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今村文 個展 『ねんねのお庭』


 

今村文 個展 『ねんねのお庭』
2023年12月9日(土)~2024年1月8日(月)
《年末年始休業》2023年12月31日~2024年1月3日
※1月6日(土)は17時まで

【在廊予定日】
12月9日(土) 13:00〜16:00
12月10日(日)14:00〜16:00
1月7日(日)14:00〜16:00
1月8日(月・祝)14:00〜16:00

画家・今村文の個展を開催します。
本展では、花や植物を主なモチーフに、半透明のグラシン紙の上に水彩画の繊細なコラージュを施した作品シリーズを展示します。あいちトリエンナーレ2016出展、第13回 shiseido art egg (2019年)入賞、ロンドン・Lyndsey Ingramでの個展開催(2023年)など、ますます注目が高まる作家の最新作をぜひご覧ください。

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私のお花は、私の思う心や身体の形を、植物の形を借りて描いているものです。人間は自分の意思で形を変える事はできませんが、植物は光の重なる方に、水の浸る方に、茎や根を広げる事ができます。それは他の何を描くよりも、私にとってとても自由で楽しいと思えるのです。色から始まって、最初はぼんやりとして何も無いような所から。描いていくと、想像の身体が伸びて葉が茂り、花が咲く。どんな形になりたい、どんな色の花をつけたい。身体や心を思いながら描き、描きながら、身体や心を確かめています。いちばん大きな作品は、もも色のお花の咲いたふたつの植物が、螺旋状に絡まりあっています。ふたつでひとつの大きな身体。こんなふうに、私の中の小さなお庭いっぱいに、満ちて増えたエネルギーがあって、それを描いておきたいと思って作った作品です。

今村文

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今村 文(Fumi Imamura)
1982 愛知県生まれ
2008 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科絵画専攻油画コース 修了
現在、愛知県在住
https://www.instagram.com/fumi__imamura/?hl=ja

個展:
2023『月のお庭、彼らのお庭』Lyndsey Ingram gallery/ロンドン
2022 『玄関のあなた』NADiff a/p/a/r/t gallery/東京
2022 『ことばの庭』RETAIL /一宮
2021『花束を贈るために』April Shop / 東京
2021 『見えないお花』彗星倶楽部/金沢
2020 『となりの庭』nidi gallery/ 東京
2019 『見えない庭』資生堂アートエッグ/ 資生堂ギャラリー/東京
2018 『花と蛞蝓』彗星倶楽部/金沢
2015 『見えない庭』山鬼文庫/金沢
2014 『絵という肉体を持った幻』エビスアートラボ/名古屋
2011 『音楽と沼の波紋』名古屋市市政資料館/名古屋
2009 『今村文展』木曜日/名古屋
2008 『今村文展』musee/金沢
2008 『忘却の川』彗星倶楽部/金沢
2007 『melting point』limArt/東京

展示:
2022 ひみつの花園(東大阪市民美術センター/大阪)
2022 New nature (Paterson Zevi gallery)
2020 きのふいらしってください (金沢)
2020 VOCA展2020 (上野の森美術館)
2019 交わるアート展 (安曇野市穂高交流学習センター/長野)
2019 アイチアートクロニクル (愛知県立美術館/愛知)
2018 flowing out (竹の湯/山梨)
2018 CONTACT (黒部市美術館/富山)
2017 plants planet (はじまりの美術館/福島)
2016 あいちトリエンナーレ2016 (長者町会場 八木兵6号館、喫茶クラウン/名古屋)
2015 芸術植物園 (愛知県立美術館/名古屋)
2015 豊饒なるもの 現代美術in愛知 (桜ヶ丘ミュージアム/愛知)
2012 モンブランヤングアそーティストパトロネージ (モンブラン銀座本店/東京)
2012 woodlandgallery2012 (美濃加茂文化の森/岐阜)
2012 ALAproject no7今村 文(アートラボあいち/名古屋)
2011 woodlandgallery2011(美濃加茂文化の森/岐阜)
2008 Art award tokyo2008(丸の内/東京)

2023-11-06 | Posted in Past-ExComments Closed