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【新入荷】Small Prints / Karel Martens
Small Prints / Karel Martens
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9379
オランダのグラフィックデザイナー、カレル・マルテンス(Karel Martens)が、2014年から2022年にかけて制作したユニークな活版印刷モノプリントを、実寸大で再現した作品集。
幾何学的で鮮やかな色彩のプリントは、オフセットの特色、蛍光インクを使用し実際の大きさで再現されています。多層印刷による印刷実験の結果生まれたプリントが表紙に採用されています。
【新入荷】Typodarium 2024 カレンダー
Typodarium 2024 カレンダー
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9458
『Typodarium』は、ドイツの出版社〈Hermann Schmidt〉から毎年出版されているフォントの日めくりカレンダー。
世界中のフォントを使用し、365日が日替わりフォントでデザインされています。
各裏面には、使用されたフォントの名称とサンプルの文字列、そのフォントデザイナーのWebサイトURLが記載され、タイポグラフィーのサンプルブックとしても充実の内容。眺めているだけで、インスピレーションソースにもなりそうな、良質のペーパープロダクトです。
・1枚ずつ壁に貼って、壁面カレンダーとしてもご活用いただけます。
・壁掛けカレンダーとしてだけでなく、背表紙を組み立てることで卓上カレンダーにもなり、デスクトップや棚でも使用することができます。
・毎年変わるデザインで、資料的価値もあることから、過去のラインナップのデッドストックは、高値で取引されています。
【新入荷】windows / 奥山由之
windows / 奥山由之
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9333
第34回写真新世紀優秀賞受賞し、数多くのクライアントワークも手掛けるなど、デビューして間もなく、一躍日本のトップ・フォトグラファーとして注目を集めている写真家、奥山由之による写真集。
窓を通して人々を描く、”東京”のポートレート
本作『windows』は、2020年4月から2022年11月までの2年半にわたり、東京都内で、約10万枚の不透明なガラス窓を撮影したシリーズ。奥山が初めてデジタルカメラを用いて撮影したこれらの写真群から、本書は724 点を収載。
コロナ禍にあったこの時期、海外に赴くことの少なくなった奥山は東京の街を歩きながら、窓の表情に目を留めました。路面に面した窓の多くは、すりガラスや型板ガラスなどの不透明なガラスで、屋内にあるさまざまな日用品が透けて見えます。キッチンや浴室の水まわり、フィギュア、花、洗濯物、貼り紙、傘、神棚、自転車……窓枠に沿ってトリミングされた内部の空間は抽象的な模様となり、外部の影や映り込みも宿しながら、そこに暮らす誰かの存在を想像させます。それは一枚一枚の窓が、東京の人々の肖像画となる瞬間でした。 カメラのファインダーという窓から窓を覗いたとき、外と内との隔たりと思えたものがスクリーンとなり、その平面は新たな奥行きをもち得たのです。
奥山は前作『flowers』(2021年、赤々舎)において、花を媒介にした亡き祖母との対話を描き出し、そこでは内から外への窓越しの眼差しが、あるひとりと向き合うことに重なっていました。本作『windows』では、外から内への眼差しによって見知らぬ誰かと対話し、その個々にして不特定多数の肖像は、自ずと足もとの社会を映し出すでしょう。
それぞれ異なるものが密集して建てられている東京の、常に流動的で過剰に生成される街の姿。不透明なガラス窓は、そこで暮らす人どうしの間合いを反映し、歴史的には、閉じつつも外光を透かす障子を起源とするのではないかと奥山は考えます。窓をめぐって建築や文化へも接続する『windows』は、時代の貴重な記録でもあります。 東京の街を丹念に歩きながら撮る奥山の足取りに、20 世紀前後のパリを撮影したウジェーヌ・アジェも思い浮かぶかもしれません。標本的にではなく、光や距離によって具象と抽象 のあいだを揺らぎ、立ち上がるイメージと生々しさが同居する『windows』。奥山作品の重要な転換点であるとともに、いまを、そして人々を写しとる独自の在り方は深い示唆を投げかけます。
―――
“入り組んだ文化のレイヤーを持ち、建物がひしめき合う東京において、ある種のシンボルとも言える不透明な窓に、私は人々の表情を見た。
窓を見つめることは、見知らぬ誰かと見つめ合うことに等しいと感じた。
この静かな視線の行き交いが、「東京」という街で生きる人々の肖像画になり得ることを、心から強く願っている。”
(奥山由之 前書きより)
奥山由之
1991年東京生まれ。
第34回写真新世紀優秀賞受賞。第47回講談社出版文化賞写真賞受賞。
主な写真集に、『flowers』(赤々舎)、『As the Call, So the Echo』(赤々舎)、『BEST BEFORE』(青幻舎)、『POCARI SWEAT』(青幻舎)、『BACON ICE CREAM』(PARCO出版)、『Girl』(PLANCTON)、『君の住む街』(SPACE SHOWER BOOKS)、『Los Angeles / San Francisco』(Union publishing)、『The Good Side』(Editions Bessard)、『Ton! Tan! Pan! Don!』(bookshop M)、台湾版『BACON ICE CREAM』(原點出版)、などがある。主な展覧会は、「As the Call, So the Echo」Gallery916、「BACON ICE CREAM」パルコミュージアム、「君の住む街」 表参道ヒルズ スペースオー、「白い光」キヤノンギャラリーS、「flowers」PARCO MUSEUM TOKYO、「THE NEW STORY」POST など。
2024年3月2日、3日『岐阜駅 本の市 2024』
「岐阜駅 本の市 2024」開催決定!
2024年3月2日(土)・3日(日)
会場:JR岐阜駅アクティブG 2階3階 https://active-g.co.jp/
時間:11時~17時(3月2日の2階古書市は19時まで)
主催:BOOK POSSE(徒然舎・ON READING)
実力派古書店14店による古書市
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自由で多様な本と作り手に出会えるIndependent Publishing Market
この春、JR岐阜駅構内アクティブGを会場に、新しいブックイベントがはじまります!
愉快で元気で実力ある古本屋さんによる、東海エリア最大級の「古書市」と、本の書き手、作り手と読者が出会い、交流できる、小さな文フリのような企画「Independent Publishing Market」とを同時開催!
古書市には、中部以外のエリアのお店や、イベント初出店のお店も参加。
Independent Publishing Marketは、一般募集もいたします(※詳細は後日発表)
情報は公式アカウント でお知らせしていきますので、ぜひフォローしてください!
X:@gifu_honnoichi
Instagram : @gifu.honnoichi
春の訪れとともにやってくる、新しいブックイベント。
どうぞお楽しみに!
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JR岐阜駅構内にて初開催されるブックイベント「岐阜駅 本の市2024」にて、自由で多様な本と作り手に出会える『Independent Publishing Market』を行います。
つきましては詩歌、小説、エッセイ、日記、漫画など自作の本を対面販売してくださる書き手、小規模で出版活動を行っている作り手を募集いたします。是非ふるってご参加くださいませ!
■日時:2024年3月2日(土)、3日(日) 11時〜17時
※2階古書即売会は、2日(土)19時まで開催
■会場:JR岐阜駅構内 アクティブG 3階吹き抜け周辺
https://active-g.co.jp/floor/?floor=201
■販売スペース:90×60の机、椅子(2脚まで) ※長机(180×60)を二組で使用
■募集数:20~30ブース /日
■出店料:3,000円 /日
■会計:対面販売での個別レジ
■募集期間:1/25(木)~2/12(月祝)※満数になり次第終了
■販売できるもの:詩歌、小説、エッセイ、日記、漫画など自身が制作に携わった本。
※上記の本が中心になっていれば関連書、雑貨等はスペース内で自由に販売していただけます。
※飲食物は販売できません
※公序良俗に反するもの、誹謗中傷、差別、ヘイト行為にあたる内容のものはお断りします。
↓↓↓ 下記リンクのフォームよりお申し込みください。↓↓↓
募集受付を終了しました。
【新入荷】WIRES CROSSED [LAUNCH EDITION / JAPAN STICKER] / Ed Templeton
WIRES CROSSED [LAUNCH EDITION / JAPAN STICKER] / Ed Templeton
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9295
※初回入荷特典:
日本国内200枚限定ステッカー付き
ポストカード(RVCA×Ed Templeton)付き
アメリカ人プロスケートボーダーでアーティスト、エド・テンプルトン(Ed Templeton)の作品集。
1990年代から2000年代初頭にかけて流行した、パンクやDIY精神に満ちたスケートボードのサブカルチャーを回想作のように記録した1冊。本書は、過去20年以上にわたる作者のイメージ・メイキングにおける、生々しく情熱に燃える活力が脈々と流れている様子を見受けられる。
本書は、写真、コラージュ、テキスト、地図など、作者自身の日記から抜粋したエフェメラで構成されており、サブカルチャーが生まれつつある様子を内側から観察することができ、作者が作り上げたスケートボードの世界から生まれた独自の美学を反映している。作者は、プロのスケートボーダーとしてスケートボード世界チャンピオンのタイトルを2度獲得しており、その上で1990年代以降、スケートボードが文化的価値を高めていく中で、写真家、アーティストとして活動してきたという珍しい立場にある。マンハッタンのローワーイーストサイドにかつてあった、アーロン・ローズ(Aaron Rose)が主宰する「アレッジド・ギャラリー(Alleged Gallery)」に所属していたアーティストを中心にゆるやかに結成された集団「ビューティフル・ルーザーズ(Beautiful Losers)」のメンバーとして、作者の作品は初めて評価された。
本書に収録されている作品の多くは未発表、またはこれまで表に出ることのなかったもので、それらは作者自身のイメージメーカーとしての旅と、ツアーで世界を横断し、ロックスターのような新しい地位に喜びを感じ、新しい土壌を永遠に探し続けるプロスケートボーダーたちの人生を探求している。作者とプロスケーター仲間や友人とのインタビュー、対談は、旅先での生活のプレッシャーや楽しみ、また、デッキ上であれ、カメラを構える側であれ、ひとつの芸術を夢中で追求することの意味について、魅力あるディテールをエッセンスとして加えている。
【新入荷】OMAMORI / 湯浅景子 KEIKO YUASA
OMAMORI / 湯浅景子 KEIKO YUASA
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9185
初版限定1000部発行
作家謹製お守り付き
塗り重ねた色の上に針で引っ掻くようにして絵を描き、独特のマチエールを持った作品をつくり出す画家、湯浅景子による作品集。
作家自身が「オマモリ」として普段身につけているアクセサリや、持ち歩いている手紙、薬瓶などに加え、背守り、折り鶴、しめ縄など、古来より人々が暮らしの中で安らぎや平和、魔除けを願いつくってきたものを、その想いや祈りを重ねながら描いています。
カバーを外すと、金の箔押しで施された折り鶴が現れます。巻末には、原画作品の一部を切り取り落款した、作家謹製のお守り付き。
―――
湯浅景子 keiko yuasa:
1973年生まれ、名古屋市在住。2020年HB GALLERY ファイルコンペvol.30 <藤枝リュウジ賞>大賞 ほか受賞多数。
https://www.keikoyuasa.com/
【新入荷】小八(新装版)/ 出口かずみ
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/6784
絵本作家、イラストレーターとして活躍中の出口かずみによる、愛くるしい傑作作品集『小八』が、新装版として再リリース!
本作は、自身の愛猫・小八をモチーフに、猫の思いを想像しながらユーモラスに描き出したイラストレーションを収録。「新生活への不安」「とまどい」「ベテラン」「高齢化社会」「マークされている」「ていねいな暮らし」など、添えられた作品タイトルが抱腹絶倒を誘う、‟小八”愛にあふれた1冊。
更に新装版には、相棒の「文六」も登場する新作描き下ろし3点を追加収録しています。
当店では、小八の前日譚が描かれた特製袋に入れてお届けします。
※こちらは、えほんやるすばんばんするかいしゃ、ON READING、書肆吾輩堂、よもぎBOOKSの共同出版となっています。卸販売も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
【新入荷】AGEHA / 杉本さなえ Sanae Sugimoto
AGEHA / 杉本さなえ Sanae Sugimoto
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9117
主に、墨汁の墨と朱色の2色を用いた繊細な筆致で、幻想的な作品を描きだすイラストレーター、杉本さなえによる作品集。
本作は、2018年に、えほんやるすばんばんするかいしゃで開催された個展「AGEHA 」で発表した作品24点を一冊の本にまとめたもの。
遠い世界のお話のようでいて、どこか懐かしさも感じる、深淵で不思議な世界。
ページに差し込まれた詩やことばが、更なる想像を掻き立てます。
美しい装幀は前作『Close Your Ears / 耳をとじて』と同じく、サイトヲヒデユキが手がけています。
【新入荷】TOO MUCH Magazine Issue 9 The Sacred
TOO MUCH Magazine Issue 9 The Sacred
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9066
東京発のインディペンデントマガジン『TOO MUCH Magazine』は、アート、建築の話題を中心に、ヨーローッパ、北米等で多くの読者に親しまれている英語表記(日本語訳冊子付き)の雑誌です。
今号では「聖なる空間」が特集テーマ。
ますます俗化する世界において、聖なるものとは何なのか、また聖と俗を分けるものは何なのか、古今東西の信念体系に迫り考えています。
涅槃仏とオダリスクが飾られた、画家・横尾忠則のアトリエでのミュージシャンの蓮沼執太との対談、日本全国にある古ぼけた民家や使い古された工場をモスクとして転用する日本のイスラム教徒たち、韓国人アーティストの崔在銀や、フランス人アーティストのカミーユ・アンロへの取材記事、その他、石川直樹、コズミック・ワンダー、ジョアンナ・タガダ・ホフベック、シアスター・ゲイツなどなど様々なアーティスト、クリエイターたちとともに、古今東西の聖なるもの、俗なるものを掘り下げていきます。
参加アーティスト:
横尾忠則、蓮沼執太、崔在銀、カミーユ・アンロ、長場雄、石川直樹、コズミック・ワンダー、フェイ・トゥーグッド、新城大地郎、ジョアンナ・タガダ・ホフベック、マイケル・ハイザー、シアスター・ゲイツ、ヒルマ・アフ・クリント、奈良原一高、伊丹豪、オードリー・フォンドゥカヴ、Item Idem etc…
【新入荷】Ibiza Memories / Henry Roy
Ibiza Memories / Henry Roy
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9075
ファッション・フォトを中心に世界中で活躍する、ハイチ出身のフォトグラファー、Henry Roy(アンリ・ロア)による写真集。
アンリ・ロワは、3歳のときに家族でフランスに移住し、地理的、文化的、社会的な境界線を越えて、独自の道を歩んできたフォトグラファー。彼は、数十年にわたり「視覚的な詩」と呼ぶ世界を構築し、その表現の中でハイブリッドなアイデンティティから生まれた感性を開花させてきました。最近のプロジェクトでは、アニミズムの影響を受けた個人的な神秘性を定義するために、写真とテキストを組み合わせることが増えています。
6冊目の写真集となる本作『Ibiza Memories』は、30年にわたりイビサ島を訪れ撮影した写真のアーカイブ集。写真批評家ファビアン・リベリとの対談やテキストも収録(テキスト英仏)。家族アルバム、写真、エッセイ、ファンタスマゴリア、セルフポートレイトを組み合わせた本作は、亡命とハイチ系フランス人アーティストの視線の構築のメタファーとなっています。
今年も『K-BOOKフェア2022』を開催します。
『K-BOOKフェア2022』
2022年11月12日(土)~12月上旬予定
今年も『K-BOOKフェア2022』を開催します!
韓国の⽂学、エッセイから絵本、⼈⽂書までここ数年次々と刊⾏され、⽇本国内でも55万部を超える売り上げる作品も登場するなど、“K-BOOK”⼈気が⾼まっています。このフェアでは、店頭フェアスペースにて、当店おススメの韓国文学を中心にセレクトし展開します。
※ご購入特典として、「おすすめ本リスト」「オリジナルショッパー」「ちぇっくCHECK Vol.9」をプレゼント!
また、11月26日、27日に開催される「K-BOOKフェスティバル 2022 in Japan」では、小説家のキム・エランさんと中島京子さんによるクロストークをはじめ、様々なイベントが開催されます。こちらもぜひチェックしてください。
K-BOOKフェスティバル 2022 in Japan
https://k-bookfes.com/
名古屋城秋の夜間特別公開「景 KEI」: 満月の夜城朗読会
名古屋城秋の夜間特別公開「景 KEI」。紅葉に彩られた名古屋城で、ライブ、パフォーマンス、朗読、食などのイベントが開催されます。
私たちは最終日、満月の夜に開催される小泉今日子さんの朗読会「満月の夜城朗読会」にて、選書を担当させていただいております。よい時間を過ごしていただけるよう努めます。どうぞおたのしみに。
満月の夜城朗読会
出演者:小泉今日子
日程:2022/12/8(木)19:00-20:00
会場:名古屋城本丸御殿中庭
ご予約:公式HP( https://www.nagoyajo-kei.jp/teaser/ ) よりお申し込みください。
時代の変遷を見つめてきたこの場所は、たくさんの記憶が眠る場所でもあります。昼間は多くの観光客が訪れ賑わう名古屋城ですが、夜は、声なきものたちの声を、ひっそりとした静寂とともに湛えているようにも感じられます。テキスト、言葉とは不思議なもので、それを発する人、それを受け取る場所、時間や状況など様々な要因によって、全く異なった体験として受容されます。暮夜 をむかえたこの場所 に、耳を澄ませてみる。そうすると、読まれたテキストとともに、この地に眠る複数の声が、様々な感情が聴こえてくるかもしれません。
朗読【小泉今日子】
1966年生まれ。1982年歌手としてデビュー。同時に映画やテレビドラマなどで俳優業も開始。舞台『草枕』にて第50回紀伊國屋演劇賞個人賞、第23回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。2005年から10年間、読売新聞で書評委員を務めるなど執筆としても活躍し、「黄色いマンション 黒い猫」で2017年講談社エッセイ賞を受賞。2015年には自らが代表を務める「株式会社明後日」を設立。プロデューサーとして舞台演劇や音楽イベントなどの企画、制作に従事。
選書【ON READING(黒田義隆 ・黒田杏子) 】
名古屋・東山公園に店舗を構える、ブックショップ&ギャラリー。 世界をみる目の解像度を高めて、多様な価値観を教えてくれる本を、新刊、古本問わずセレクトしている。 併設のギャラリーでは、気鋭のアーティストの展覧会や作家を招いてのトークイベントなどを企画・開催している。
名古屋城秋の夜間特別公開「景 KEI」
2022年11月25日(金)~12月8日(木)
https://www.nagoyajo-kei.jp/teaser/
主催:名古屋市
企画・デザイン・制作:株式会社クーグート
コンセプト:景プロジェクトチーム、 服部浩之
空間演出: PERIMETORON(ペリメトロン)
【新入荷】THE CLOUD, THE BIRD AND THE PUDDLE / Ola Rindal
THE CLOUD, THE BIRD AND THE PUDDLE / Ola Rindal
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/9020
サイン入り
ファッション・フォトの領域で活躍しながらも、アート写真の作品制作を通して、写真というメディアに対して詩的なアプローチを試みている、ノルウェー人フォトグラファー、オラ・リンダル(Ola Rindal)の作品集。
本作の舞台は、自身が暮らすフランスの街、ロマンヴィル。息子との日々を捉えた写真にはあたたかな慈しみが溢れ、どこか懐かしさも感じる。
「ロマンヴィル。霧は晴れたが、雨はまだ空気に浮かんでいる。ガレージドアや雪跡の間のアスファルト上に水たまりができている。水面はまるで鏡のように、周囲の空や建物を反射している。遠くのサイレンの音と鳩の鳴き声が混ざり合っている。私は、息子の手を握って学校へ送っているところ。」
(本書より抜粋)
【新入荷】Diary / 五木田智央 Tomoo Gokita
Diary / 五木田智央 Tomoo Gokita
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8998
サブカルチャーやアンダーグラウンドから影響を受けた独特の世界観で、世界のアートシーンから注目を集めている日本人アーティスト、五木田智央の作品集。
本作は、コロナ禍の中、カラーのアクリル絵具で日々描いてきた最新作のドローイング164点を収録した記録的画集。
日々、日記のように肩の力を抜いて描いた作品群は、具象から抽象まで多岐にわたるモチーフで、独自の感性と観察眼で日々を捉えた今の五木田が表出しています。
五木田智央/画家
1969年東京生まれ、同地を拠点に活動。90年代後半に鉛筆、木炭やインクで紙に描いたドローイング作品で注目を集め、2000年作品集『ランジェリー・レスリング』を出版。ニューヨークでの展覧会を皮切りに、国内外で多数の個展を開催。2012年にDIC川村記念美術館「抽象と形態:何処までも顕れないもの」展に参加し、2014年に同美術館にて個展「THE GREAT CIRCUS」を開催。近年の個展に「PEEKABOO」東京オペラシティ アートギャラリー(2018年)、「Get Down」ダラス・コンテンポラリー(2021年)などがある。主な作品集、カタログに『777』『PEEKABOO』888ブックス刊、『Holy Cow』『MOO』タカ・イシイギャラリー刊など。
【新入荷】わたしとあなた 小さな光のための対話集 / me and you
わたしとあなた 小さな光のための対話集 / me and you
ご購入はこちら→ https://artlabo.ocnk.net/product/8962
個人と個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げるための拠点として、野村由芽と竹中万季が立ち上げた新しいコミュニティメディア「me and you」による初の書籍。
本書には、清水晶子、秋田祥、伊藤絵美、武田砂鉄、ドミニク・チェン、小林エリカ、穂村弘、竹田ダニエル、ブライアン・ヒュ、ソン・スンリエン、ジェイ・リン、バイロン・デュヴェル、イ・ランの13名との対話と、コラム、作品案内などが収録されています。
「わたし」と「あなた」という小さな主語を大切にしながら、対話によって、世のなかの「あたりまえ」や、自分自身の「思いこまされ」「思いこみ」をときほぐし、複雑なものを複雑なまま捉え、わたしとあなたの生きている心地をともに考えていく。これからを少しでも豊かに生きていくための灯のような本です。
【目次】
・me and youからあなたへ─はじめに
・a letter from 野村由芽
・a letter from 竹中万季
・i meet you ─13人のあなたに会う
・清水晶子さんに会う(取材・文:平岩壮悟)
清水晶子さんとフェミニズムを話す。
「違う生き延び方をしている人たちの選択を簡単に否定しない」
・秋田祥さんに会う(取材・文:平岩壮悟)
クィアの表象に「欠けているもの」を上映する。
ノーマルスクリーン秋田祥さん
・伊藤絵美さんに会う(取材・文:木村びおら)
「困ったねえ」と言い合える社会に。
臨床心理士・伊藤絵美さんに聞くケアの重要性
・武田砂鉄さんに会う(取材・文:西口想)
武田砂鉄さんと長い話をする。
男性なのに、ではなく男性だからマチズモを語る
・ドミニク・チェンさんに会う(取材・文:倉田佳子)
ドミニク・チェンさんがインターネットに抱く希望。
今いる場所だけが唯一ではない
・小林エリカさんに会う(取材・文:秦レンナ)
小林エリカさんと、見えないものについて話す。
時間をこえて、わたしの記録を残し、あなたの痕跡を探すこと
・穂村弘さんに会う(取材・文:松井友里)
世界や他者の「わからなさ」に言葉で向き合う穂村弘さん。
夜中に水槽を運ぶ人へのシンパシー
・竹田ダニエルさんに会う(取材・文:平岩壮悟)
物事の「変化」はどこから生まれる?
竹田ダニエルさんとZ世代の現象から考える
・ブライアン・ヒューさんに会う(取材・文:燈里)
ひまわり学生運動の記録、反差別団体との連帯、文化と政治の接続。
台湾のブライアンと話して
・ソン・スンリエンさんに会う(取材・文:燈里)
二度閉店しても復活。台湾のフェミニスト書店「女書店」に集う
女性たちの静かな革命
・ジェイ・リンさんに会う(取材・文:燈里)
LGBTQ+のための映像配信「GagaOOLala」のジェイ・リン。
ゲイで、父親で、経営者だからできることを
・バイロン・デュヴェルさんに会う(取材・文:燈里)
台北のクィアによるクィアのためのパーティー。
Queer Trash Taiwan主催・バイロンに聞く
・イ・ランさんに会う(取材・文:野村由芽)
イ・ランさん「強くならないと生きられない社会」で問う。
「あなたはどうやって生きているんですか」
・対話の先に─作品案内
・me and youからあなたへ─小さな光のために
・me and you little magazine & club