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【新入荷】雷写 / 佐内正史

雷写 / 佐内正史
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写真集『生きている』で鮮烈なデビューを果たし、普遍的な日常の風景に、得も言われぬ共感性を漂わせた作品が、多くのフォロワーを生み出し多大な影響を与え続けている写真家、佐内正史による写真集。

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「あっ」て言って仰け反って、「あーっ」て言って終わる。写真の中の擬態語が聞こえてくる。ピカって光る、ストロボは焚かない。雷人を箱から出した時、アトリエが明るくなった。いつか言った、写真に撮らなくても写真だった。

 2025年夏から冬、 毎週火曜日岡本太郎記念館で太郎さんが描いた絵の撮影をした。色んな表情のまるいものがいっせいに走ってくる。

 雷人を撮っている時に、この撮影の旅は終わると思った。ストロボは焚かないけど、光っている、 雷、私は雷人写真人。年末年始に静けさの中プリントができて、気持ちがすっきりした。神社とか墓参りに似ている、目がよくなる、死者と話す、中で少し動いてる、写真の印象、言葉が無いから軽くなる、 幾何学に見えてくる、記憶が違う風景、表面に浮かんでる黒、素朴で思いやる、写真からはみ出していく、懐かしい平面。
(佐内正史)

佐内正史 MasafumiSanai
写真家。97年、写真集「生きている」でデビュー。写真集「MAP」で第28回木村伊兵衛写真賞を受賞。
08年に独自レーベル「対照」を立ち上げる。近著は『写真がいってかえってきた』『静岡詩』。
また、曽我部恵一とのユニット”擬態屋”で2ndアルバム+写真集「Strongmemory」を今秋10/16にリリース、同時に写真展「Strongmemory」をbookobscuraにて開催。主な展覧会に「展対照<第二部>Vacant(東京、2025年)「写真がいってかえってきた」bookobscura(東京、2024年)、「静岡詩」タカ・イシイギャラリー、(東京、2023年)「静岡詩」静岡市美術館(静岡、2023年)、など。

2026-03-26 | Posted in NewsComments Closed