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SUNDAY MORNING ISSUE SPECIAL : 読書が旅というのなら
毎月第3日曜日の午前中はON READINGの小さな試み、『SUNDAY MORNING ISSUE』の時間です。
ゆっくりお茶や珈琲を飲みながら何か考えてみたり、ちょっと手を動かしてみたり。ときにはワークショップやクラスだったり。本屋という考えを巡らす装置の中で、日曜日の朝を過ごしてみませんか?
今回は、『世界をきちんとあじわうための本』の著者である「ホモ・サピエンスの道具研究会」の方々と、読書という名の旅に出ます。
≪ホモ・サピエンスの道具研究会≫
日々の生活とともにある、「研究」のあたらしいあり方を模索するなか生まれた、南山大学に所属する人類学者(山崎剛・木田歩・坂井信三)からなるグループ。
これまでの活動
展覧会|『道具を回路で考えよう』(南山大学人類学博物館/2010)
『「ならんでいる」ということについての研究』(名古屋大学プロジェクトギャラリー「clas」/2012)
『のこりもの 世界の性質:残るということについての研究』(名古屋市民ギャラリー矢田/2013)
書籍|ファン・デ・ナゴヤ美術展2013 記録集『世界をきちんとあじわうための本』(2013)
書籍|『箱にしまうこと 箱をしまうこと』(2015)
THIS SUNDAY MORNING ISSUE SPECIAL : 読書が旅というのなら
しばしば読書は、旅に喩えられます。たしかに、しっかり計画を立て何日もかけてたのしむ旅=読書は、かけがえのない経験といえるかもしれません。でも、特に計画もなく、いつもふらっと出歩くことではじまる散歩のような営みは、旅というには値しないのでしょうか?
読書が旅というのなら、その出発の機会はいたるところにいくらでもあふれていてもいいはず。日々の暮らしにあふれているのに、なかなか読まれることのないたくさんの本たちのためにも、特別な準備のいらない旅に出かけてみる。読むのも難しそうな異国の本やら、かわった形の本などを前にし、あたたかい飲みものなんかでほっこりしつつ、ページに触れては本の質感をあじわったり、何が書かれているのか想像したり。日曜の朝から旅のしおりを片手に出発する、みじかい読書の時間。
このイベントは、ブックマークナゴヤ2015の期間中にスタジオ・マノマノにてホモ・サピエンスの道具研究会がおこなった『読書が旅というのなら』のON READINGバージョンになります。
特別なプログラムはなにもない、いつものSUNDAY MORNING ISSUEとは違って、今回はちょっとだけ決まりがあります。それは、目の前にならぶ本を手に取り、読書の旅に出ること。
ただし、読むことをせず、なかなか出発もしない、そんなかわった読書の旅に興味があれば、ぜひこのツアーにご参加ください。
開催日:2015年12月20日(日)
時間:午前10:00スタート 11:30終了予定 (時間に遅れないようお気を付けください。)
会場:ON READING
料金:1,500円(紅茶・お菓子付き)
定員:8名
ご予約:下記フォームよりお申込ください。