Exhibition

『足音を生むために』刊行記念  水野誠司・初美 写真展

 

『足音を生むために』刊行記念 水野誠司・初美 写真展
2021年6月3日(木) ~ 6月21日(月)
ON READING店内展示スペースにて開催。※最終日は19時まで。

 

2016年から始まった、馬場駿吉の俳句と水野誠司・初美の写真による交感が一冊の本になりました。
モノクロームに写された風景を詠み、詠まれた十七の音に新たな風景を視る。未だ視ぬイメージを求めて、目と耳で探った実験の記録です。
刊行を記念して、本で使用された画像による写真展を開催します。手漉き雁皮紙に、19世紀の古典写真技法パラディウムプリントで制作した小品を展示いたします。

 

水野誠司・初美 |  写真家
フィンランドにてStig Gustafsson氏に師事
2013年 名古屋市美術館「ポジション2013」
収蔵 名古屋市美術館

馬場駿吉 |  俳人、美術評論家
元名古屋ボストン美術館館長、名古屋市立大学名誉教授(耳鼻咽喉科学)

 

『足音を生むために』
限定300部 | 特製オリジナルプリント付
四六判 上製本  64頁
販売価格 9,350円(税込)

2021-05-08 | Posted in ExhibitionComments Closed 

 

白石ちえこ 写真展『鹿渡り SHIKAWATARI』

 

白石ちえこ 写真展『鹿渡り SHIKAWATARI』
2021年6月19日(土)~7月4日(日)
作家在廊予定日:6月26日(土)
 

近年、国内のみならず、海外でも活躍の場を広げている写真家、白石ちえこの写真展を開催します。

『鹿渡り』は、2014年から2020年まで毎冬、道東を旅し、野生のエゾシカの群れを撮影してきたシリーズ。本作で、第37回写真の町東川賞特別作家賞を受賞しています。


 

冬の北海道、道東。
薄曇った空と雪がぼんやりとあたりを照らし、白くほのかな光りがどこまでも大地を覆っている。
真っ青な晴天の東京から来ると、そこには眠っているような静けさがあり、一気に遠い土地に迷い込んでしまう。
無音に包まれて耳をすます。白い無音の大地では、遠い森の樹々の枝から、ひとかたまりの雪が落ちる音までも聴こえてきそうだった。
真冬の大地を巡るなか、夕暮れの凍った湖をちいさく一列になって渡るエゾシカの群れに遭遇した。
群れを眺めているうち、空と森とシカが一列に連なる自然の摂理を感じ、なにか神聖なものを見てしまったようなおごそかな気持ちになった。
海辺に出ると、渡り鳥が岬の気流にのって飛んで行く。北海道の真ん中を渡るコハクチョウには、そこが数十万年前に海岸線だった記憶が刻まれていて、今も過去の鳥の地図を継承し、渡りを繰り返しているという。
道東では、今まで感じたことのない大きな自然との一体感の中で、弱い光に包まれながら、私とシカと自然が一本の道でつながっていくのだった。

___ 白石ちえこ
 



鹿渡り SHIKAWATARI / 白石ちえこ  https://artlabo.ocnk.net/product/7582
 


白石ちえこプロフィール

神奈川県横須賀市生まれ

【個 展】
1998年 「とおいまち」 ガレリアQ / 東京新宿
2003年 「サボテンとしっぽ」 巷房 / 東京銀座
2005年 「ロバのいた町」 Roonee 247 photography / 東京四谷
2006年 「アマリリス通り」 ギャラリー冬青 / 東京中野
2007年 「 猫目散歩 」 ギャラリー街道 / 東京阿佐ヶ谷
2008年 「 サボテンとしっぽ 」  ギャラリー冬青 / 東京中野
2010年 「 ねこと海 」  喫茶 谷中ボッサ/ 東京谷中
2011年 「 海に沈んだ町 」  蒼穹舍 / 東京新宿
2012年 「ペンギン島の日々 – いつか見た風景 – 」ART SPACE 繭 / 東京京橋
2014年 「ホエールウォッチング」 gallery & café Hasu no hana / 東京鵜の木
2015年 「島影 SHIMAKAGE」森岡書店/東京茅場町・Gallery722 / 岡山吉井・ toki分室 / 東京西荻
2016年 「島影 SHIMAKAGE」 mind’s eye gallery Adrian Bondy / Paris France
2017年 「鹿渡り SHIKAWATARI」art space 繭/東京京橋
2019年 「 ムジナムジカ」  流浪堂・トーチカ/東京目黒
「鹿渡り SHIKAWATARI」 mind’s eye gallery Adrian Bondy / Paris France
「島影 SHIMAKAGE」 Kokonton Gallery / Venezia Italy
2020年 「島影 SHIMAKAGE」 READAN DEAT/広島
「鹿渡り SHIKAWATARI」写真集刊行記念展 巷房/東京銀座・ギャラリーソラリス/大阪
2021年 「鹿渡り SHIKAWATARI」写真集刊行記念展 ギャラリー楽風 /浦和・1231店/岩手水沢

【その他 】
2004年 「ホンニコノ国ヨイ国ヂャ」関口国雄+白石ちえこ 二人展 ナノ・リウム/山梨富士吉田
2005/2008/2009年 「まちがミュージアム!」 西裏界隈/山梨富士吉田
2010年 「足利風景 ̶旅の視線、地の視線̶」 足利市立美術館/栃木足利
2011年 「会津・漆の芸術祭 ~東北へのエール~ 」 大和川酒造/福島喜多方
2013年 「MONOCHROME LANDSCAPE 色のない景色」 Art Labo 深川いっぷく/東京白河
2014年 「MONOCHROME LANDSCAPE 色のない景色」巡回展  Flowmotion/北海道帯広
2015年 「ペンギンの行方~写真の辺境、版画の辺境」 猫野ぺすか・白石ちえこ二人展 Art Labo 北舟/北海道帯広
2016年 「Tbilisi Photo Festival 2016 〝Contemporary Japanese Photography〟」MOMA / Tbilisi Georgia
「ピーターミラー・白石ちえこ 二人展」砂丘館・新潟絵屋(二会場同時開催)/新潟

【写真集 】
2008年 「 サボテンとしっぽ 」 冬青社
2015年 「島影 SHIMAKAGE」蒼穹舎
2019年    「鹿渡り Shikawatari」私家版 限定100部
2020年 「鹿渡り SHIKAWATARI」蒼穹舎
【共 著 】
2011年 「海に沈んだ町」(小説/三崎亜記) 朝日新聞出版

【収 蔵 】
清里フォトアートミュージアム
足利市立美術館

2021-05-13 | Posted in ExhibitionComments Closed 

 

『名前のないことば辞典』刊行記念 出口かずみ 原画展


 
『名前のないことば辞典』刊行記念 出口かずみ 原画展
2021年7月1日(木)~7月26日(月)

『名前のないことば辞典』(遊泳舎)の刊行を記念して、 原画展を開催します。会場では原画を展示するほか、関連書籍やグッズも販売します。

 

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ある日、某輸入食品店のレジで量り売りのコーヒー豆を注文したときのことです。店員さんに「これを二百グラム、ええと……あの……これを……」と、なぜかいきなり頭が真っ白になりました。豆を〝挽く〞というワードがどうしても出てこなくなったのです。店員さんは笑顔で優しく、うんうんと相槌を打ちながら私の口から〝挽く〞という言葉が出るまでゆっくり待ってくれたのですが( しばらく泳がしやがったな、とあとで思いましたが)、私は身振り手振りと一緒に「あの、豆をこう、ガリガリ……」と必死で伝えたのです。

やっと店員さんが「お挽き、して?」と誘導してくれ、「そうそれ! 挽いてください!」と晴れて頼めました。その場に安堵の空気と笑いが生まれ、「ガリガリ」が手伝ってくれたかもなと振り返って思ったのでした。

こんなふうに日常では気がつかないくらい、物事を表現する際に便利に使ってしまっている「名前のないことば」たちを、いぬ、ぶた、あひる、くま、かめ、ねこ、はりねずみの7種類の動物たちの日常に溶け込ませてまとめてみました。どこかの小さな町でこんなことが繰り広げられているかもしれない、と読んで楽しんでいただけたらと思います。

出口かずみ

 

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出口かずみ (でぐち かずみ)
1980 年、佐賀県生まれ。猫2匹と暮らしながら絵を描いている。主な著書に『どうぶつせけんばなし』『画集 小八』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『おべんとういっしゅうかん』(学研プラス)、『ポテトむらのコロッケまつり』(文:竹下文子、教育画劇)、『たくはいびーん』(文:林木林、小峰書店)など。好きな名前のないことばは「ごろごろ」。

 


 


『名前のないことば辞典』

絵本作家、イラストレーターとして、ユーモラスな作品を発表し続ける出口かずみによる、様々なオノマトペの用法をイラストとともに紹介した辞典。
「わくわく」「もじもじ」「だらだら」など、日常で何気なく使っている感覚的で曖昧な言葉約300 語を収録。いぬ、ねこ、ぶた、くま、はりねずみなどの動物たちが、ストーリー仕立てでコミカルに紹介します。古事記や万葉集の時代からある「言葉じゃない言葉」の奥深さを、楽しく学べる一冊です。

2021-05-28 | Posted in ExhibitionComments Closed 

 

寺井奈緒美&habotan Exhibition『生活フォーエバー』

 

寺井奈緒美&habotan Exhibition『生活フォーエバー』
2021年7月17日(土)~8月1日(日)

寺井奈緒美は、歌人として活動するほか、habotanとしてユーモラスで愛らしい土人形を制作しています。本展では、日常やその延長線上のささやかなものごとをテーマに詠んだ新作短歌とエッセイ、短歌をテーマにした置きものを展示します。またhabotanの土人形、およそ150体を展示販売します。

寺井奈緒美(てらい・なおみ)
1985年ホノルル生まれ。愛知育ち、東京在住。趣味は粘土で縁起のよい人形をつくること。2019年4月、新鋭短歌シリーズ『アーのようなカー』(書肆侃侃房)刊行。
 

2021-06-12 | Posted in ExhibitionComments Closed