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【新入荷】往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ / 植本一子 滝口悠生

往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ / 植本一子 滝口悠生

往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ / 植本一子 滝口悠生
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8731

写真家、文筆家の植本一子と、小説家の滝口悠生が、2021年11月から2022年4月にかけてやり取りした往復書簡。

家族について、
書くことについて、
ひとりになることについて。

巻末には、武田砂鉄よる寄稿を収録。

植本一子(うえもと・いちこ)
写真家。1984年広島県生まれ。
2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。
2013年より下北沢に自然光を使った 写真館「 天然スタジオ」を立ち上げ、一般向けの記念撮影をライフワークとしている。
著書に『働けECD わたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』 『台風一過』『うれしい生活』など。

滝口悠生(たきぐち ・ゆうしょう )
小説家。1982年東京都生まれ。
2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。2015年『愛と人生』で野間文芸新人賞、2016年『死んでいない者』で芥川賞。
著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・ エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『やがて忘れる過程の途中( アイオワ日記)』『長い一日』など。

2022-05-27 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】finding the film – director scouts for C’mon C’mon / MIKE MILLS

finding the film – director scouts for C’mon C’mon / MIKE MILLS
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8712

グラフィック・デザイナー、アーティスト、脚本家、そして映画監督として、様々なフィールドで活躍し、評価を得ているマイク・ミルズによる写真集。

映画『カモン カモン』製作の初期段階でマイクが行ったロケーション・ハンティングの記録を収録したもの。それは、彼にとって映画撮影の中で最も好きで重要な工程の一つだそう。

本作は、1996年から2006年まで刊行されていたカルチャー雑誌「relax」のイベント用ペーパーバックシリーズ「リラックス・ライブラリー」の、欠番していた第7巻として刊行され、当時の編集長・岡本仁とマイク・ミルズが、22年の時を経て結実させた1冊でもある。

2022-05-20 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】熊彫図鑑 第2版 / 東京903会

熊彫図鑑 第2版 / 東京903会

熊彫図鑑 第2版 / 東京903会
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8698

スイスから尾張徳川家が日本へ持ち込み、北の大地に根付いた八雲の木彫り熊。
本書は、編集者であり東京903会代表を務める安藤夏樹の「八雲の熊彫」コレクションを中心に約220点を掲載した決定的1冊。

八雲の代表的な熊彫作家8人の作品紹介や関係者のインタビュー、八雲の木彫り熊の歴史、そのルーツを巡る旅などを収録。

熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会
熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会

2022-05-09 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】LAUREL MOUNTAIN LAUREL / JAKE REINHART

LAUREL MOUNTAIN LAUREL / JAKE REINHART
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8646

社会学を学びアイデンティティとコミュニティの形成について探求している、ペンシルバニア州ピッツバーグ出身の写真家、JAKE REINHARTによる写真集。

本作は、写真家の故郷である、ピッツバーグを流れるヤカゲニー川流域で撮影されたもの。写真家は、この地方に流れる4つの小川に沿って旅をし、その川が地域の文化や人々、そして自分自身にどのような影響を与えているかを見つめていった。

同地域は、ラストベルトと呼ばれる工業地帯で、衰退の一途をたどっている。
荒れ果て、草木が生い茂った廃屋、仮設住宅、焼け落ちた車、美しい森の小径、人々が触れ合う優しいイメージ、青年との内省の瞬間、温かい笑顔。
固定された故郷という記憶と、全く変らないものはないという現実との間の差異を、悲しみと美しさを含んだイメージによって露わにする。

「この流域を構成する川、町、森は、私の人生において重要な役割を担ってきました。川は、私が幼少期を過ごした小学校に水を供給していました。丘、谷、そして民話は、私が思春期を過ごした自治区を離れる理由を与えてくれました。大人になった私は、川と接する森の中のトレイルに安らぎを見いだし、ハイキングをしています。 何度も足を運び、この川が象徴するもの、そして過去と現在のこの地域の人々にとって、さまざまな形で意味を持つものに思いを馳せている。このような歴史を共有することで、私はこの場所との結びつきをより強く感じているのです。」
_Jake Reinhart

2022-04-27 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】塩川いづみ作品集 IZUMI SHIOKAWA PEN, PENCIL, PEOPLE, ANIMALS AND PLANTS

塩川いづみ作品集 IZUMI SHIOKAWA PEN, PENCIL, PEOPLE, ANIMALS AND PLANTS
ご購入はこちら → https://artlabo.ocnk.net/product/8653

広告、雑誌、商品などのイラストを中心に、様々なクライアントワークを手掛ける一方、個展などで積極的に作品を発表し続けるイラストレーター、塩川いづみによる作品集。

本書には、在学中から近年までに手掛けたイラストレーションの仕事やそのラフスケッチ、個展で発表した作品など約200点のほか、描き下ろしの作品8点を収録。

塩川がイラストレーターとして活動するきっかけになった最初期のものから2021年に描いたものまでを見渡し、描く時期や対象の違い、クライアントワークとプライベートワークの境界を超えてある、一貫した線の表現力が際立つイラストレーションを厳選。

本書のための描き下ろしの作品では、最近強く意識するようになったという刻々と変化する「今」を象徴する存在でもある息子を描写しています。過去作にも近作にも、目に見える率直な線の奥には、対象の内面や周りに向けられる冷静な眼差しと思考が感じられます。描かれているものすべての内と外に広がる世界があるのを伝える塩川のイラストレーションの魅力を凝縮した作品集です。

2022-04-27 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】本日の絵 皆川明挿画集 / 皆川明

本日の絵 皆川明挿画集 / 皆川明
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8652

ブランド「ミナ ペルホネン」の創業デザイナー、皆川明の初めての画集。

テキスタイルのために描かれたものではなく、新聞の依頼で描いてきた630点におよぶ挿画を、2巻に分けてまとめている。函入の造本、1ページ1点のシンプルでうつくしい本文レイアウトなど、アートディレクションは葛西薫が担当。

「森へ行きましょう」の巻は、2016年1月から2017年2月まで日本経済新聞に連載された川上弘美の長篇小説「森へ行きましょう」のカラー挿画全点(書籍化された際に表紙用に描かれた挿画も含む)、そして「日曜に想う」の巻は2016年4月から現在も続いている朝日新聞の「日曜に想う」欄のモノクロ挿画のうち、2021年12月までの全点。

皆川にとって絵を描くことは「自分のなかに存在する、意識されないままでいた何かが、表面に浮上してきたような、あるいは光が当てられたような、ちょっと不思議な経験」だという。絵を描く際の心理、画材は何を使っているか、本業であるファッションデザインとの関係性など、絵についての真摯な思いが語られたインタビューも収録(聞き手・松家仁之)。

2022-04-27 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】まあるいほしのはなし / さかたきよこ

まあるいほしのはなし / さかたきよこ
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日本絵本賞受賞作家、さかたきよこが大切に育んだ、「まあるいほしの、気が遠くなるほどの長い旅と気づき」の物語。

繊細でやさしく、チャーミングな世界を紡ぎ出す画家、さかたきよこ。絵本『金の鳥』(ブルガリア昔話、文・百田坂洋子、BL 出版)でブラチスラバ世界絵本原画展出品、第25 回日本絵本賞を受賞した、注目の作家です。

彼女が温めてきた「まあるいほし」をめぐる物語。小さな星が大きな宇宙を幾千年、幾億年旅した長い長いお話は、切なくて愛おしく、そしてちょっぴり奇妙な世界です。

ブックデザインはサイトヲヒデユキ。きくちちきの絵本をはじめ『Joseph Cornell collage & montage』、『ripples / minä perhonen』などを手がけ、紙と印刷と造本の可能性を追求するデザイナーです。

ピンクの布の継背、箔押しのタイトル、銀で刷られた見返しの星たち、原画を究極まで再現した印刷。りぼんのスピンで愛らしさが増します。本書は「まあるいほし」のように、長い時間を経ても味わいの出る、小さな宝物のような絵本です。

さかたきよこ|Kiyoko Sakata
画家
本や絵本や詩、銅版画、映像作品などを手がける。
絵本に『La bambina di neve. Miracolo infantile.』(Topipittori)、『金の鳥』(BL出版)、『とるにたらないおとこの話』(SUNNY BOY BOOKS)。
『金の鳥』で日本絵本賞受賞、ブラチスラバ世界絵本原画展出品。

2022-04-22 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】ぞうのマメパオ / 藤岡拓太郎

ぞうのマメパオ / 藤岡拓太郎
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『大丈夫マン』『夏がとまらない』『たぷの里』など、ユーモラスな漫画や絵本で注目を集める藤岡拓太郎による漫画絵本。

ある冬の日、たまごのおつかいを頼まれたジュンちゃんは、
たまご屋さんに向かう途中で、迷い子らしき小さな象に出会います。
ダッ!小さな象は逃げてゆく。
「まって!」
果たしてジュンちゃんはこの象と仲よくなって、
お母さんとお父さんを見つけてあげることができるのでしょうか?

【作者・藤岡拓太郎より】
「かわいすぎて笑ってしまう」ようなものが描いてみたくなって、この絵本を作りました。
子どもが持つ愛らしい動きや言葉を描くことを軸に、シンプルでかわいい、そして変な、おもしろい絵本が描けたと思います。漫画っぽい要素もある絵本なので、自分でひらがなが読めるようになった子どもたちにとっては、この本が新しい世界の入口になってくれたらとても嬉しいです。いつものように手作り読者カードも入っています。








2022-04-22 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】MERIYASU’S DOLL HOUSE メリヤスの人形の家 / 片岡メリヤス

MERIYASU’S DOLL HOUSE メリヤスの人形の家 / 片岡メリヤス
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8626

ぬいぐるみ作家・片岡メリヤスが、横浜人形の家に収蔵されている制作地、制作時期も異なる様々な人形100点ほどをモチーフに制作したぬいぐるみ作品を収録した作品集。

同館にて開催された、片岡メリヤス創作10周年記念展にあわせて刊行された1冊。同展出品の作品100点と、元になった収蔵品100点を収録。それぞれにコメント、クレジットも記載されており、見応え十分な内容に。

どこか懐かしさと新しさが混在したような、不思議な佇まいの本。
撮影は香川賢志、ブックデザインは相島大地が手掛けています。

2022-04-04 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】NEUTRAL COLORS 3 : 大人になって見る 行きたい学校の夢

NEUTRAL COLORS 3 : 大人になって見る 行きたい学校の夢 
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8528

NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTIS を世に送り出してきた、編集者・加藤直徳が主宰する、新しい雑誌『NEUTRAL COLORS(ニュー・カラー)』。「超個人的」な体験や創作、記憶をリソグラフ、シルクスクリーンなどのハンドメイドな印刷手法を交えながら唯一無二の誌面で発信していきます。

第3号の特集は、「 大人になって見る 行きたい学校の夢」。
前号の特集「子どもが初めて学校に入る朝のこと」に続き、学びとはなにか?という問いに、多角的にそして深く取材したコンテンツを収録。

 

2022-02-03 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】マイハズバンド / 潮田登久子

マイハズバンド / 潮田登久子
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8493

夫・島尾伸三と娘のまほ、洋館の一室で過ごした3人のにぎやかな日々と、静寂が訪れる夜の部屋でひとり向き合った孤独。約40年間眠っていた写真の物語がいま紐とかれる。6×6によるBook 1、35mmによるBook 2の2冊組。

1960年に桑沢デザイン研究所に入学した潮田登久子は、石元泰博、大辻清司に師事し、1963年に卒業しました。写真家の牛腸茂雄(桑沢デザイン研究所1968年卒)や児玉房子らとはこの頃に親交を深め、刺激を与え合いながら、1975年頃から写真家としての活動を開始します。のちに夫となる、写真家の島尾伸三とは、出会うまでの数年間、大辻という共通の師を持つコミュニティーのなかですれ違っていたのでした。1978年に潮田と島尾は娘をもうけ、結婚します。

娘のまほが産まれて間もない1979年の初め、3人は、憲政の神様といわれた尾崎行雄の旧居を移築した東京・豪徳寺の歴史的な洋館に引っ越しをします。そこは「箱のような」二階の一室。この借家では、風呂もなくトイレが共同で、当初は冷蔵庫すらなかったと言います。妻になると同時に母となった潮田の、慌ただしくも充実した日々が始まります。夫の島尾は、表現者としても家庭人としても異種な人物であり、加えて、潮田と同じ狭い生活空間の中で写真を撮っていたのでした。そのような相手との記録だからこそノスタルジックでも、風刺でもないバランスを保ち、モノの背景に潜む人間のドラマを見せ、潮田作品の特徴的な冷静さがいっそう磨かれた作品といるでしょう。最初の代表作「冷蔵庫/ICE BOX」は、この時期にうまれ、また日本初のコマーシャル写真ギャラリー「ツアイト・フォト・サロン」(1978–)や、故・平木収氏、金子隆一氏(ともに写真史家)などの存在が、潮田の捉えた世界の一角に写しだされています。本書ではまほが生まれた1978年からの約5年間で構成され、潮田の代名詞である6×6の正方形のフォーマットのBook 1、35mmのスナップショットのBook 2をセットにした、彼女の写真の原点として記憶される貴重な写真集となるでしょう。

この建物の住人が寝静まる頃には、枕元の中古の大きな冷蔵庫のモーターがガタンという不気味な音をさせるなり唸りはじめます。それを聞いているうちに、私の漠然とした不安が頭をもたげてきます。月や星がどこかへ行ってしまった、カーテンの無い大きな窓の向こうの黒い森を眺めているうちに、私はいつの間にか眠りにつくのです。
―潮田登久子

幼い子がいて、目の前の仕事をこなすのが精一杯な暮らしのなかでふと、
誰もいない時間が一瞬だけ潮田さんに訪れる。
静かで、少し寂しいけれど、とても豊かな時間。寂しいと思えることそのものさえ喜びであるような。
―長島有里枝(寄稿文より)

潮田登久子(うしおだ・とくこ)
1940年東京生まれ。1963年桑沢デザイン研究所写真学科卒業。1966年から1978年まで桑沢デザイン研究所および東京造形大学講師を務める。1975年頃からフリーランスの写真家としての活動を始める。代表作に様々な家庭の冷蔵庫を撮影した「冷蔵庫/ICE BOX」がある。2018年に土門拳賞、日本写真協会作家賞、東川賞国内作家賞受賞。

 

2022-01-31 | Posted in NewsComments Closed 

 

新型コロナウィルスの感染拡大防止に伴うご来店時のお願いについて

 

新型コロナウィルスの感染拡大を少しでも防ぐため、
ご来店の際は以下の事項をご協力お願い致します。

 

・発熱はもとより、かぜ症状等があるお客様はご来店をお控えください。
・混雑時には入場制限をさせていただく場合がございますので暇つぶし、立ち読み目的のご来店はしばらくの間お控えください。
・ご入店時は店内設置の消毒液のご使用をお願い致します。
・マスクの着用をお願い致します。
・店内換気のため定期的に、扉、窓を開放しております。

ご不便をおかけしますが、どうぞご協力をお願い申し上げます。

 

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2020-03-30 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】A POUND OF PICTURES / Alec Soth

A POUND OF PICTURES / Alec Soth
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8525

国際的写真家集団「マグナム・フォト」正会員を務めるアメリカ人フォトグラファー、アレック・ソス(Alec Soth)の作品集。

本作は、2018年から2021年にかけて制作された新作を集めた、写真という表現手段を礼賛する意識の流れが見える一作。

仏像、バードウォッチングをする人、避寒客、リンカーン大統領の胸像と幅広い被写体を描写した本書には、様々な体験が殊にプリントされたイメージとして表現され、思い出される体験を捉えて結晶化したいという写真を撮る側の欲求が反映されている。雑多なイメージからなるシークエンスを通じて、何かを連想させるイメージ、土産物や記憶、我々に日々カメラを向けてくるイメージの作り手たちの存在が繰り返し強調されている。曲がりくねった道で思いを巡らせながら行くロードトリップのような作者の写真には、自身によるメモが添えられ、巻末には長いあとがきが綴られている。

「この本の中の写真には、きらきらと輝く表面以外に意味はありません」と作者は書く。「この作品群はイメージが作られるプロセスについての写真です。夢中になれる具体的な世界に入りこみ、光や時間などの一時的なものと目玉や映画などの身体的なものの間につながりを作り出すことをテーマにしています」

本書には、日常を写し出した無名の写真家たちによる写真の複製プリント5枚がランダムにページの間に挟まれている。

2021年1月13日からニューヨークの「Sean Kelly Gallery」、1月28日からミネアポリスの「Weinstein Hammons Gallery」、2月3日からサンフランシスコの「Fraenkel Gallery」で開催される個展に伴い刊行された1冊。

2022-01-29 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】Stuttgart / 笠井爾示

Stuttgart / 笠井爾示
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8524

2021年11月、世界最大級の写真フェア〈PARIS PHOTO〉で発表し、欧州の読者に好評をもって迎えられた本書は、笠井が思春期にあたる10歳から18歳までを過ごしたシュトゥットガルト(ドイツ南⻄部の国際都市)を、新型コロナウイルス感染症が世界を覆い尽くす前(2019年7月29日から8月9日までの12日間)に家族と訪れた際に、母・久子を撮影した135枚の写真で構成されています。

───

時系列どおりに135枚の写真を並べるとひとつの物語が成立していて。
これはもう入れ替えたり、いじったり、足したり引いたりできない。
こんな言い方が適切かわかりませんが、なにかに撮らされたような、不思議な感覚でした。

笠井爾示

2022-01-29 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】NACH ALLES / AFTER ALL / Lawrence Weiner

NACH ALLES / AFTER ALL / Lawrence Weiner
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8502

アメリカ人コンセプチュアル・アーティスト、ローレンス・ウェイナー(Lawrence Weiner)の作品集。

作者は、彫刻の概念を拡大したコンセプトアートのパイオニアである。言語を表現手段として使う作者にとって “文章=彫刻” だった。芸術作品やインスタレーションが実際に制作されたかどうかは問題ではなく、その作品を自分の頭の中で具現化するかどうかの決断などは、文章を読む読者に完全に委ねられていた。

本書は、2000年にドイツのベルリン・グッゲンハイム美術館の依頼によって制作されたドローイング、テキスト、インスタレーションの計画書などが収録されている。この展覧会でのインスタレーションは、展覧会会場の壁に英語とドイツ語で同じ文章を書くというものだった。小さな世界と大きな世界を等しく探求することに捧げられた本書は、これらの文章が蓄積された先に何が残るのかという問いも投げかけている。

2022-01-29 | Posted in NewsComments Closed