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かくたみほ写真展『行きて帰りし』at on hold THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01

 

かくたみほ写真展『行きて帰りし』
at on hold – THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01
住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先 中部電力 MIRAI TOWER  THE TOWER HOTEL NAGOYA4F
会期:2021年7月29日(木)~8月29日(日)
OPENING HOURS  12:00-17:00 [入場無料]
https://thetowerhotel.jp/
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者数制限を設けております。ご来館のご予約をいただけましたら優先的にご案内させていただきます。
(ご予約優先制: 052 – 953 – 4450|THE TOWER HOTEL NAGOYA)

2021年より、THE TOWER HOTEL NAGOYA のギャラリー「on hold」のディレクションを一部、ON READINGが手掛けております。
今回は、かくたみほの展覧会を開催します。

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作品撮りで旅に出る。仕事でも旅に出る。
私の場合、旅のおみやげはもちろん写真。英語で写真を撮ることをTake a picture.と言うけれど、まさにテイクアウトしてくる。それをライフワークに20年間で訪れたのは27カ国になる。
自宅を離れると、ゆっくりした時間ができて、移動中や、夜に部屋で本を読んだりする。
今回、ホテルのギャラリールームでの展示ということで、旅と本を展示に落とし込めたらと思い構成しました。

日常から非日常へ、もう一つのあちらとこちら、世界へ。
森、冒険、鳥、鬼、魔法、自然は四季の営みをやめない。
ここではない違う場所に行って帰ってくるという児童文学の構造は「旅」に多く当てはまる。
幼少期の読書体験が、私が旅に出る理由のひとつに当てはまる。そして物語の主人公のように旅に出る行動力が大切。
しかし帰ってくることも大事で、帰るとはその人が、一番その人らしくいられる場所に落ち着くこと。
自分が今ここにいる意味を発見し、確認することが旅に出る理由のたくさんあるうちの一つだ。

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かくたみほ
77年三重県生まれ。小林幹幸に師事後23歳で独立。作品制作の他にファッションブランドの撮影やポートレート、動物撮影などで光を活かした作風で活動中。主な仕事に雑誌リンネル、ことりっぷマガジン、MOE。CDジャケットにはスピッツやきのこ帝国などがある。2006年から通って撮影したフィンランドの写真集に「MOIMOIそばにいる」(求龍堂)と「光の粒子」(求龍堂)がある。その他、自費出版の写真集も多数刊行。
www.mihokakuta.com
instagram : mihokakuta

2021-06-23 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】Des oiseaux(On birds)/ 川内倫子 Rinko Kawauchi

Des oiseaux(On birds)/ 川内倫子 Rinko Kawauchi
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8117

欧米でも高い評価を受け、国内外に存在感を示す女性写真家、川内倫子の写真集。

2020年4月、川内は自宅の近所で見つけたツバメの巣、そこで行われていたツバメの子育ての撮影を始めました。
軒先に作られたツバメの巣、餌を求め空を飛行する親ツバメ。親鳥の帰りを待ちわび、精一杯の口を開けるヒナ鳥、植物の芽吹き、陽光の輝き。
どのような状況にあっても脈々と続いていく生命の営み、そのシンプルな力強さを、静かに見守るように切り取っていく川内の写真は、コロナ禍において、さまざまな制限を余儀なくされ、心落ち着かない日々を過ごす私たちに、一時の清涼感と勇気をもたらしてくれるようです。

鳥類学者、ギレム・ルザッフル(Guilhem Lesaffre)による書き下ろしエッセイ「数グラムのエレガンス」も収録、ツバメの生態系についても興味深く読める一冊です。

黙々と餌を運ぶ親ツバメを見ていると、ただ子供にご飯を食べさせることが、それだけでも親の役目は十分に果たしているよね、とシンプルに思わせてもらえて、なんだか励まされるような気持ちになり、塞いだ気持ちが晴れていくようだった。
――川内倫子

本作は、フランスの出版社Éditions Xavier Barralと、日本の出版社HeHeの共同出版によるもの。Éditions Xavier Barralによる、世界中のさまざまな写真家の視点から「鳥」を捉えたシリーズ「Des oiseaux」の1冊となります。

 

2021-07-12 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】個人的な三ヶ月 にぎやかな季節 / 植本一子

個人的な三ヶ月 にぎやかな季節 / 植本一子
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8005

写真家としてはもちろん、文筆家として、その類稀なる才能を発揮している植本一子による、コロナ禍日記の第2弾。2021年の1月から3月までの個人的な三ヶ月間の記録を約12万字に及ぶ日記で綴った1冊。

緊急事態宣言下で身の回りに起きた数々の出来事・・・、とうとう上の娘が小学校卒業したと思ったら、パートナーは仕事をやめ、新しい道を模索することに。

娘たち、パートナー、大切な友人たちとのかけがえのない日々。
家族とは、結婚とは、一緒に生きることとは。

2021-06-04 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】WORKS COPYRIGHT / Tomoo Gokita 五木田智夫

WORKS COPYRIGHT / Tomoo Gokita 五木田智夫
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8102

限定1000部

日本人アーティスト、五木田智央の作品集。

本作は、ペインティング作品や何気ない日常風景を撮ったポラロイド写真、グラフィックデザイナー時代に手がけたZINEやTシャツ、装丁、アルバムジャケットなど膨大な数のアートワークが272ページにわたりまとめられている。精神分析学を専門とするジェイミソン・ウェブスター(Jamieson Webster)による作中のエッセイ『不気味の五木田(UNCANNY GOKITA)』では、五木田によるイメージ群をフロイトの精神分析という視座から考察するという試みを行なっている。

「まれに現れる写実性が強調された作品は、現代のアグレッシブな人間関係という現実世界のアウラが付与されることで不気味にうつる。五木田の作品の登場人物たちは常なる監視文化にさらされ、絶え間ないイメージの生産と捕獲の中に存在している。いかにも、不気味なものは、超自我の空気感を世界へ吹き込み、さらには生と死の境界まで追い詰められた時代に私たちは生きているという事実を突きつける。私たちの真なる美的価値観とは、不気味なものなのだ。」- ジェイミソン・ウェブスター

本書は、ロサンゼルスの「BLUM & POE」 で2021年5月から6月の間に開催された展覧会『FRESH』に伴い刊行された。

 

2021-07-07 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】DEAR OLD DAYS 往事成追憶 -中国の子供達 III- / 秋山亮二

DEAR OLD DAYS 往事成追憶 -中国の子供達 III- / 秋山亮二
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8029

写真家、秋山亮二が1983年に出版し、“子供写真の金字塔”とも評された写真集『你好小朋友―中国の子供達』。同写真集の復刊と、昨年の続編『光景宛如昨-中国の子供達-II』を経て“DEAR OLD DAYS 三部作”の最終章がリリース。

本作も前作同様、子供たちだけでなく、当時のライフスタイルを感じさせる背景や物、大人達の姿にもフォーカスしています。手編みのベビー靴、花柄のタオル、ホーローのたらい、路上の理髪店、70〜80 年代に流行した化繊のシャツ、40 年前のありふれた日常風景は、子供たちの純真な笑顔の背景にある彼らの家庭や学校、時代をリアルに伝えてくれます。いずれのカットもグラフィカルに切り取られているのは秋山氏ならでは。

前二作と違うところは、「時の流れ」によりこだわったところです。本作の十数点のネガフィルムはベース面にまでカビが浸透しており、物理的な洗浄で除去することができませんでした。化学薬品でネガを損傷することを避け、データ上でレタッチ修正することにしたのですが、一方で、このカビは40 年の時の蓄積であり、そのまま残してもいいのではないかという思いも編集者にはありました。そのことを秋山氏に告げると、「それは時の流れを示すものです。そのまま残してください」と即答。全116 点の中の9 点に、フィルムに付いた黄色いカビの痕跡が修正されずにそのまま残されています。

本作の巻末には、秋山氏と写真家の濵田英明氏の対談を掲載。

 

2021-05-28 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】flowers / 奥山由之

flowers / 奥山由之
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8012

 

第34回写真新世紀優秀賞受賞し、数多くのクライアントワークも手掛けるなど、デビューして間もなく、一躍日本のトップ・フォトグラファーとして注目を集めている写真家、奥山由之による写真集。

奥山由之が長年撮りつづけたこのシリーズは、亡き祖母が暮らしていた家で撮影されました。この場所をいま自身のアトリエとする奥山は、射し込む光に、庭に揺れる草木に、生前の祖母を偲び、多くはなかった会話をあらためて紡ぐように、花を撮り重ねてきたのです。

80年代に祖父が使用していた110フィルム(ワンテンフィルム)という小さなフィルムを用いて撮影された花々は、部屋のクラシックな意匠やカーテンとも合わさり、花と向き合う自由な視点や角度に引き付けられます。
中でも、窓という絵画的なモチーフを用いて、外部の流動感や瑞々しさと内部のほの暗さを印象づけ、内から外への眼差しや、光の中で花に近づく揺らぎある視点において、祖母と自身とを重ね合わせています。窓に映り込む花と、ここにある花。窓を挟む室内の花と、庭の花。花を撮ることによって無数の対話が交わされます。

その流れのなかに織り込まれるキッチンや書斎、寝室など空間を撮った写真には、異質な視覚が生じています。大判カメラのコンタクトシートや中判カメラ、35ミリ、ポラロイドなど様々なカメラを用い、生前の祖母の視点、亡き祖母の漂う視点、そして自身の視点が現れるようです。
一枚の写真における視線の重なり、そして全編を通じての視点のレイヤーは「flowers」の大きな試みといえるでしょう。

また、一冊のなかに融け合う、古い家族アルバム、祖母と共にあった家や家具、そして今を咲く花という時間軸のグラデーションは、写真のフォーマットや手法においても表出されています。祖母が生きていた時代から存在したフォーマットと、片やコンタクトシートのスキャニングや、映像から静止画へと切り出されたもの。「flowers」の奥行き、眼差しや感覚の混交に、幅のある時間・歴史が息づいています。

本書に登場する花は、フラワークリエイター篠崎恵美(edenworks)さんにより提供された、棄てられてしまうはずだった花々です。
時折登場する花瓶を持つ手、花を差し出す手 ─ 自身であり他者であるだろうその手は、それぞれの記憶に触れるものです。






2021-05-17 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】LEAVING AND WAVING / Deanna Dikeman


LEAVING AND WAVING / Deanna Dikeman
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7931

 

アメリカ人フォトグラファー、Deanna Dikeman(ディアンナ・ダイクマン)による写真集。

本作は、写真家が、家を訪れた後に手を振って別れる両親を27年間にわたって撮影したシリーズをまとめたもの。

彼女が家を出るとき、カメラは必ず両親に向けられました。1991年に始まった率直なスナップショットは、年々、儀式のようになっていきました。時が経つにつれ、父親がいなくなり、母親一人だけになり、息子も一緒に写り込むようになっていきます。家族の時間の経過を感じさせ、別れの場面に宿る悲しさと温かさ、心の通う様子に感じ入ることができる1冊です。

2021-04-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

湯浅景子 個展 『iremon』at on hold THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01

 

 

湯浅景子 個展“iremon”
at on hold – THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01
住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先 名古屋テレビ塔4F
会期:2021年4月29日(木)~5月30日(日)
OPENING HOURS  12:00-17:00 [入場無料]
https://thetowerhotel.jp/
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者数制限を設けております。ご来館のご予約をいただけましたら優先的にご案内させていただきます。
(ご予約優先制: 052 – 953 – 4450|THE TOWER HOTEL NAGOYA)

2021年より、THE TOWER HOTEL NAGOYA のギャラリー「on hold」のディレクションを一部、ON READINGが手掛けております。
今回は、湯浅景子の展覧会を開催します。

インディアンの小箱、封筒、ちりとり、インク瓶…
湯浅景子が、普段から身近なモチーフとして描くことの多い「いれもん」。

時には海を越え、長い時を経て、作家の前にあらわれたそれらは、作り手の意図や、定められた本来の用途を越えて、
ひとつの「かたち」や「線」として、絵の中でどこまでも自由に飛躍していきます。

本展は、電波塔としての役割を終え、現在は「容れもの」として機能しているテレビ塔の中での展覧会となります。
ぜひご来場ください。

同時開催:『くらすたのしみ』刊行記念 湯浅景子 装画展
2021年4月22日(木)~ 5月17日(月) at ON READING

湯浅景子 keiko yuasa
1973年生まれ、名古屋市在住。
2020年HB GALLERY ファイルコンペvol.30
<藤枝リュウジ賞>大賞、他受賞多数。
www.keikoyuasa.com

 

curated by ON READING

 

2021-03-22 | Posted in NewsComments Closed 

 

2021年4月25日 名古屋市長選挙の投票キャンペーン実施します。

 

わたしたちの街のため、投票に行こう! 「#投票割引NGY」

 

2021年4月25日(日)は、名古屋市長選挙の投票日!!
4月12日より期日前投票が始まりました。

名古屋市長選挙のお知らせ
https://www.city.nagoya.jp/senkyokanri/page/0000091606.html

私とあなたのこれからの暮らしのため、未来の(過去の)街と人々のため。じっくり考えて投票に行きましょう。

ということで当店では、おたぐち画伯の粋なステッカーをプレゼントします。
投票後にもらえる投票済証をご持参いただくか、投票会場前の写真などを提示してくださいね。
(※4/21頃から5月末頃まで配布予定です。無くなり次第終了)

目立つところに貼って、ご家族やご友人との会話のきっかけにしてください~。

【ご賛同いただけるお店・施設の方へ】
※このキャンペーンに賛同していただける店舗さまは、ご自由に上記画像や、#投票割引NGY をご利用ください。期間や割引金額、サービスの内容はお任せいたします。許可やご報告も不要です。一緒に盛り上げていただけると幸いです。

わたしたちの街のため、投票に行こう 「#投票割引NGY」

参加店舗で投票後にもらえる投票済証をご持参いただくか、投票会場前の写真などを提示していただくと様々なサービスが受けられます。
参加店舗は、#投票割引NGY をtwitter、Instagram、facebook等で調べてみてください。
※サービス期間や内容は各店舗によって異なります。
※このキャンペーンは投票率の向上を目的とするものであり、各店舗の政治的なスタンス等について企画者は一切関与しておりません。
※SNSのハッシュタグなどでよく見かける「選挙割」「センキョ割」は、すでに商標登録され、事業化されているフレーズのため、勝手に使用することができません。ご注意ください。

企画:シマウマ書房&ON READING

2021-04-13 | Posted in NewsComments Closed 

 

2021年4月8日 歌集『ここでのこと』 刊行記念トークイベント at TOKUZO

 

歌集『ここでのこと』刊行記念トークイベント
開催日:2021年4月8日(木)
会場|TOKUZO(名古屋市千種区今池1丁目6−8 今池スタービル 2F)
時間|開場18:00~ 開演19:00~
料金|予約1,500円+1D 当日2,000円+1D
ご予約:mail@tokuzo.com / 052-733-3709(TOKUZO)
http://www.tokuzo.com/schedule/2021/04/48-2.php

登壇者:小坂井大輔、谷川電話、千種創一、辻聡之、戸田響子、野口あや子(五十音順)
モデレーター:荻原裕幸
企画:ON READING

愛知県にゆかりのある9人の歌人、谷川電話、戸田響子、小坂井大輔、寺井奈緒美、辻聡之、野口あや子、千種創一、惟任將彥、山川藍が、県内の様々な場所を想いながら作歌したアンソロジー歌集『ここでのこと』(ELVIS PRESS)の刊行を記念してトークイベントを開催します。

新型コロナウィルスの感染拡大により、当たり前のように続くと思っていた私たちの日常が一変した今、歌人は何を想い、ここでの歌を詠んだのか。場所と短歌の関係にも触れつつ、それぞれの短歌を味わいながら語らいます。

 

※会場はON READINGではございません。名古屋今池のTOKUZOとなります。

2021-03-04 | Posted in Event, NewsComments Closed 

 

【新入荷】ここでのこと / 谷川電話、戸田響子、小坂井大輔、寺井奈緒美、辻聡之、野口あや子、千種創一、惟任將彥、山川藍

ここでのこと / 谷川電話、戸田響子、小坂井大輔、寺井奈緒美、辻聡之、野口あや子、千種創一、惟任將彥、山川藍
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7779

 

限定1200部

愛知県にゆかりのある9人の歌人、谷川電話、戸田響子、小坂井大輔、寺井奈緒美、辻聡之、野口あや子、千種創一、惟任將彥、山川藍が、県内の様々な場所を想いながら作歌したアンソロジー歌集。

愛知県文化芸術活動緊急支援金事業/アーティスト等緊急支援事業「AICHI⇆ONLINE」の企画の一環で制作した1冊。

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友だちのアフロヘアーを通過するあいだ微風は複雑になる(谷川電話)

人の減りゆくオフィスに残りパソコンはデジタル音の嗚咽をもらす(戸田響子)

大村知事と河村市長が肩を組む写真を魔除けのために持ってる(小坂井大輔)

お月さまだけは変わらず出迎えるすべて駐車場に変わっても(寺井奈緒美)

天国の気配に満ちて対岸のパン屋はパンを焼き尽くしたり(辻聡之)

爆音に罪のいざない、きよらなる反骨心が街を照らして(野口あや子)

動くのが蝶、動かないのが花ならばその絵はまったく花にあふれる(千種創一)

ヨガをするひとびとよこたはる安置されてゐるかのやうなしづけさ(惟任將彥)

一人ずつ体温により許されて大きな門をゆっくりくぐる(山川藍)

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装画、挿画はイラストレーター、宮崎信恵(STOMACHACHE.)による。

新型コロナウィルスの感染拡大により、当たり前のように続くと思っていた私たちの日常は一変しました。特に、他者との対面での交流や、移動の自粛を求める‟要請”が私たちの生活とこころに与えた影響は小さくないものでした。

地球に住むすべての人にとって無関係ではいられない今回の事態ですが、各々の事情や環境によって受ける影響は様々です。また、移動が難しくなり行動範囲が狭くなったことで「世界が狭くなった」という声も散見しましたが、一方でこれまで見過ごしてきた半径1キロくらいの地図の解像度がぐっと上がったと見ることもできるのではないでしょうか。個々(ここ)の断片的なシーンと世界を同時に襲った未曽有の事態という大きなものがたり。ミクロとマクロの視点を行き来することで、自分の居る場所を改めて意識することができるのではないかと思います。

今回のプロジェクトでは、愛知県に縁のある歌人に「ここ」(HERE)で生まれた歌を制作していただきました。今、「ここ」から見える、個々の感じる景色、感情。これらの短歌を通して、愛知の新しい見方や解釈が生まれることを楽しみにしています。
(企画:ON READING)

※こちらの書籍は、卸販売可能です。店舗などでの販売にご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。

2021-02-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

guse ars exhibition 『Seascape』at 「on hold」 THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01

guse ars exhibition 『Seascape』
at 「on hold」THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01
住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先 名古屋テレビ塔4F
会期:2021年1月7日~1月31日
OPENING HOURS  12:00-17:00 [入場無料]
https://thetowerhotel.jp/
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者数制限を設けております。ご来館のご予約をいただけましたら優先的にご案内させていただきます。
(ご予約優先制: 052 – 953 – 4450|THE TOWER HOTEL NAGOYA)

 

2021年より、THE TOWER HOTEL NAGOYA のギャラリー「on hold」のディレクションを一部、ON READINGが手掛けることとなりました。
第一段として、guse arsの展覧会を開催します。

寄せては返す波をぼんやり眺めていると、この波はいつから打ち寄せられて、いつまで続くのか。無限に繰り返されるのか、明日には止まってしまうのか、そんなことに思いを馳せる瞬間があります。そのうねりの中を長い間漂った陶器の欠片は、すっかりと洗われ、誰かに使われて割れてしまったその記憶までも漂白されていきます。いずれどんな姿に変わるだろうか。それともこの世からすっかりと消えてしまうのだろうか。私たちは、その「ひとかけら」のある偶然の瞬間を拾い上げ、永久に繋がる模様 washed pattern(※1)へと変化させます。生まれてくる模様は終わることなく繰り返される海の波模様そのもの。それは海の景色「Seascape」です。

本作の素材となった陶片は愛知、岐阜、三重の3県の海や川で採集したものです。その点で言えば、今回展示されている作品は東海地域の景色とも言えるかもしれません。

※1) washed pattern
海や川を歩くとかつて器やタイルの一部であった陶片が打ち上げられています。漂着した陶片の中には、小さな柄が残されているものもあります。washed patternとは、陶片の柄を抽出し、再構成することで新しい模様を生み出すguse arsのプロジェクトです。この模様を器やタイルとして生活に戻すことで、遠い未来、再び割れて欠片となり、何処かに流れ着く日が来るかもしれません。これは永遠に続けることができるサイクルです。生命が子孫を残していくように、陶片もまた未来に続く模様の子孫を繋いでいく。washed patternには、陶片が織り成す「時」と「模様」のめくるめく連鎖が封じ込められています。

guse ars(グセアルス)
2010年結成。東京を拠点に活動する村橋貴博と岩瀬敬美による2人組のアートプロジェクト。海や川に漂着する陶片を採集し、それを創造の種として作品発表、アートワークの提供、デザイン制作などを行っている。書籍に加え、プロジェクトから生まれたプロダクトタイルなども販売中。2019年には岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムで展覧会を開催した。また、村橋貴博はコラージュワーク、岩瀬敬美はドローイングワークなどソロ名義での活動も並行している。
www.guse-ars.com

Curated by ON READING

 

2020-12-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】ラブと私のメモリーズ / 横山奈美

ラブと私のメモリーズ / 横山奈美
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7701

 

リアルなネオン管のサインや、見向きされないものに焦点を当てた静物画などを描き、そのものが持つ根源的な存在意義や美しさを提示しているアーティスト、横山奈美による作品集。

本作は、横山が2018年から始めた木炭によるドローイング「ラブと私のメモリーズ」のシリーズをまとめたもの。ラブという名の犬と女の子の5年間の思い出を描いている。

「凄まじいスピードで移り変わっていく世の中と比べると、彼女たちが過ごした5年間は、短く、何でもない時間でした。そんな彼女達の思い出を追体験してもらうことで、毎日を生きる中で見過ごしてしまう何でもないことに気付いてもらえたら、とても嬉しいです。」
(横山奈美)

 

2020-12-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】あたらしい窓 / 木村和平

 

あたらしい窓 / 木村和平
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7682

 

ファッションフォトやアーテイスト写真、ミュージシャンのPVなど多岐にわたり活躍中の写真家、木村和平による写真集。

木村和平はこれまでに、『piano』『楽譜』(共に私家版)、『袖幕』『灯台』(共にaptp)と4冊の写真集を発表してきた。
被写体や、カラー、モノクロなど手法の違いはあっても、反応する光の独自性と、感官を交差させて生み出すイメージは、たしかな印象を刻んできた。

そして2020年、写真集『あたらしい窓』において、木村は「近い存在であるはずのひと」や風景を撮りながら、そこに生じる距離を新たに映し出している。
「誰とも似つかないひと」と出会い、向き合うなかで、避けては通れない状況や瞬間。それを見つづける視点。
撮ることが奪うことではなく、日々の記録でもなく、親愛が生み出す距離のその寂しさと眩しさこそが静かに焼き付けられている。
対象となるひとやもの、そしてその瞬間への敬意とも思える距離のなかに、またとない光と影は編まれた。

写真という窓を通して見ること。そして写真がつなぐこと。隔たりであり、同時に関わりである窓を挟んで、相手も自分も常にあたらしい存在となる。
そして、この写真集そのものも、見るひとに手向けられた、近しいはずの「あたらしい窓」に違いない。

 

2020-12-06 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】KUMO / 雲 / 横浪修 Osamu Yokonami

KUMO / 雲 / 横浪修 Osamu Yokonami
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7606

ファッション誌、広告等で活躍する日本人フォトグラファー、横浪修の作品集。

若さや集団性、匿名性を以前より探求してきたが、そこには「雲(KUMO/CLOUDS)」との共通した特徴を見いだすことができる。

「雲」のユートピア的位置付けは、社会におけるそれぞれの結びつきで見られる文化的な均一化によって起きる類似性を想起させる。つまり、社会構造における視覚的なメタファーとして、集団が個々の行動よりも強度を持ちうるということを表している。

本作に収録されている作品は、館山、富士山、三浦、沼津など日本国内の各地で撮影された。

ストックホルムのインディペンデント・パブリッシャー、LIBRARYMANからのリリース。限定1000部。

2020-10-30 | Posted in NewsComments Closed