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【新入荷】おいしいが聞こえる / ひらいめぐみ

おいしいが聞こえる / ひらいめぐみ
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8898

作家、ライターとして活動するひらいめぐみによる、「食べる」をさまざまな角度から見つめるエッセイ集。

7歳の頃から集めているたまごシール。3人のおじいちゃんを思い出す食べものにまつわる記憶。高校の友だちと帰りながら話した、ある食べものの謎。蟹に惑わされる年末。生きるために食べなくてはならなかったごはんのこと。

食べものの記憶とともに思い出されていく著者の人生の断片が、優しいスープのように沁みこんでくる味わい深い32篇。

装画は三好愛による。

2022-08-21 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】DEVENIR / トヤマタクロウ Takuroh Toyama

DEVENIR / トヤマタクロウ Takuroh Toyama
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8818

写真集や個展での作品発表を中心に、ドキュメンタリー、音楽、ファッション、広告など幅広いジャンルで活動中のフォトグラファー、トヤマタクロウによる写真集。

本作は、2020〜21年に撮影された写真を、CAMERA OBSCURA / ERROR / PORTRAIT / OBJECT / [[ ]] / 2020 / MY FUTURE というシリーズに分類し、それぞれことなるレイアウトや紙種を採用し、分節して構成することで、作者の知覚の変化や思考の変遷を俯瞰する1冊。

タイトルの「DEVENIR」とは、「〜になる」「〜に変わる」の意。

本書においてトヤマは、ある種の「軽さ」と不可分な写真にまつわる行為を介して、自身を含めたあらゆる事物とその関係が変容し続けていくことを肯定する。また、個人の試行がカメラ製品技術の進歩をはじめ様々な外部と接続されうる複層的な内容となっており、本という有限性のなかにあって無形態なひろがりを感じさせるものとなっている。

装丁は注目のデザイナー、米山菜津子による。

2022-08-21 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】夢の話 / 渡邉紘子

夢の話 / 渡邉紘子
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8901

限定400部 シリアルナンバー・著者署名入り

「日常の小さな喜び」をテーマに、繊細な布や糸を使用し作品を制作する作家・渡邉紘子による夢日記集。
作家自身も「夢に嫉妬して」いる、という奇想天外な約50篇のショート・ドリーム・ストーリー。

紙の花びらやドローイングが貼りこまれていたり、スタンプが押されていたりと、渡邉紘子らしい手作業と遊び心が満載。コデックス装や、ピンクのスピン、おまけのカードも効いていて、本そのものが作品であるかのようにこだわりぬいて作られた一冊です。

渡邉紘子 Hiroko Watanabe
1981年生まれ。多摩美術大学 テキスタイルデザイン専攻卒業。University of Art and Design Helsinki留学。「日常の小さな喜び」をテーマに、布などを使用した作品やインスタレーションなどを制作している。
http://hiroko-watanabe.com/
https://www.instagram.com/hirocoro43/

2022-08-21 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】binder kiken 2 ちゃっくん / 水沢そら Sora Mizusawa

binder kiken 2 ちゃっくん / 水沢そら Sora Mizusawa
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8902

 

人気イラストレーター、水沢そらによる初の漫画作品集。

本作は自身が飼っていた猫「ちゃっくん」との日々の思い出を描いた作品。

「今回この漫画を描きながら、これほど自分が「描くニンゲン」で良かったと思ったことはありません。色々な思い出や様々な気持ちを抱えながら、これからもちゃっくんと一緒に生きていこうと思います。」
(あとがきより)



2022-08-21 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】Typodarium 2023 カレンダー

Typodarium 2023 カレンダー
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8893

『Typodarium』は、ドイツの出版社〈Hermann Schmidt〉から毎年出版されているフォントの日めくりカレンダー。

世界中のフォントを使用し、365日が日替わりフォントでデザインされています。

各裏面には、使用されたフォントの名称とサンプルの文字列、そのフォントデザイナーのWebサイトURLが記載され、タイポグラフィーのサンプルブックとしても充実の内容。眺めているだけで、インスピレーションソースにもなりそうな、良質のペーパープロダクトです。

2022-08-21 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】AFTER CHILDREN / 横浪修

 

AFTER CHILDREN / 横浪修
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8883

限定800部
サイン入り

ファッションや広告の分野で活躍しながら、自身のレーベルやスウェーデンの LIBRARYMAN など海外の出版社からも作品集を発表している写真家・横浪修による写真集。

横浪のライフワークのひとつである「Children」シリーズは、子どもが野菜や果物を首と肩の間に挟んだポートレート。子どもたちの“無意識の瞬間”を捉え続けてきました。このシリーズ はこれまで「100 Children」「1000Children」として発表されてきましたが、今回、横浪修はこれらで撮影した子どもたちと再会し、もう一度撮影。3〜5歳だった子どもたちは中学生になり、もう一度当時と同じ衣装とポーズでカメラの前に立ちました。

『AFTER CHILDREN』は、この新旧の2つのポートレートを対にした作品集です。その対となる写真は、一人の同じ人間でありながら「数年前」と「数年後」のそれぞれの存在が際立って感じられます。

序文を寄せているのは作家・作詞家・ラッパーなどマルチに活躍するクリエーター、いとうせいこう氏。それぞれの子どもの数年前と数年後を並べた『AFTER CHILDREN』について〈並べることでかえって取り替え不可能なそれぞれの「人間」の瞬間が発見される。〉と、評しています。

横浪 修(Osamu Yokonami)
1967年 京都府舞鶴市生まれ。1989年 文化出版局写真部入社。中込一賀氏に師事。自身の作品制作を行いながら、ファッション写真・広告写真・CDジャケット、ムービー、ドローン撮影などを手がけている。ユニークさと透明感が共存する写真は、他のどこにもない独自の世界を構築している。
http://www.yokonamiosamu.jp
https://www.instagram.com/osamuyokonami/

2022-08-21 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】here and there vol.15 belonging issue

here and there vol.15 belonging issue
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8785

付録:マーク・ボスウィックの写真と詩によるB4ポスター
ステッカー2枚付

編集者、林央子による、ファッションとアートに関するトピックを独自の視点で編集・発信するインディペンデントマガジン『here and there』最新号。

今号のテーマは、「belonging」。

アート・出版・園芸など、暮らしの中からつくることに向き合うジョアンナ・タガダ・ホフベック。20年ぶりにRun Collectionを再始動させたスーザン・チャンチオロ。福岡から2021年末に東京・新大久保へ転居した「途中でやめる」の山下陽光。フランス南西部の村で、あらたな空間を得てギャラリーをはじめる『Purple』マガジン創設者のエレン・フライス。山口県、パリ、千葉県などその時々に住まう場所から影響をうけながら作品をつくるアーティスト志村信裕。映画「エル・プラネタ」が日本でも公開されて話題のアマリア・ウルマンなどが参加・紹介されています。

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どこに誰といて、何をするか。日々の選択や行動は、批評行為だと私は考えています。
2002年春の創刊から、今年で20年目を迎えたhere and thereは、制度的に疲弊しているとしか思えない主流のファッション界やジャーナリズム、雑誌媒体への批評として、個人的な視点や声を伝えるべくスタートしました。
日本の美術界やファッション界に批評が足りないという声をよく耳にします。言語のロジックで考える西洋と、周囲との関係性を保ちながら物事を進める日本では、思考の流儀が違う。そして、思考には言語が必要です。けれども、批評を成立させる要素は、言葉だけではないはずです。
ソフィア・コッポラを1995年に取材したとき、彼女は「Action speaks louder than words.」と言いました。私もその精神に同意して、2001年夏に資生堂を退職してフリーになるとき、その後の人生をかけたプロジェクトとして、個人媒体をつくろうと思い立ちました。

—– 林央子「いま、ここにいたい人と手をつなぐ 批評媒体としてのhere and there」より抜粋

林央子 はやし・なかこ
1966年生まれ。編集者、ライター、キュレーター、リサーチャー。資生堂『花椿』の編集に携わったのち、01年にフリーランスになり、02年に『here and there』を創刊。現在は Central Saint Martinsの修士課程(MRes Arts)に在籍し、Exhibition Studiesを学ぶ。96年「Baby Generation」展や14年「拡張するファッション」展のように、出版物企画に端を発した展覧会の創出に携わってきた。著書に『拡張するファッション』『つくる理由』ほか。








2022-07-02 | Posted in NewsComments Closed 

 

【#投票特典】2022年7月10日は、参議院議員通常選挙の投票日です。

2022年7月10日は、参議院議員通常選挙の投票日です。
※期日前投票も始まっています!ぜひ期日前投票もご利用ください。

 

今よりマシな未来は選挙で選べます。

日本は国民が主権を持つ民主主義国家です。
選挙は、私たち国民が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会です。

わたしたちには「声」をあげる権利があります。なぜなら、わたしたちの暮らしは、わたしたちのものだから。私とあなたのこれからの暮らしのため、未来の(過去の)国と人々のため、じっくり考えて投票に行きましょう。

ということで当店では、お買物をしていただいたお客様で「投票に行きます!」「投票してきました!」という方に、TOMOE MIYAZAKI(STOMACHACHE.)の粋なステッカーをプレゼントします。(※6月29日から配布予定)

目立つところに貼って、ご家族やご友人との会話のきっかけにしてください~。

今回の選挙も、私たちの生活にとても大きな影響を及ぼす政策が掲げられています。
その政策は、本当に私たち国民のことを考えて出されたものなのか、ひとりひとりがじっくりと吟味し、評価していく必要があります。

下記にいくつか、今回の選挙の争点をまとめたわかりやすいWEB SITEを載せておきますので、投票の参考にしてみてください。

みんなの未来を選ぶためのチェックリスト
https://choiceisyours2021.jp/

JAPAN CHOICE
https://japanchoice.jp/

参院選2022 朝日新聞ボートマッチ
https://www.asahi.com/senkyo/saninsen/2022/votematch/#/

NO YOUTH NO JAPAN
https://www.instagram.com/noyouth_nojapan/

自民党の改憲草案で憲法はどう変わる?
https://kenpousouan.com/

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「#投票特典」「#投票特典NGY」キャンペーンについて
〇このキャンペーンに賛同していただける店舗さまは、ご自由にトップの画像や、ハッシュタグ、#投票特典 #投票特典NGY(各地域に合わせて投票特典○○○とご自由に作成してください)をご利用ください。

〇特典、割引などサービスの内容は個々にお任せいたします。一緒に盛り上げていただけると幸いです。(※連絡は不要です)

〇あくまでも投票を呼び掛けるためのもので、特定の候補者、政党を支持するキャンペーンではありません。

〇公職選挙法に抵触しないようご留意ください。

企画:シマウマ書房&ON READING

2022-06-25 | Posted in Event, NewsComments Closed 

 

【新入荷】BARBACHICA / 網代幸介

BARBACHICA / 網代幸介
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8741

架空の物語を創り、その中の登場人物たちに命を与えるように独自の世界観を表現してる作家、網代幸介による作品集。

本書は、2022年5月にSUNNYBOY BOOKSで開催した展示「BARBACHICA」の作品をはじめ、ナターシャという少女が残した絵画として描かれた作品を収録。

油彩、アクリル、鉛筆画の他にナターシャの愛用品や年表、解説などからその人物像に迫ります。

妹を想い、ともにあるために絵を描き続けたひとりの少女の夢の中へ。

網代幸介|Kosuke Ajiro
1980年東京都生まれ、東京在住の画家。
面、立体、アニメーションなど様々な方法で物語のある空想世界でみる人を惹きつける。 定期的に個展を開催する他、装画や演劇のビジュアルなどの仕事に加え、 『サーベルふじん』(小学館)、『きしししし』(ミシマ社)などの絵本も手がける。

2022-06-01 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】濱田紘輔 写真集『Between Me & the US』

 

Between Me & the US / 濱田紘輔 Kosuke Hamada
購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8775

500部限定
サイン入り

現在は、東京を拠点に活動中の写真家、濱田紘輔による2冊目の写真集。

LAのコインランドリーに集う人々を撮影した写真集『THE LAUNDRIES』の姉妹版とも言える本作は、写真家が2016年から2018年の間にアメリカで撮影した作品で構成されています。

2016年から18年の間は、トランプ大統領の就任前後という期間でもあり、多くのメディアではその混乱ぶりが報道されていました。しかし、本作に収められている、写真家が出会って言葉を交わし撮影した人々の姿、顔からは、そのような雰囲気は感じず、寧ろ穏やかでチャーミングな印象を受けます。

様々なイメージや言説が、大きな主語に回収されがちな現代ですが、ここに現れているのは、確かに結ばれたであろう彼と彼らの関係です。この個別の関係にこそ、希望がある。そんな気がします。

―――

レンタカーを借りて一人でアメリカ中を回っていたある日、ヒューストンの郊外に着いたのは夜遅くだった。12月末の真冬なのに蒸し暑い夜で、モーテルでビールが飲みたいと思い近くのスーパーマーケットに立ち寄ることにした。レジで会計を済ませようとすると案の定、年齢がわかるものを見せるようにと店員のお姉さんに言われた。毎度のことで驚きはなかったが、当時25歳の僕は、アメリカではどこに行っても21歳以上には見えなかったらしい。パスポートを渡して彼女が生年月日に目を通すと「ハッピーバースデー」と陽気な口調でパスポートを返してくれた。明後日は僕の誕生日だった。僕は照れながらありがとうと言ってお店をあとにした。その時の会話が、5年経った今でも映画のワンシーンのように鮮やかに記憶に残り続けている。

_濱田紘輔

濱田 紘輔 / Kosuke Hamada
フォトグラファー
1990年、三重県生まれ。
東京を拠点にクライアントワークを手がける傍ら作品を制作。2019 年に写真集『THE LAUNDRIES』を出版、 全国各地で個展を開催。
https://www.kosukehamada.com/
instagram: @kosukehamadas

2022-06-14 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ / 植本一子 滝口悠生

往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ / 植本一子 滝口悠生

往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ / 植本一子 滝口悠生
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8731

写真家、文筆家の植本一子と、小説家の滝口悠生が、2021年11月から2022年4月にかけてやり取りした往復書簡。

家族について、
書くことについて、
ひとりになることについて。

巻末には、武田砂鉄よる寄稿を収録。

植本一子(うえもと・いちこ)
写真家。1984年広島県生まれ。
2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。
2013年より下北沢に自然光を使った 写真館「 天然スタジオ」を立ち上げ、一般向けの記念撮影をライフワークとしている。
著書に『働けECD わたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』 『台風一過』『うれしい生活』など。

滝口悠生(たきぐち ・ゆうしょう )
小説家。1982年東京都生まれ。
2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。2015年『愛と人生』で野間文芸新人賞、2016年『死んでいない者』で芥川賞。
著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・ エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『やがて忘れる過程の途中( アイオワ日記)』『長い一日』など。

2022-05-27 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】finding the film – director scouts for C’mon C’mon / MIKE MILLS

finding the film – director scouts for C’mon C’mon / MIKE MILLS
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8712

グラフィック・デザイナー、アーティスト、脚本家、そして映画監督として、様々なフィールドで活躍し、評価を得ているマイク・ミルズによる写真集。

映画『カモン カモン』製作の初期段階でマイクが行ったロケーション・ハンティングの記録を収録したもの。それは、彼にとって映画撮影の中で最も好きで重要な工程の一つだそう。

本作は、1996年から2006年まで刊行されていたカルチャー雑誌「relax」のイベント用ペーパーバックシリーズ「リラックス・ライブラリー」の、欠番していた第7巻として刊行され、当時の編集長・岡本仁とマイク・ミルズが、22年の時を経て結実させた1冊でもある。

2022-05-20 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】熊彫図鑑 第2版 / 東京903会

熊彫図鑑 第2版 / 東京903会

熊彫図鑑 第2版 / 東京903会
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8698

スイスから尾張徳川家が日本へ持ち込み、北の大地に根付いた八雲の木彫り熊。
本書は、編集者であり東京903会代表を務める安藤夏樹の「八雲の熊彫」コレクションを中心に約220点を掲載した決定的1冊。

八雲の代表的な熊彫作家8人の作品紹介や関係者のインタビュー、八雲の木彫り熊の歴史、そのルーツを巡る旅などを収録。

熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会
熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会 熊彫図鑑 第2版 / 東京903会

2022-05-09 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】LAUREL MOUNTAIN LAUREL / JAKE REINHART

LAUREL MOUNTAIN LAUREL / JAKE REINHART
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8646

社会学を学びアイデンティティとコミュニティの形成について探求している、ペンシルバニア州ピッツバーグ出身の写真家、JAKE REINHARTによる写真集。

本作は、写真家の故郷である、ピッツバーグを流れるヤカゲニー川流域で撮影されたもの。写真家は、この地方に流れる4つの小川に沿って旅をし、その川が地域の文化や人々、そして自分自身にどのような影響を与えているかを見つめていった。

同地域は、ラストベルトと呼ばれる工業地帯で、衰退の一途をたどっている。
荒れ果て、草木が生い茂った廃屋、仮設住宅、焼け落ちた車、美しい森の小径、人々が触れ合う優しいイメージ、青年との内省の瞬間、温かい笑顔。
固定された故郷という記憶と、全く変らないものはないという現実との間の差異を、悲しみと美しさを含んだイメージによって露わにする。

「この流域を構成する川、町、森は、私の人生において重要な役割を担ってきました。川は、私が幼少期を過ごした小学校に水を供給していました。丘、谷、そして民話は、私が思春期を過ごした自治区を離れる理由を与えてくれました。大人になった私は、川と接する森の中のトレイルに安らぎを見いだし、ハイキングをしています。 何度も足を運び、この川が象徴するもの、そして過去と現在のこの地域の人々にとって、さまざまな形で意味を持つものに思いを馳せている。このような歴史を共有することで、私はこの場所との結びつきをより強く感じているのです。」
_Jake Reinhart

2022-04-27 | Posted in NewsComments Closed 

 

【新入荷】塩川いづみ作品集 IZUMI SHIOKAWA PEN, PENCIL, PEOPLE, ANIMALS AND PLANTS

塩川いづみ作品集 IZUMI SHIOKAWA PEN, PENCIL, PEOPLE, ANIMALS AND PLANTS
ご購入はこちら → https://artlabo.ocnk.net/product/8653

広告、雑誌、商品などのイラストを中心に、様々なクライアントワークを手掛ける一方、個展などで積極的に作品を発表し続けるイラストレーター、塩川いづみによる作品集。

本書には、在学中から近年までに手掛けたイラストレーションの仕事やそのラフスケッチ、個展で発表した作品など約200点のほか、描き下ろしの作品8点を収録。

塩川がイラストレーターとして活動するきっかけになった最初期のものから2021年に描いたものまでを見渡し、描く時期や対象の違い、クライアントワークとプライベートワークの境界を超えてある、一貫した線の表現力が際立つイラストレーションを厳選。

本書のための描き下ろしの作品では、最近強く意識するようになったという刻々と変化する「今」を象徴する存在でもある息子を描写しています。過去作にも近作にも、目に見える率直な線の奥には、対象の内面や周りに向けられる冷静な眼差しと思考が感じられます。描かれているものすべての内と外に広がる世界があるのを伝える塩川のイラストレーションの魅力を凝縮した作品集です。

2022-04-27 | Posted in NewsComments Closed