとナターシャ)になりきり、作られた作品が収録されています。本の中にもお互いの存在がそっと隠されていましたが、この度、同じ物語の世界を生きていた2人が展覧会という形で再開を果たします。
SPECIAL EVENT
サム&ナターシャ トーク「ふたりのこと、あるいは恋について」
10月13日(土)19時~ (開場:18:30~)
ゲスト:タダジュン、網代幸介、高橋和也(SUNNY BOY BOOKS)
参加費:1,500円(お買物券500円分付)
定員:20名(要予約)
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 定員に達しましたので受付を終了しました。
タダジュン Jun Tada
イラストレーター。1971年生まれ。東京在住。
版画の技法を使い、書籍や雑誌のイラストレーションを中心に活動中。
主な仕事に『犯罪』『罪悪』『カールの降誕祭』フェルディナント・フォン・シーラッハ/酒寄進一訳(東京創元社)『こころ朗らなれ、誰もみな』柴田元幸翻訳叢書/アーネスト・ヘミングウェイ(スイッチ・パブリッシング)など。
http://juntada.com
網代幸介 Kosuke Ajiro
1980年生まれ。東京在住の画家。これまで国内外の展示で作品を発表。平面、立体、アニメーションなど様々な方法で空想世界を表現。文芸誌MONKEYの装画、手紙社が主催する東京北欧市のメインビジュアルなど手がける。
kosukeajiro.tumblr.com
企画協力:SUNNY BOY BOOKS
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定員に達しましたので受付を終了しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
秋の「いつもやっていること文化センター」at ON READING

秋の「いつもやっていること文化センター」をご案内します。
「いつもやっていること文化センター」は、日々の暮らしを気にかけながら、雑談したり、相談したり、集うことのできる場所として、ホモ・サピエンスの道具研究会が運営している文化施設です。
ただ、センターというわりに、いつもは場所をもたず、運営上、誰かに求められてはじめて現実に開設されます。今回はON READINGでの開設となります。
展覧会におじゃまする、
いつもやっていること文化センターにおじゃまする
日時:11/10[土]19:00~20:30
参加費:1,500円
定員:8名
申込方法:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
今回のいつもやっていること文化センターは、作家の狩野岳朗さんの展覧会におじゃまします。また、作家の狩野岳朗さんも、いつもやっていること文化センターにおじゃましてくださいます。だいたい、私たちは、みんな、いつもどこか外に出かけると、おじゃましたりするわけですが、いつもやっている「おじゃまする」ってどういうことか、実際におじゃましつつ、展覧会を見たり、おしゃべりしたりする時間にしたいと思います。
私たちは、わざわざ出かけて展覧会を見に行くけれど、見に行くことをしていても、見ていることにはしていない、いくつもの「いつもやっていること」がある気がします。展覧会では、たいてい作品のそれぞれを鑑賞するのがいつものことですが、この時間だけは、そもそも展覧会の中にいるということそのものを鑑賞する。そんな、いつもとすこしちがう「いつもやっていること文化センター」におじゃましてください。
ホモ・サピエンスの道具研究会
生活とともにある「研究」のあたらしいあり方を探るなかで生まれた、人類学者を中心メンバーとするリサーチ・グループ。今回は、山崎剛・木田歩・坂井信三が企画。著書に『世界をきちんとあじわうための本』(ELVIS PRESS)。
http://twitter.com/sapiensneipas
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※定員に達しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%

増補新装版 「世界をきちんとあじわうための本」
A5判変型|92頁 2016年9月発行
定価:本体1,700円+税
発行・発売:ELVIS PRESS
松岡一哲 写真展『マリイ』

松岡一哲 写真展『マリイ』
2018年9月29日(土)~10月15日(月)
写真家、松岡一哲による写真集『マリイ』(エムエムブックス)の刊行を記念して写真展を開催します。
\\SPECIAL EVENT//
9月29日(土)19時~ 松岡一哲 × 服部みれい トークショー&サイン会
料金:2,000円(お買物券500円分付) ※会期中、写真集『マリイ』をお買い上げの方は入場無料
定員:30名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。
写真家・松岡一哲さんと、『まぁまぁマガジン』編集長・服部みれいさんを招き、写真集『マリイ』について、どんな想いで出版に至ったのかなど、じっくりと対談していただきます。
10月8日(月祝)13時~ 松岡一哲 × 浅田政志 トークショー&サイン会
料金:2,000円(お買物券500円分付) ※会期中、写真集『マリイ』をお買い上げの方は入場無料
定員:30名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。
過去には二人展を開催するなど、兼ねてより親交の深い写真家・浅田政志さんを迎えて、お互いの写真に対する思いをアツく語っていただきます。
妻のマリイ、あらゆる人物や風景をとらえ続けた、写真集『マリイ』。
純粋な写真芸術の系統に堂々と鎮座しながら、
しかし、あたらしい時代を切り開く、
繊細な「間」の、「瞬間」の芸術世界、
そして、
この世界とは何か、人間とは何か、宇宙とは何か、
すべてに意味があって、すべてに意味がない、
そんなこの世界について、
写真家・松岡一哲は「ただ在る」その人間の営みを静謐に捉え続けます。
松岡一哲
写真家。1978年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、スタジオフォボスにて勤務し、独立。写真家として活動するかたわら、2008年6月よりテルメギャラリーを立ち上げ、運営をはじめる。2011年10月、写真展「東京μ粒子」をテルメギャラリーにて開催。
浅田 政志
写真家。1979年生まれ。日本写真映像専門学校研究科卒業、スタジオフォボス入社、その後独立。写真集『浅田家』(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在、「道後オンセナート2018」にて作品を公開中。著書に『家族写真は「」である』(亜紀書房)、『アルバムのチカラ』(赤々舎)など。
服部みれい
文筆家、詩人、『まぁまぁマガジン』、『murmur magazine for men』編集長。冷えとりグッズを扱う「マーマーなブックス アンド ソックス」主宰。近著に『うつくしい自分になる本 』(筑摩書房)、『わたしらしく働く』(マガジンハウス)など。毎日新聞にて「好きに食べたい」連載中。声のメルマガ「服部みれいの好きにいわせてッ」好評配信中。http://murmur-books-socks.com/?mode=f4
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受付を終了しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
【臨時休業のお知らせ】2018年10月18日(木)~22日(月)

【臨時休業のお知らせ】
2018年10月18日(木)~22日(月)の期間、ソウルアートブックフェア『UNLIMITED EDITION 10』に出展のため、臨時休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
UNLIMITED EDITION 10|SEOUL ART BOOK FAIR 2018
2018.10.20-21 Sat-Sun
Buk Seoul Museum of Art
アンリミテッドエディション(UNLIMITED EDITION)は、2009年から毎年開催されているアートブックフェア、独立出版の市場です。一般的な広報活動を行わない独立(インディペンデント)出版団体とその作家が、一年に一度、自分の声で自分の本を語り販売する時間を提供しています。作家/つくり手と来訪者が「直接販売ブース」を媒介として出会い、自発的に作られた本が今年どのように存在しているのかを一望のもとにします。
UNLIMITED EDITION is an annual art book festival showcasing small-scale and independent publications. Since its first event in 2009, the ever-growing number of visitors reached up to 16,000 people during the whole event last year. UNLIMITED EDITION aims to encourage the creators to visualize and discuss their practices and possible futures among others throughout the event.
2017.12.2-3 Sat-Sun
Buk Seoul Museum of Art, Exhibition Room 1-2
*Free admission
土屋未久 個展 『slow tempo』

土屋未久 個展 『slow tempo』
2018年9月12日(水)~9月24日(月)
私の頭の中は、まるでスローモーションのように時間が引き延ばされている。自分と他人の時間や感覚の違い、違和感を、ユーモアをもって描きだし、あるようでないようなモノや場面を描くことで、個々の生活にあるセンチメンタルさやドラマティックさを表現したい。
土屋未久
1991 年生まれ。イラストレーター、画家。
ユトレヒト芸術大学交換留学、京都精華大学芸術学部卒業。
第18 回グラフィック1_wall 菊地敦己選審査員奨励賞、韓国SSE-PROJECT よりZINE 発行。継続的に展示を行いながら、書籍、店舗のイラストにも取り組む。
https://mi9neruneru.jimdo.com

ナガ族の刺繍布展

ナガ族の刺繍布展
2018年9月20日(木)~10月8日(月)
ナガ族は、インドとミャンマーの国境付近、ナガランド州に住む少数民族で、かつては首狩りを行っていたという独自の文化と歴史を持っています。
彼らの日々の暮らしや伝統的な要素が図案化された、素朴な魅力あふれる手刺繍による布を展示販売いたします。
布のサイズはおよそ180㎝×90㎝ほど。タペストリーやラグ、ソファー掛けなどにお勧めです。
一点一点、柄や色合いが異なります。

【新入荷】VISITORS. / 牛木匡憲 Masanori Ushiki

VISITORS. / 牛木匡憲 Masanori Ushiki
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/6327
イラストレーター、アーティストとして、TV、WEB、ゲームのグラフィック、アパレル、グッズデザインなど幅広く活躍中の牛木匡憲による作品集。
『VISITORS』とは、牛木匡憲が2016年8月13日よりinstagram上に、1日1つ描いて公開しているキャラクターのポートレートシリーズです。
フォロワーのタイムラインに1日1回訪れる『訪問者』という意味で名付けられました。VISITORSは、牛木の中に強く残る、本人が少年時代に見たアニメやスーパーヒーローたちに触発され、思いつくままに紙にラフスケッチをし、そのテンションをコンピューターですぐさまデジタル化、毎回約30分から1時間ほどで描きあげています。
現在もほぼ休むことなく、架空の形、素敵な女の子、SF、本当にどこかに存在するかもしれない曖昧なキャラクターを、タイムライン上に生み出し続けており、それらはユーモアや驚きや皮肉を引き連れて、牛木のフォロワーのタイムラインを訪問し続けています。
『私は今も、幼少期に出会った多くの表現やキャラクター達を、心から尊敬しています。』
Masanori Ushiki(あとがきより)
牛木匡憲 ( Ushiki Masanori )
イラストレーター、アーティスト
1981年 新潟県生まれ。東京都目黒区在住。
2004年 武蔵野美術大学 造形学部(基デ) 卒業。 文具メーカー、web制作会社を経て現在フリーランスのデザイナー兼アーティスト。TV、WEB、ゲー ムのグラフィック、雑誌のイラストレーション、アパレル、グッズデザインなど幅広く活躍中。 2014年よりNHK Eテレ「シャキーン!」「バリバラ」にてイラストを担当。 2015年伊勢丹新宿本店クリスマスキャラクターを担当。2016年TOYOTA asia Corolla 50th Anniversary CMに出演、ライブペインティングを披露。
http://www.ushikima.com/

【新入荷】gathering / 今井麗

gathering / 今井麗
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/6324
初版1500部限定
画家・今井麗の初となる作品集。
1982年生まれの画家・今井麗は、今最も注目を集める若手作家のひとりです。油絵を唯一の表現方法とし、トーストや果物といった食べ物シリーズでは、明快で、軽やかな世界を。不思議なオブジェたちが並ぶ《ギャザリング》シリーズでは、非日常の怪しさやオブジェの組み合わせが生むユニークな間を描いてきました。
初となる作品集は600点以上に及ぶ過去作の中から作家自身が30点余りを選定。さらにこの作品集のための新作を加え、代表作のトーストシリーズから、今年に入って重点的に描き始めたステンレスシリーズまでを収録する充実の内容に。
今井麗の作品は、キャッチーなモチーフやシンプルな構図が、一見して現代らしい表現に思えます。しかし、その絵を前にして気づくのは、古典絵画に通ずる油絵の確かなテクニックです。トーストの上のバターが、可愛らしい表情のクマのぬいぐるみが、いかに少ないタッチで的確に描かれているか。
絵の具が乾く前に描き切るというフレッシュな世界観と、そこから放たれる、生命力に溢れた光を、画集を通して楽しんでください。
作品をより際立たせる端整なブックデザインは、アートユニットguse arsとしても活動する村橋貴博が手掛けています。
今井麗 いまい・うらら
1982 神奈川県生まれ
2009 多摩美術大学大学院美術研究科博士課程満期退学
2012 シェル美術賞 本江邦夫審査員奨励賞受賞
主な仕事に、植本一子『かなわない』装画、『ママたちが非常事態!?』装画、椰月美智子『明日の食卓』装画、美術手帖アートナビ表紙画、『虎屋』広告などがある。

【営業時間のお知らせ】2018年9月15日(土)
2018年9月15日(土)は、イベントのため、本屋部門の営業は17時までとなります。
ON READING GALLERYで開催中の、土屋未久個展『slow tempo』は通常通り20時までご覧いただけます。
平野愛 写真展 『moving days』

平野愛 写真展 『moving days』
2018年8月30日(木)― 9月17日(月祝)
『東京R不動産』『OURS. Karigurashi magazine』など、様々な媒体で「住まい」をテーマにした写真を多数手がけるフォトグラファー、平野愛による写真集『moving days』の刊行記念展を行います。
本作のテーマは「引っ越し」。6組の引っ越しの瞬間に密着取材・撮影した作品です。様々な想いが残された空っぽの部屋、大切なものがたくさん詰められた段ボール、ワクワクした気持ちとともに新しい部屋でくつろぐ彼・彼女たち。ちょっとした切なさと、新しい日々に向かう晴れ晴れとした空気をまとった写真郡を眺めていると、様々な物語が浮かび上がってきます。
SPECIAL EVENT
\\WORKSHOP// 「暮らしの風景を残す」
日時:9月15日(土) 10 : 00 ~ 11 : 30
参加費:3,000円
定員:8名(要予約)
講師:平野愛
持ち物:デジカメor スマホ
予約:下記フォームよりお申し込みください。 定員に達しました!
住まいや、日々の暮らしの風景の撮影のポイントをレクチャーします。少しのコツで日常の写真がより素敵な1枚に。その場で画像が見れる写真機でしたら、スマホでもOK。フォトグラファー志望の方はもちろん、初心者の方もぜひ。
\\TALK EVENT// 「団地と渋ビルと引っ越しと。」
日時:9月15日(土)19 : 00 ~(開場18:30~)
参加費:1,500円(お買物券500円分付)
定員:30名(要予約)
ゲスト:平野愛、名古屋渋ビル研究会(寺嶋梨里、謡口志保)
予約:下記フォームよりお申し込みください。
地味だけど味わい深い「渋ビル」への想いを存分に詰め込んだ小冊子「名古屋渋ビル手帖」を発行する、名古屋渋ビル研究会のお二人と、平野愛さんによるクロストークを開催します。お互いの渋ビルや団地に対する熱い想いを語り合いながら、住まいと暮らしについて改めて考えていきます。
※9月15日(土)はイベントのため、通常営業は17:00までとなります。
平野愛 Ai Hirano
1978年、京都市中京区出身。京都芸術センターオフィシャルフォトグラファーを経て、住まい・暮らし・人の撮影から執筆まで行う。自然光とフィルム写真にこだわったフォトカンパニー「写真と色々」代表。借り暮らしWEBマガジン「OURS.」の企画運営、Open MUJIでの展示ワークショップコーディネートも。 写真担当書籍には『東京R不動産』(アスペクト刊)『天使突抜367』(淡交社刊)『間宮吉彦の間』(140B刊)『全国のR不動産』(学芸出版社刊)『ち・お』(ジャパンマシニスト社)などがある。

平野愛写真集『moving days』 https://artlabo.ocnk.net/product/6140
【展示記録】
平野愛 写真展 『moving days』
2018年8月30日(木)― 9月17日(月祝)

平野愛 写真展 『moving days』が終了いたしました。
『東京R不動産』『OURS. Karigurashi magazine』など、様々な媒体で「住まい」を撮っている平野さんの写真集『moving days』のテーマは、「引っ越し」。6組の引っ越しの瞬間に密着取材・撮影した作品です。会場には、机と椅子が置かれ、写真集を座ってゆっくり見ていただけるようになっています。また、芳名帳には、お名前と引っ越し歴が。場所の名前が書かれているだけなのに、各々の人生が垣間見れるようで、いろいろと想像が広がります。
会期中には、ワークショップとトークイベントも開催させていただきました。ワークショップでは、平野さんが普段、部屋の写真を撮られているなかで気をつけている”5つの約束”も伝授してくださいました。”撮り方”について話しながらも、シャッターを押すまでの時間を共有し体験することは、写真家の世界を見る視線に触れることでもあり、結果として、平野さんの写真をより深く鑑賞することができたように思いました。

夜の部は、名古屋渋ビル研究会の寺嶋さん・謡口さんとのトークイベント。互いに、団地を愛し、古いビルを愛し、継いでいく暮しを愛するお三方なので、もちろん話は大いに盛り上がります。この夜の”お品書き”は、「カメダビル(ON READINGのあるビルです)を愛でる」「中日ビル(渋ビル手帖最新号の特集です)を愛でる」「”渋ビル手帖”と”moving days”のアウトテイク写真」「3人はどんな家に住んでいるのか」という充実の内容でした。ご来場の方も皆さん前のめりで見てくださって、笑顔にあふれたいい夜でした。
「『moving days』のアウトテイク写真」は、今回メインビジュアルに使わせていただいたお引越しの写真のアウトテイク。そこで出てきた写真は、思いのほか、カメラのこちら側にいる(と思われる)平野さんの存在と、被写体との関係を感じさせるものでした。
「めちゃくちゃいい写真なのに、なんでこれ外したんやろ~って今では思うんです」と平野さんはおっしゃっていましたが、その言葉が逆に、彼女の「編集の目」を感じさせます。
平野さんの写真には、独特の距離感があります。名古屋渋ビル研究会の謡口さんはこれを、”中距離”と表現されました。近すぎず、遠すぎず、”中距離で、そっと見る”という視点。
毎回、「勝手に胸がいっぱいになって」泣きながら撮影しているという平野さんですが、そうした撮影者としての感傷的な部分は写真集『moving days』ではとてもフラットになっていて、その分、見ているこちらの心が、自由に写真のなかに流れている時間に入り込んだり、自分自身のことを振り返ったりできるのだと思います。『moving days』の独特のトーンは、こうして整えられていたんだな、と思いました。

今回、ご来場の方とお話をすると、ご自身の引っ越しの体験や昔住んでいたお部屋について想いを馳せたり、「なんか引っ越ししたくなった」とおっしゃる方も。そもそも、お子さんの写真や、ペットの写真やごはんの写真などの被写体を中心としたものではない、自分の部屋そのものを撮影するということも、あまりないかもしれません。写真、というのは不思議なもので、撮った時には注目していなかったものも、あとから見返すと思いもよらない感情や記憶を呼び起こしてくれることがあります。自分とは全く関係のないはずの写真でも、です。
きっと、みなさん、展示や写真集をじっくり見ながらそれぞれの「moving days」に想いを馳せていらっしゃったんじゃないかな、と思います。
平野愛さん、名古屋渋ビル研究会の寺嶋さん、謡口さん、ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。

TOMOYO KAWASE & YUSUKE MASHIBA exhibition『ANDSAND』

川瀬知代 & 間芝勇輔 展覧会『ANDSAND』
TOMOYO KAWASE & YUSUKE MASHIBA exhibition『ANDSAND』
2018年8月25日(土)~ 9月9日(日)
イラストレーターでありフード活動「粒粒」などでも知られる川瀬知代と、イラストレーション、映像、シルクスクリーンプリントなど、多彩な活動を行っている間芝勇輔とのコラボレーションによる展示です。ふたりの掛け合いがひとつの作品となった絵本『なにになる?』の原画を含む、新作の展示、グッズの販売を行います。
SPECIAL EVENT:名前を描きます。
2018年8月26日(日) 13:00~18:00
料金:1,000円 予約不要
間芝&川瀬が、あなたのファーストネーム or ラストネームをデコレーションして描きます。

本展は、名古屋市西区のプランツ・ショップ、TUMBLE WEEDとの連動企画になります。
TUMBLE WEEDでは、同期間中、間芝勇輔 個展『mt.M Nagoya』が開催されます。
ぜひ、2会場をご覧ください。
TUMBLE WEED http://tumbleweedppp.net/
愛知県名古屋市中村区元中村町3-15
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月曜・火曜日
profile:
川瀬知代(かわせ・ともよ)
ドローイングを中心に絵を描く。切絵、布を使った作品、インスタレーションの制作も行う。おにぎり中心のフード活動・粒粒でも活動する。
http://www.kawasetomoyo.net/<
http://tsubutsubutsubu.tumblr.com/
間芝勇輔(ましば・ゆうすけ)
1979年京都生まれ。現在東京を拠点に活動中。イラスト、ペインティング、インスタレーション映像など様々な形で制作活動を行っている。またシルクスクリーンによる印刷工房「OYA PRESS(オヤプレス)」も運営する。
http://www.mashiba.jp
http://www.oya-press.com/

【展示記録】
川瀬知代 & 間芝勇輔 展覧会『ANDSAND』
TOMOYO KAWASE & YUSUKE MASHIBA exhibition『ANDSAND』
2018年8月25日(土)~ 9月9日(日)

「なにになる?」という問いかけと、シンプルな線で描かれた絵。次のページをめくると、あふれんばかりの色で、少年の絵になっていて「いろいろ るんるん あつまって わ~い なんだか ともだちみたい!」という言葉が添えられています。
絵本『なにになる?』は、川瀬知代 と 間芝勇輔という二人の絵描きの共作で作られました。
黒と銀のシンプルな線画が特徴の間芝勇輔と、植物など有機的なモチーフを想起させる抽象的な表現が多い川瀬知代。二人のいいところが上手く引き出されたナイスなコラボレーション作品です。

黒と銀のシンプルな線画が特徴の間芝勇輔と、植物など有機的なモチーフを想起させる抽象的な表現が多い川瀬知代。二人のいいところが上手く引き出されたナイスなコラボレーション作品です。
この共作では、最初に二人で「猫を描こう」と、完成系のモチーフを相談して、間芝さんがわかるかわからないかのギリギリのところまで引き算した線を描き、川瀬さんがそれに色を描き加える形で出来上がっています。よくみると、単に「猫」を描いているのではなくて、よくわからないものや関係のないあれこれが「いろいろ」「あつまって」、「猫みたい」になっているのだとわかります。

また、今回は、同じ手法で描かれた共作の新作と、(当店の場所にちなんで、コアラやゴリラの姿も!)それぞれのソロ作品もずらりと並んでいます。それは、ホースや定規や、積み木のようなもので挟んで(SAND)展示されています。なるほど、展示タイトルの「ANDSAND」は、ここからきているのですね。本来は、まったく違う用途のためにつくられたこれら日常の道具が、お二人のマジックで、絵を展示する道具になっています。「なにになる?」という問いかけが、ここにも効いてきています。
川瀬さんも間芝さんもいろんな活動を平行してやられているけれど、共通して言えるのは、こうした「なにになる?」というような素朴な好奇心と、自由な想像力がなせる業だな、と改めて感じました。


一方、同時開催のtumbleweedでは、間芝作品の中に度々登場する「ひも」の絵で描かれた、山の稜線が並びます。こちらは打って変わって鉛筆のみで描かれたシンプルな構成で圧倒されます。登ったことのある山は、「このへんが山小屋かな?」と想像したり。知らない山は、どんな山容なんだろうと想像するのも楽しいです。
会期のはじめには、お二人に名前を描いてもらうイベントも行いました。お子さんの名前を描きにきてくださったご家族も多く、にぎやかな時間になりました。子どもたちが今回の展示で見たものや自分の名前を見て、自由に想像を広げるきっかけになったらいいなあと思います。
間芝さん、川瀬さん、ご来場の皆さま、ありがとうございました!

【臨時休業のお知らせ】2018年8月22日(水)
【臨時休業のお知らせ】
誠に勝手ながら、2018年8月22日(水)を臨時休業とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。
タカノミヤ展『みえるものと みえてないもの』

タカノミヤ展『みえるものと みえてないもの』
2018年8月9日(木)― 8月26日(日)
※ 8月22日(水)は臨時休業
当店で3回目となる、タカノミヤによる陶器作品の個展を開催いたします。
タカノミヤの陶器作品は全て手にのるくらいのものですが、それぞれが小さな物語を語ってくるような懐かしさがあります。手にとってゆらぐ世界をお楽しみください。
ところどころでは
ときどき大きく
どきどき小さく
ゆらゆら揺れる
目の前の
ある風景
目の後ろ
ない景色
あるとないとが
襞のように重なり
みえるところとみえないところ
つなぎ巡り巡る
ここはあったりなかったりする世界
TAKANOOOMIYA(タカノミヤ)
陶器、紙粘土、絵画、版画、詩歌などの作品を制作、発表。
https://www.instagram.com/takanooomiya/

野川かさね 写真展 『山小屋の灯』

野川かさね 写真展『山小屋の灯』
2018年8月11日(土) ~ 8月20日(月)
山小屋を偏愛する編集者・小林百合子さんと写真家・野川かさねさんの山小屋フォトエッセイ第2弾『山小屋の灯』(山と溪谷社)の刊行記念を記念して、写真展とトークイベントを開催します。
『山小屋の灯』(山と溪谷社)刊行記念
小林百合子 & 野川かさね トークイベント&サイン会
日程:2018年8月11日(土)
時間: 開場 18:30 | 開演 19:00 ~
※イベント当日の通常営業は17:00時までとなります。
参加費:1,500円(お買物券500円分付)
定員:30名
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
〜登頂だけが登山じゃない。
山小屋を目指して、ゆったり歩く山登り〜
前著『山と山小屋』(平凡社刊)の発売から5年、山小屋を偏愛する編集者・小林百合子さんと写真家・野川かさねさんの山小屋フォトエッセイ第2弾が発売になります。刊行を記念して、おふたりならではの山小屋登山の楽しみ方を語っていただきます。
『山小屋の灯』は、おふたりが2年の間に巡った各地の山小屋と、そこで過ごした時間、思い出を綴ったフォトエッセイ集。バス停から徒歩1分という初心者でも安心して行ける山小屋から、北アルプス最奥地にある秘境的山小屋までを紹介しています。
トークショウでは、これから山小屋に泊まってみたいという方へのアドバイスや、本には綴られなかった登山の裏話などを。スライドショーでは美しい山の写真もお楽しみいただきます。またイベントの最後には、本書のタイトルにもなっている山の歌『山小屋の灯』を参加者みんなで合唱(!)。山小屋で過ごしているような温かな時間を共有できたらと思います。
Q&Aコーナーでは山小屋宿泊のことから山での写真撮影のことなど、おふたりが山の疑問、お悩みに答えてくれますヨ!

小林百合子(こばやし ゆりこ)
1980年兵庫県生まれ。出版社勤務を経て独立。山岳や自然、動物、旅などにまつわる雑誌、書籍の編集を多く手がける。女性クリエイター8人から成る山登りと本づくりユニット〈ホシガラス山岳会〉発起人。著書に『最高の山ごはん』(パイ・インターナショナル)、『いきもの人生相談室』(山と溪谷社)、野川かさねとの共著に『山と山小屋』(平凡社)など。

野川かさね(のがわ かさね)
1977年神奈川県生まれ。山や自然の写真を中心に作品を発表する。クリエイティブユニット〈kvina〉、自然・アウトドアをテーマにした出版・イベントユニット〈noyama〉の一員としても活動する。作品集に『Above Below』(Gottlund Verlag)『with THE MOUNTAIN』(wood/water records)、著書に『山と写真』(実業之日本社)など。
http://kasanenogawa.net/

本書は山小屋をこよなく愛し、全国の山小屋を訪ね歩いてきた編集者と写真家によるフォトエッセイ集。 東京から日帰りでふらりと登れる高尾山、静かな森歩きを楽しめる北八ヶ岳、温泉を楽しめる東北の山。山々が果てしなく連なる北アルプス最奧まで。山が違えば山小屋の佇まいも変わり、出会う人も様々です。本書では著者たちが2年間に歩いた山と滞在した山小屋16軒について情感豊かに、ときにユーモアたっぷりにそのエピソードが語られます。 巻末には登場した山小屋の詳細情報やそこに至るまでの詳細なルート情報、地図なども収録
価格:1728円
版元:山と溪谷社
発売日:2018/6/18 ページ数:176ページ/ソフトカバー ISBN-13: 978-4635171939
【展示記録】
野川かさね 写真展『山小屋の灯』
2018年8月11日(土) ~ 8月20日(月)

小さな草花や、山小屋で働く人の手、霧がかった登山道や、夕暮れの中にぽかりと浮かぶ山小屋の灯。野川かさねさんの視点は山の魅力の深さを教えてくれます。
今回の展示は、小林百合子さんとの共著、『山小屋の灯』の刊行に併せて開催いたしました。書籍『山小屋の灯』では、おふたりが2年間に歩いた山と滞在した山小屋16軒についてのエッセイと写真で構成されているのですが、展示では、「道」「手」「水」「山小屋」「植物」といった、モチーフやイメージごとに、様々な山や山小屋で撮られた写真が並び、どこで撮影された写真なのかといった、場所の情報は掲示されていません。
同じ写真でも、構成によって全く違うものに見えるという、写真の面白さを感じられます。

山写真界に「かさね風」という新しいスタンダードを生み出した、と言われている野川さんは、植物を撮っていく中で山に登り始め、心動かされたものを写真に撮るようになっていきました。しかし、山岳雑誌等で見る山の写真は、猛々しい山壁や、アルプスの山並みなど、山の形を捉えたものが多く、「私が撮りたいものは、みんな撮ってない」と思ったそうです。
その後、山の雑誌で仕事をする中で編集者の小林さんと出会い、ともに取材をする中で、山の楽しみ方はひとつじゃない、同じように頂上を目指さなくてもいい、と山との多様な付き合い方を紹介していく活動をするようになっていきました。

野川さんは、山の写真は一生撮っていく、と言っていました。何度、同じ山、同じ道、同じ山小屋に行っても、出会う景色も人も、全く同じということはなく、同じ場所でシャッターを押しても、そのたびに、驚きと感動があると。
私たちは、展示を月曜日に終えたあと、八ヶ岳に行ってきました。山小屋のある峠から、朝日に照らされる雲海を眺めていたとき、野川さんは、こういう時きっと、太陽じゃないものを見ているんだな、とふと思いました。
感動的な朝日の光で赤く染まった小さな花、おいしそうなご飯をよそう手、つらい登山道にゆれるみちしるべ、
いわゆる「今日のハイライト」ではない瞬間の断片の集積が、見ている私たちに、”山をみている”のではなく、まるで”山にいる”ような感覚を呼び起こしてくれる写真展でした。










