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湯浅景子 個展 『iremon』at on hold THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01

 

 

湯浅景子 個展“iremon”
at on hold – THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01
住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先 名古屋テレビ塔4F
会期:2021年4月29日(木)~5月30日(日)
OPENING HOURS  12:00-17:00 [入場無料]
https://thetowerhotel.jp/
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者数制限を設けております。ご来館のご予約をいただけましたら優先的にご案内させていただきます。
(ご予約優先制: 052 – 953 – 4450|THE TOWER HOTEL NAGOYA)

2021年より、THE TOWER HOTEL NAGOYA のギャラリー「on hold」のディレクションを一部、ON READINGが手掛けております。
今回は、湯浅景子の展覧会を開催します。

インディアンの小箱、封筒、ちりとり、インク瓶…
湯浅景子が、普段から身近なモチーフとして描くことの多い「いれもん」。

時には海を越え、長い時を経て、作家の前にあらわれたそれらは、作り手の意図や、定められた本来の用途を越えて、
ひとつの「かたち」や「線」として、絵の中でどこまでも自由に飛躍していきます。

本展は、電波塔としての役割を終え、現在は「容れもの」として機能しているテレビ塔の中での展覧会となります。
ぜひご来場ください。

同時開催:『くらすたのしみ』刊行記念 湯浅景子 装画展
2021年4月22日(木)~ 5月17日(月) at ON READING

湯浅景子 keiko yuasa
1973年生まれ、名古屋市在住。
2020年HB GALLERY ファイルコンペvol.30
<藤枝リュウジ賞>大賞、他受賞多数。
www.keikoyuasa.com

 

curated by ON READING

 

2021-03-22 | Posted in NewsComments Closed 

 

2021年4月8日 歌集『ここでのこと』 刊行記念トークイベント at TOKUZO

 

歌集『ここでのこと』刊行記念トークイベント
開催日:2021年4月8日(木)
会場|TOKUZO(名古屋市千種区今池1丁目6−8 今池スタービル 2F)
時間|開場18:00~ 開演19:00~
料金|予約1,500円+1D 当日2,000円+1D
ご予約:mail@tokuzo.com / 052-733-3709(TOKUZO)
http://www.tokuzo.com/schedule/2021/04/48-2.php

登壇者:小坂井大輔、谷川電話、千種創一、辻聡之、戸田響子、野口あや子(五十音順)
モデレーター:荻原裕幸
企画:ON READING

愛知県にゆかりのある9人の歌人、谷川電話、戸田響子、小坂井大輔、寺井奈緒美、辻聡之、野口あや子、千種創一、惟任將彥、山川藍が、県内の様々な場所を想いながら作歌したアンソロジー歌集『ここでのこと』(ELVIS PRESS)の刊行を記念してトークイベントを開催します。

新型コロナウィルスの感染拡大により、当たり前のように続くと思っていた私たちの日常が一変した今、歌人は何を想い、ここでの歌を詠んだのか。場所と短歌の関係にも触れつつ、それぞれの短歌を味わいながら語らいます。

 

※会場はON READINGではございません。名古屋今池のTOKUZOとなります。

2021-03-04 | Posted in Event, NewsComments Closed 

 

【新入荷】ここでのこと / 谷川電話、戸田響子、小坂井大輔、寺井奈緒美、辻聡之、野口あや子、千種創一、惟任將彥、山川藍

ここでのこと / 谷川電話、戸田響子、小坂井大輔、寺井奈緒美、辻聡之、野口あや子、千種創一、惟任將彥、山川藍
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7779

 

限定1200部

愛知県にゆかりのある9人の歌人、谷川電話、戸田響子、小坂井大輔、寺井奈緒美、辻聡之、野口あや子、千種創一、惟任將彥、山川藍が、県内の様々な場所を想いながら作歌したアンソロジー歌集。

愛知県文化芸術活動緊急支援金事業/アーティスト等緊急支援事業「AICHI⇆ONLINE」の企画の一環で制作した1冊。

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友だちのアフロヘアーを通過するあいだ微風は複雑になる(谷川電話)

人の減りゆくオフィスに残りパソコンはデジタル音の嗚咽をもらす(戸田響子)

大村知事と河村市長が肩を組む写真を魔除けのために持ってる(小坂井大輔)

お月さまだけは変わらず出迎えるすべて駐車場に変わっても(寺井奈緒美)

天国の気配に満ちて対岸のパン屋はパンを焼き尽くしたり(辻聡之)

爆音に罪のいざない、きよらなる反骨心が街を照らして(野口あや子)

動くのが蝶、動かないのが花ならばその絵はまったく花にあふれる(千種創一)

ヨガをするひとびとよこたはる安置されてゐるかのやうなしづけさ(惟任將彥)

一人ずつ体温により許されて大きな門をゆっくりくぐる(山川藍)

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装画、挿画はイラストレーター、宮崎信恵(STOMACHACHE.)による。

新型コロナウィルスの感染拡大により、当たり前のように続くと思っていた私たちの日常は一変しました。特に、他者との対面での交流や、移動の自粛を求める‟要請”が私たちの生活とこころに与えた影響は小さくないものでした。

地球に住むすべての人にとって無関係ではいられない今回の事態ですが、各々の事情や環境によって受ける影響は様々です。また、移動が難しくなり行動範囲が狭くなったことで「世界が狭くなった」という声も散見しましたが、一方でこれまで見過ごしてきた半径1キロくらいの地図の解像度がぐっと上がったと見ることもできるのではないでしょうか。個々(ここ)の断片的なシーンと世界を同時に襲った未曽有の事態という大きなものがたり。ミクロとマクロの視点を行き来することで、自分の居る場所を改めて意識することができるのではないかと思います。

今回のプロジェクトでは、愛知県に縁のある歌人に「ここ」(HERE)で生まれた歌を制作していただきました。今、「ここ」から見える、個々の感じる景色、感情。これらの短歌を通して、愛知の新しい見方や解釈が生まれることを楽しみにしています。
(企画:ON READING)

※こちらの書籍は、卸販売可能です。店舗などでの販売にご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。

2021-02-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】ラブと私のメモリーズ / 横山奈美

ラブと私のメモリーズ / 横山奈美
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7701

 

リアルなネオン管のサインや、見向きされないものに焦点を当てた静物画などを描き、そのものが持つ根源的な存在意義や美しさを提示しているアーティスト、横山奈美による作品集。

本作は、横山が2018年から始めた木炭によるドローイング「ラブと私のメモリーズ」のシリーズをまとめたもの。ラブという名の犬と女の子の5年間の思い出を描いている。

「凄まじいスピードで移り変わっていく世の中と比べると、彼女たちが過ごした5年間は、短く、何でもない時間でした。そんな彼女達の思い出を追体験してもらうことで、毎日を生きる中で見過ごしてしまう何でもないことに気付いてもらえたら、とても嬉しいです。」
(横山奈美)

 

2020-12-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】KUMO / 雲 / 横浪修 Osamu Yokonami

KUMO / 雲 / 横浪修 Osamu Yokonami
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7606

ファッション誌、広告等で活躍する日本人フォトグラファー、横浪修の作品集。

若さや集団性、匿名性を以前より探求してきたが、そこには「雲(KUMO/CLOUDS)」との共通した特徴を見いだすことができる。

「雲」のユートピア的位置付けは、社会におけるそれぞれの結びつきで見られる文化的な均一化によって起きる類似性を想起させる。つまり、社会構造における視覚的なメタファーとして、集団が個々の行動よりも強度を持ちうるということを表している。

本作に収録されている作品は、館山、富士山、三浦、沼津など日本国内の各地で撮影された。

ストックホルムのインディペンデント・パブリッシャー、LIBRARYMANからのリリース。限定1000部。

2020-10-30 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】あたらしい窓 / 木村和平

 

あたらしい窓 / 木村和平
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7682

 

ファッションフォトやアーテイスト写真、ミュージシャンのPVなど多岐にわたり活躍中の写真家、木村和平による写真集。

木村和平はこれまでに、『piano』『楽譜』(共に私家版)、『袖幕』『灯台』(共にaptp)と4冊の写真集を発表してきた。
被写体や、カラー、モノクロなど手法の違いはあっても、反応する光の独自性と、感官を交差させて生み出すイメージは、たしかな印象を刻んできた。

そして2020年、写真集『あたらしい窓』において、木村は「近い存在であるはずのひと」や風景を撮りながら、そこに生じる距離を新たに映し出している。
「誰とも似つかないひと」と出会い、向き合うなかで、避けては通れない状況や瞬間。それを見つづける視点。
撮ることが奪うことではなく、日々の記録でもなく、親愛が生み出す距離のその寂しさと眩しさこそが静かに焼き付けられている。
対象となるひとやもの、そしてその瞬間への敬意とも思える距離のなかに、またとない光と影は編まれた。

写真という窓を通して見ること。そして写真がつなぐこと。隔たりであり、同時に関わりである窓を挟んで、相手も自分も常にあたらしい存在となる。
そして、この写真集そのものも、見るひとに手向けられた、近しいはずの「あたらしい窓」に違いない。

 

2020-12-06 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】Summer Sublet / Ward Long

Summer Sublet / Ward Long
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7605

オークランド在住のアメリカ人フォトグラファー、Ward Longによる写真集。

本作は、Ward Longが友人のアラに紹介されて暮らした、モンゴメリー通りにある築100年のシェアハウスのひと夏の記録。

その家で彼は、アリス、ハンナ、サラ、ビアンカ、ケイトの5人の女性たちと同居しました。彼女たちの友情、優しさや強さにたちまち魅了された彼は、彼女たちの姿をドキュメントし始めました。裏庭で布を染めたり、子供の劇の衣装をデザインしたり、深夜にお互いにタトゥーを入れたり、宝石を削ったり、革を縫ったりしたり。自由気ままな生活をし、お互いに健やかで親密な関係を築いていた彼女たちの姿は、彼にとって人間として生きる上で、大切なことを学ぶきっかけとなったといいます。

その後、この家を紹介した友人のアラは、不慮の事故で亡くなってしまいましたが、本作は、彼女からの贈り物だともいえると、Ward Longは語っています。

Deadbeat Clubからリリース。500部限定。

2020-10-30 | Posted in NewsComments Closed 

 

guse ars exhibition 『Seascape』at 「on hold」 THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01

guse ars exhibition 『Seascape』
at 「on hold」THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F L01
住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先 名古屋テレビ塔4F
会期:2021年1月7日~1月31日
OPENING HOURS  12:00-17:00 [入場無料]
https://thetowerhotel.jp/
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者数制限を設けております。ご来館のご予約をいただけましたら優先的にご案内させていただきます。
(ご予約優先制: 052 – 953 – 4450|THE TOWER HOTEL NAGOYA)

 

2021年より、THE TOWER HOTEL NAGOYA のギャラリー「on hold」のディレクションを一部、ON READINGが手掛けることとなりました。
第一段として、guse arsの展覧会を開催します。

寄せては返す波をぼんやり眺めていると、この波はいつから打ち寄せられて、いつまで続くのか。無限に繰り返されるのか、明日には止まってしまうのか、そんなことに思いを馳せる瞬間があります。そのうねりの中を長い間漂った陶器の欠片は、すっかりと洗われ、誰かに使われて割れてしまったその記憶までも漂白されていきます。いずれどんな姿に変わるだろうか。それともこの世からすっかりと消えてしまうのだろうか。私たちは、その「ひとかけら」のある偶然の瞬間を拾い上げ、永久に繋がる模様 washed pattern(※1)へと変化させます。生まれてくる模様は終わることなく繰り返される海の波模様そのもの。それは海の景色「Seascape」です。

本作の素材となった陶片は愛知、岐阜、三重の3県の海や川で採集したものです。その点で言えば、今回展示されている作品は東海地域の景色とも言えるかもしれません。

※1) washed pattern
海や川を歩くとかつて器やタイルの一部であった陶片が打ち上げられています。漂着した陶片の中には、小さな柄が残されているものもあります。washed patternとは、陶片の柄を抽出し、再構成することで新しい模様を生み出すguse arsのプロジェクトです。この模様を器やタイルとして生活に戻すことで、遠い未来、再び割れて欠片となり、何処かに流れ着く日が来るかもしれません。これは永遠に続けることができるサイクルです。生命が子孫を残していくように、陶片もまた未来に続く模様の子孫を繋いでいく。washed patternには、陶片が織り成す「時」と「模様」のめくるめく連鎖が封じ込められています。

guse ars(グセアルス)
2010年結成。東京を拠点に活動する村橋貴博と岩瀬敬美による2人組のアートプロジェクト。海や川に漂着する陶片を採集し、それを創造の種として作品発表、アートワークの提供、デザイン制作などを行っている。書籍に加え、プロジェクトから生まれたプロダクトタイルなども販売中。2019年には岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムで展覧会を開催した。また、村橋貴博はコラージュワーク、岩瀬敬美はドローイングワークなどソロ名義での活動も並行している。
www.guse-ars.com

Curated by ON READING

 

2020-12-10 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】鹿渡り / 白石ちえこ

鹿渡り / 白石ちえこ
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7582

 

国内のみならず、海外でも評価が高まる写真家、白石ちえこによる写真集。

本作は、北海道、道東の自然に入り、エゾシカの群れを撮影したシリーズ。

美しいモノクロームのプリントは、まるで絵画のよう。
やわらかな光、しんとした静けさ。思わず感嘆してしまう自然の神秘が閉じ込められた1冊。

『真冬の大地を巡る中、夕暮れの凍った湖をちいさく一列になって渡るエゾシカの群れに遭遇した。群れを眺めているうち、空と森とシカが一列に連なる自然の摂理を感じ、なにか神聖なものを見てしまったようなおごそかな気持ちになった。』『道東では、今まで感じたことのない大きな自然との一体感の中で、弱い光に包まれながら、私と鹿と自然が一本の道でつながって行くのだった。』(あとがきから抜粋。)

2020-10-12 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】TOPICA PICTUS とぴか ぴくたす / 岡崎乾二郎

TOPICA PICTUS とぴか ぴくたす / 岡崎乾二郎
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7594

造形作家・岡崎乾二郎が、2020年の3月から集中して描いた138点の絵画作品を収録した作品集。

【TOPICA PICTUS とぴかぴくたす について】
岡崎 乾二郎

絵画を類的存在として考えれば、絵画はどれも絵画であることにおいて同じ、とみなされもしよう。であれば、個々の絵画をなお制作しなければならない切実な動機も失われてしまう。人間という類に人という存在を還元してしまうと、個々の生のかけがえなさが失われてしまうのと同じである。
つまり個々の絵が制作されなければならないのは、それぞれが類的存在としての絵画を超えた固有の問題=主題を抱えているからである。世界にさまざまな場所があり、無数の考えるべき問題=トピックがあるように、絵画はそれぞれ固有の問題、特別の場所に向き合って制作される。けっして他に換えることができない切実さがそこにある。(個々の絵を固有なものとして現前させる問題は無数にある、そしてこの無数の固有な場所、独自な問題のネットワークがこの世界を編み上げている、だから世界を一つの時間、空間に括ることは決してできないだろう。ゆえに世界は決して終わらない)。
2020年の3月からアトリエに籠り、いままでになく集中し作品を制作した。絵画の制作とはその都度、異なる固有の場所を引き寄せ、そして探索することである。絵画が絵画でしかないこと、つまり絵画は絵画をおいてどこにも行けない、その条件に留まることがかえって絵画を通してどこにでも行けること、つまり絵画がなおそれぞれ固有の絵画でありうることの可能性であったことを強く実感した。

2020-10-19 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】88 Constellations / 平山昌尚 Masanao Hirayama

88 Constellations / 平山昌尚 Masanao Hirayama
88 Constellations / 平山昌尚 Masanao Hirayama
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7550

国際的にも人気を集める、東京を拠点に活動するアーティスト、平山昌尚(HIMAA)による作品集。

本作は、1928年に国際天文学連合が定義した現代の星座の図版から、42の動物、29の無生物、17の人間と神話上の人物を選び、芸術的な意図を排除し、作家の無意識の中から浮かび上がってきた線で描き出した1冊。

巻末に星座リストも掲載。

LAの出版レーベル、New Documentsよりリリース。

2020-10-04 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】世界の民芸玩具ー日本玩具博物館コレクション / 尾崎織女

世界の民芸玩具ー日本玩具博物館コレクション / 尾崎織女
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7530

 

20世紀の世界民芸玩具コレクションを有する、兵庫県姫路市にある日本玩具博物館のコレクションを収録したフォークアートファン垂涎の1冊。

メキシコの陶芸の村で作られたアヒルの貯金箱、イヌイットの作った骨のけん玉、東欧や北欧の国々に伝承される翼を広げた木製の鳥。。。

本書では、同館の90,000点を超える所蔵品の中から、味わい深い玩具や人形、また宗教的な装飾物を選び、それらが誕生した背景や成り立ちについて、学芸員の尾崎氏の解説と高見知香氏の美しい写真で紹介。

軸原ヨウスケ氏による、名著『世界の民芸』をオマージュした造本も魅力的です。

 

2020-09-21 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】THE ADVENTURES OF GUILLE AND BELINDA AND THE ILLUSION OF AN EVERLASTING SUMMER / Alessandra Sanguinetti


THE ADVENTURES OF GUILLE AND BELINDA AND THE ILLUSION OF AN EVERLASTING SUMMER / Alessandra Sanguinetti
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7543

 

アメリカ人フォトグラファー、アレッサンドラ・サンギネッティ(Alessandra Sanguinetti)の作品集。

作者の初写真集であり代表作、そして現在も継続中のシリーズ作品『 THE ADVENTURES OF GUILLE AND BELINDA AND THE ENIGMATIC MEANING OF THEIR DREAMS』の続編。

主人公の2人の少女、ベリンダとギエルミーナは、本作ではすっかり大人になっている。彼女達との濃密なコラボレーションを続けるために、作者はアルゼンチンへと戻った。シリーズ第2弾となる本書『THE ILLUSION OF AN EVERLASTING SUMMER』は、思春期から青年期にかけての多感な時期を駆け抜けていく14歳から24歳までのベリンダとギエルミーナを追う。

子供時代と変わらない環境で動物たちに囲まれながら従姉妹同士である2人は、初めての恋、妊娠、母親になることなどを経験しながら日々を送る。そしてこうした全てが、おそらく必然的に、家族やお互いから彼女達を自立させていく。同じように、作者と2人との関係や作品にも変化が現れる。幼少期の共同制作者から、それぞれ異なる方向に向かって人生を歩みはじめる3人の女性へと成長した。

恐らく写真から最も感じる切迫感は時の流れかもしれないが、女性同士の親密さと友情という時代を超えた普遍的な言語についての考察は前作よりもさらに深みを増している。

今後はイギリスの出版社「MACK」より『THE ADVENTURES OF GUILLE AND BELINDA』シリーズが定期的に刊行される予定となり、2021年初頭には第1弾『THE ADVENTURES OF GUILLE AND BELINDA AND THE ENIGMATIC MEANING OF THEIR DREAMS』(Nazraeli Press, 2010)の再版を予定している。

   

2020-09-21 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】I HAD A DREAM YOU MARRIED A BOY / Valerie Phillips

I HAD A DREAM YOU MARRIED A BOY / Valerie Phillips
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/7589

 

750部限定

ニューヨーク出身で現在はロンドンを拠点に活躍中のファッション・フォトグラファー、Valerie Phillips(ヴァレリー・フィリップス)の写真集。

本作は、彼女の被写体として幾度と撮影している少女、アルヴィダをSkypeやFaceTimeを使ってオンラインで撮影した作品をまとめたもの。
コロナ禍で生まれた新しい写真作品もいえる、彼女らしい1冊。

「今年初めにアルヴィダ・バイストロム(Arvida Bystrom)と私は、彼女の母国スウェーデンを車で旅して新作を撮影しようと話していた。新型コロナウイルスによってそれは実現出来ないものとなってしまったので、ロンドンを拠点とする私とストックホルム近郊に住むアルヴィダは、オンライン上でSkypeやFaceTimeを使った撮影を敢行した。ボーイフレンドが階下のキッチンで作ってくれたコーヒーを片手に、私はケンティッシュタウンの自宅のソファに座って彼女に指示を出し、彼女はダークなおとぎ話に出て来るような森に私を連れていってくれた。
ネットを介してスウェーデンの郊外のスーパーに行くのは楽しかった。アルヴィダはカートに食料品を詰め込みながら、その名前を英語で教えてくれた。私はロックダウン中の彼女の生活を共有した。私達はオンラインを介して一緒に彼女の犬のペドロを散歩し、朝食を作り、お風呂に入り、自然の中を駆け抜け、家中を踊り回った。その間中、私は自宅から一歩も出かけることは無かった。実際に長い時間一緒に過ごすことはほとんどないけれど、人間らしい方法かテクノロジーを介しているかに関わらず、私達はいつも全く同じやり方でコミュニケーションを取る。私はそんな二人の関係性がとても気に入っている。」

 

2020-10-19 | Posted in NewsComments Closed 

 

VIRTUAL ART BOOK FAIRに出展します。

 

ELVIS PRESS / ON READINGは、VIRTUAL ART BOOK FAIRに出展します。
TABFの新しい試みを、ぜひお楽しみください。

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2020年秋に東京都現代美術館での開催を予定していたTOKYO ART BOOK FAIR (TABF)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の観点から見送ることになりましたが、2020年11月16日(月)〜23日(月・祝)にバーチャル空間でのアートブックフェア VIRTUAL ART BOOK FAIR(VABF)を開催いたします。

VIRTUAL ART BOOK FAIR
日時:2020年11月16日(月)〜23日(月・祝)
会場:https://virtualartbookfair.com/
共催:一般社団法人東京アートブックフェア、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
協賛:富士ゼロックス株式会社、三菱地所株式会社、株式会社イニュニック、理想科学工業株式会社
助成:オランダ王国大使館、DutchCulture オランダ国際文化協力センター
協力:Creative Industries Fund NL、オランダ文学基金、モンドリアン財団

2020-11-01 | Posted in NewsComments Closed