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2023年3月10日(金)『わたしは思い出す I remember ─ 11年間の育児日記を再読して』刊行記念トーク
『わたしは思い出す I remember ─ 11年間の育児日記を再読して』刊行記念トーク
日程:2023年3月10日(金)
時間:オープン 19:00、スタート19 : 30~
ゲスト:松本篤(AHA!)
料金:1,500円(お買物券500円付)
定員:20名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。
大地震後の11年を生きたひとりの女性の育児日記を再読する、想起と忘却の生活史『わたしは思い出す』。
仙台に暮らすかおりさん(仮名)は、2010年6月に第一子を出産し、その9ヶ月後に東日本大地震を体験。
それからの歳月を〈震災〉という大きな主語ではなく、〈わたし〉を主語にした語りから捉え直します。
本書の刊行を記念して、本プロジェクトの聞き手・編集・構成・撮影を担当された松本篤さん(AHA!)をお迎えして、本書制作の裏側や、普段の活動の中で考えていらっしゃることなど、さまざまなお話をお伺いいたします。
日記を書くこと、読み直すこと。他人の記憶をなぞること。記録と記憶のあいだにあるもの――。
あなたとは全く違う、同じ〈あの日〉を読むことで、あなたは一体何を思い出すのでしょうか。
本書を読んで思い出したこと、話したいと思ったことなど、ご参加者のお話も伺えたらと思っています。
是非、ご来場をお待ちしております。
AHA![Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ]
人は、経験していないことを、どのように経験できるのか──。そんな問いを掲げた、《私》の記録と記憶に着目したアーカイブ・プロジェクト。2005年に大阪にて始動する。これまでに、記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル1936-83』(生活工房、2019)などを企画。2022年からは、出版レーベルとしての活動も開始。本書『わたしは思い出す』はその第1弾。「小さな記録の誕生日を祝おう」がプロジェクトの行動指針。
特設サイト『わたしは思い出す』
http://aha.ne.jp/iremember/
わたしは思い出す 11年間の育児日記を再読して / AHA!(企画)
販売価格:3,500円
※風邪症状がある人や体調不良の人は、参加をお控えください。その場合のキャンセル料はいただきません。
※会場には、アルコール消毒液の設置をしております。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
今年も『K-BOOKフェア2022』を開催します。
『K-BOOKフェア2022』
2022年11月12日(土)~12月上旬予定
今年も『K-BOOKフェア2022』を開催します!
韓国の⽂学、エッセイから絵本、⼈⽂書までここ数年次々と刊⾏され、⽇本国内でも55万部を超える売り上げる作品も登場するなど、“K-BOOK”⼈気が⾼まっています。このフェアでは、店頭フェアスペースにて、当店おススメの韓国文学を中心にセレクトし展開します。
※ご購入特典として、「おすすめ本リスト」「オリジナルショッパー」「ちぇっくCHECK Vol.9」をプレゼント!
また、11月26日、27日に開催される「K-BOOKフェスティバル 2022 in Japan」では、小説家のキム・エランさんと中島京子さんによるクロストークをはじめ、様々なイベントが開催されます。こちらもぜひチェックしてください。
K-BOOKフェスティバル 2022 in Japan
https://k-bookfes.com/
2022年11月20日(日)武田砂鉄『今日拾った言葉たち』刊行記念トークイベント
武田砂鉄『今日拾った言葉たち』刊行記念トークイベント
日程:2022年11月20日(日)
時間:オープン18:30、スタート19 : 00~
料金:1,500円(お買物券500円付)
定員:25名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
武田砂鉄さんによる新刊『今日拾った言葉たち』(暮しの手帖社)の刊行を記念して、トークイベントを開催します。
本書は、ライター、編集者、ラジオパーソナリティーとして、社会や世相に対し、鋭い視点、着眼点で「問い」を投げかけている武田砂鉄さんが、心の網にかかった言葉を拾い上げ、その裏に隠れた本質に根気よく迫る社会批評集です。
「わざわざ言わなくても、と思うかもしれないけれど、これ、わざわざ言わないと大変なことになる」
書誌情報:
『今日拾った言葉たち』 定価:1870円 (税込)
武田砂鉄・著 暮しの手帖社・刊
四六判 並製 本文272頁
ISBN 978-4-7660-0227-0
―――
この『今日拾った言葉たち』は、
『暮しの手帖』で連載してきたものを
まとめ直した一冊である。
隔月で刊行される雑誌に、どんな言葉を載せようか、
本を読み、新聞を読み、テレビを見て、ラジオを聞いて、
街中の声に耳をそばだてた。
自分で拾った言葉について、
これってこういうことなのではないだろうか、と考え続けてきた。
ただそれだけの本だ。
それなのに、読み返していて、
広がりのある一冊になったと思えたのは、
拾った言葉が外に向けて開かれているからだ。
いや、内向きに閉じこもった言葉を批判的に捉えてもいるのだが、
ひとつの言葉は、時に、
世の中を見る視界をとんでもなく広げてくれると教えてくれた。
(本文「まえがき」より抜粋)
―――
武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014 年よりライターに。新聞への寄稿や、幅広いメディアでの連載を多数執筆し、事件、事故、社会問題への違和感を追究し続けている。近年は、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍する。著書に『紋切型社会―言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社、のちに新潮文庫)で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。他の著書に『日本の気配』(晶文社、のちにちくま文庫)、『マチズモを削り取れ』(集英社)、『べつに怒ってない』(筑摩書房)などがある。
※定員に達しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
※風邪症状がある人や体調不良の人は、参加をお控えください。その場合のキャンセル料はいただきません。
※会場には、アルコール消毒液の設置をしております。
【EMRC】2022年10月12日(水)課題本:『世界をきちんとあじわうための本』 ホモ・サピエンスの道具研究会(ELVIS PRESS)
EAST MOUNTAIN READING CLUB vol.5
日時:2022年10月12日(水)19:30~21:00
参加費:500円(500円分のお買物券付)
定員:5名
課題本:『世界をきちんとあじわうための本』 ホモ・サピエンスの道具研究会(ELVIS PRESS)
参加条件:課題本の一部、または全部を読んでいること。
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
ON READINGが主宰する読書会『EAST MOUNTAIN READING CLUB』。
1冊の本を起点に、その本の内容について思ったこと、考えたこと、わからなかったことを語り合ったり、脱線して関係ないこと(でもきっと関係なくはない)をお喋りしたりする会です。気張らず、緩やかに、でも何か発見があったりして楽しい。そんな読書会を目指しています。
今回の課題本は、ON READINGの出版レーベルELVIS PRESSより刊行し、この度、重版4刷(感謝!)となった、『世界をきちんとあじわうための本』を取り上げます。
人類学者たちによる、“私たちの営み”へのちょっと変わったアプローチを記した本書は、まだ見たことのない世界を知るためではなく、見慣れていながらなかなか気づけない世界に出会うためのガイドブックとなっています。
この本を通じて、新たに出会い直した「世界」について、あれこれみなさんと一緒にお話できればと思います。
書誌情報:
『世界をきちんとあじわうための本』 ホモ・サピエンスの道具研究会(ELVIS PRESS)
本体価格:1,700円
※定員に達しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
畑中章宏の民俗学的読書術 第3回 『新美南吉童話集』(岩波文庫)
イベントは終了しました。アーカイブ配信を販売しております。
ご希望の場合は以下よりお申込みください。※アーカイブ販売終了しました。
畑中章宏の民俗学的読書術 第3回 『新美南吉童話集』(岩波文庫)
約2時間(Youtubeでの配信となります。)
視聴料:1,500円(税込) ※お支払いはクレジットカード支払いのみとなります。
視聴期限:2022年10月9日
※pdfのレジュメをメールでお送りしますので、携帯電話のアドレスはお控えください。
(迷惑メール設定にご注意ください。info@elvispress.jp よりメールが届きます。)
民俗学者の畑中章宏さんをお招きしてのイベント『畑中章宏の民俗学的読書術』を、隔月で定期開催していきます。「民俗学」をキーワードに、様々な本を、より多角的、多面的に味わっていきましょう。
2か月にいちどぐらいのペースで読書会ふうのイベントを開催していきます。私は民俗学者ですが、このイベントでは、「この本が、どうして、民俗学と関係あるの?」という反応がかえってきそうな本を、毎回とりあげていくつもりです。どうしてそんな本を選ぶのかというと、みなさんが民俗学に抱く〝固定観念〟をときほぐしたいと思うからです。
民俗学とは一見つながりがなさそうな現代思想の著作、小説、童話、詩集、紀行文学、科学書などなどを、 私なりの問題意識から読み解いていくことで、民俗学が現在進行形のリアルな学問・方法であることを皆さんに知っていただきたいのです。
—
新美南吉さんの作品で、みなさんは何がお好きでしょう? 私は「手袋を買いに」に「ごん狐」、それに「狐」が大好きです。そう言えばぜんぶ狐が出てくるお話ですね。
ところで南吉さんが作品に登場する狐たちは、本当に狐なのでしょうか。「手袋を買いに」の最後、お母さん狐は子狐に「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」とつぶやいているので、おそらく人間ではない”何か”なのでしょう。しかし、たんなる狐だと断言することはできません。南吉さんの狐は精霊的であったり、妖怪的な性格をまとってはいないでしょうか。
新美南吉さんはご存じのとおり愛知県半田の出身で、1913年(大正2)に生まれて1943年(昭和18)に亡くなりました。雑誌「赤い鳥」に南吉さんの作品が最初に掲載された1931年(昭和6)は満州事変が勃発した年なので、日本の十五年にわたる戦争の時期と重なっています。ですから、一見のんびりしてそうな南吉さんの童話は、じつはピリッと緊張感をはらんでいるのです。
「東の宮沢賢治、西の新美南吉さん」という言い回しがあるように、南吉さんは宮沢賢治とよく比較されます。ですが、南吉さんの童話の舞台は生まれ故郷の半田を中心とした小さな空間で、賢治のように宇宙に飛び出たりすることはありません。鉱物にも息吹を感じた宮沢賢治が〈神話的〉だとすれば、狭い地域、生々しい生活の時間に基づいた新美南吉さんは〈民俗的〉だといえるでしょう。
そこかはとない不安が漂う今、新美南吉さんの童話を読み直すことで、いったい何が得られるのでしょうか。
(畑中章宏)
——
畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。著書に『柳田国男と今和次郎』『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『先祖と日本人』(日本評論社)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『関西弁で読む遠野物語』(エクスナレッジ)、『日本疫病図説』(笠間書院)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(春秋社)ほか。
——
新美南吉童話集 (岩波文庫 緑 150-1)
本体価格¥740
岩波書店(ISBN:978-4003115015)
——
※受付を終了しました。
【会場参加の方】
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
【オンライン参加の方】
原則キャンセル不可となります。予めご了承ください。
オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前に、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへ、ミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。
なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。
アーカイブ配信もございます。
twelvebooks SALE
twelvebooks SALE
~ 9月末頃まで
海外出版社のアートフォトブック専門のディストリビューター・twelvebooksがセレクトした写真集・アートブックをSALEプライスにて販売します。
※サンプルとして使用したものや傷みがあるものを特価にて販売しております。予めご了承ください。
2022年10月2日(日)『山學ノオト3(二〇二一)』刊行記念トークイベント:「読む生活・書く生活・喋る生活」青木真兵、柿内正午
『山學ノオト3(二〇二一)』(H.A.B)刊行記念トークイベント「読む生活・書く生活・喋る生活」
青木真兵、柿内正午
日程:2022年10月2日(日)
時間:オープン18:30、スタート19 : 00~
料金:1,500円(お買物券500円付)
定員:20名(要予約)
予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※受付を終了しました。
奈良県東吉野村で私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営する青木真兵さんと、『プルーストを読む生活』『町でいちばんの素人』などの著者、柿内正午さんによる当店恒例のトークイベント。
今回は、10月にH.A.Bより出版される青木真兵さん・青木海青子さんによる新刊『山學ノオト3(二〇二一)』の刊行を記念しての開催。いつものように縦横無尽なおしゃべりをお楽しみください。
山學ノオト3(二〇二一)
著者:青木真兵、青木海青子
装丁:武田晋一
出版 :エイチアンドエスカンパニー(H.A.B)
ISBN :978-4-9907596-8-1 C0095
価格 :本体2000円(定価2200円/10%)
「なんだか僕は「言葉にできること」しか言葉にしていない気がしている。」
奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳。資本主義と権力、人権や経済、そして自身の体調のこと。自粛やオンライン会議が日常化していく中で考えた、二〇二一年の記録。
青木真兵(あおき・しんぺい)
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。2016年より奈良県東吉野村在住。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。著書に『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)などがある。
https://lucha-libro.net/
柿内 正午(かきない・しょうご)
会社員。
著書に『プルーストを読む生活』(H.A.B)、『町でいちばんの素人』、『会社員の哲学』、『あまり読めない日々』(零貨店アカミミ)がある。「文學界」などに寄稿少数。ポッドキャスト「ポイエティークRADIO」を毎週月曜に配信している。
※受付を終了しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
※風邪症状がある人や体調不良の人は、参加をお控えください。その場合のキャンセル料はいただきません。
※会場には、アルコール消毒液の設置をしております。
【EMRC】2022年8月7日(日)、8月20日(土)谷川電話『深呼吸広場』 短歌ワークショップ 読む時間と詠む時間
EAST MOUNTAIN READING CLUB vol.4
谷川電話『深呼吸広場』 短歌ワークショップ 読む時間と詠む時間
日程:2022年8月7日(日)、8月20日(土)
時間:両日 20:00~21:30
参加費:各1,000円(500円分のお買物券付)
定員:各日 10名
スペシャルゲスト:谷川電話
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しましたので受付を終了いたしました。
ON READINGが主宰する読書会『EAST MOUNTAIN READING CLUB』。
今回は、歌人の谷川電話さんをお招きしてのスペシャルバージョンで開催します~!
読む時間:2022年8月7日(日)
課題本:『深呼吸広場』谷川電話 (書肆侃侃房)
参加条件:課題本の読了
この歌集の中から、最も好きな1首を含む5首を選んできてください。その短歌の面白みをみんなで分かち合いましょう。
谷川電話さんにも、解説していただきます。
詠む時間:2022年8月20日(土)
谷川電話さんが、短歌を詠む(作る)際のアドバイスやコツを教えてくれます。一首でも構いませんので、自作の短歌をご用意ください。
詠題:「深呼吸」または自由
初心者大歓迎!ですので、ぜひご参加ください。
どちらか一日のご参加でもOKです!
『深呼吸広場』谷川電話 書肆侃侃房・刊
B6判、並製、112ページ
定価:本体1,600円+税 ISBN978-4-86385-523-6 C0092
谷川電話(たにかわ・でんわ)
1986年、愛知県生まれ。2014年、第60回角川短歌賞を受賞。2017年、第一歌集『恋人不死身説』(書肆侃侃房)を刊行。
※定員に達しましたので受付を終了いたしました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
谷川電話『深呼吸広場』(書肆侃侃房)刊行記念フェア
谷川電話『深呼吸広場』(書肆侃侃房)刊行記念フェア
2022年6月18日(土)~
歌集『ここでのこと』にも参加していただいた歌人、谷川電話さんの第二歌集『深呼吸広場』の刊行を記念してのフェアを開催します。
会場では、谷川・選の「読むことが深呼吸になる10冊の本」を著者コメントとともに展開・販売し、紹介したタイトルを掲載した特別冊子も配布します。
また、併せて、出版社・書肆侃侃房の書籍を中心に、様々な歌集をずらりと並べたフェアも開催します。
『深呼吸広場』には、サインもいれていただきますので、是非この機会にお買い求めください。
何かしらのイベントも画策中です。乞うご期待!
『深呼吸広場』谷川電話
書肆侃侃房・刊
B6判、並製、112ページ
定価:本体1,600円+税
ISBN978-4-86385-523-6 C0092
ブックデザイン 畑ユリエ
一昨日は男子、昨日は女子だった 今日はパンケーキとして生きる
日向 今日わたしはよわい 猫を抱く力があればじゅうぶんなんだ
銀色のコーヒーミルに抱擁を映そうとして踏んだクッキー
友だちのアフロヘアーを通過するあいだ微風は複雑になる
生きながら水族館の薄闇でおでこをさすりあうのはいいね
コロッケを揚げながらする合唱に百年前のくしゃみが混じる
谷川電話(たにかわ・でんわ)
1986年、愛知県生まれ。2014年、第60回角川短歌賞を受賞。2017年、第一歌集『恋人不死身説』(書肆侃侃房)を刊行。
アンプラグド・チャレンジ 田上碧・岡千穂
LIVE EVENT『アンプラグド・チャレンジ』田上碧・岡千穂
日程:2022年8月17日(水)
時間:開演20:00(開場 19:45)
出演:田上碧・岡千穂
入場料:1,500円(おまけカードつき)
予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※受付を終了しました。
野外から劇場空間まで、幅広い場でソロ パフォーマンスを行なうヴォーカリスト、田上 碧と、東京を中心に活動するアーティスト/ラップトップミュージシャン、岡千穂によるアンプラグドライブ(※)を開催します。本屋内で、本に囲まれた空間での演奏となります。
※アンプラグド:電気を使用しない演奏のこと
田上碧 Aoi Tagami
ヴォーカリスト。
2014年頃より、野外から劇場空間まで幅広い場で体ひとつで歌うことから活動を始める。歌うことの行為や現象としての側面を浮き彫りにするパフォーマンスや、歌と語りを織り交ぜた楽曲の演奏、即興演奏や詩作など、シンプルな実践を通して、声と身体による表現の可能性を探っている。
http://aoitagami.com/index.html
岡千穂 Chiho Oka
アーティスト。ラップトップミュージシャン。
即興的なオペレーションを含むコンピューターミュージック、または予め書かれた実験的なスコアのある音楽に親しんでいる。練習や演奏でふと気になったこと、ふとしたアイディアを、音楽の演奏とは言いづらい形で見せることもある。最近では、カーソルと自動化プログラム、ジェンガ、自転車とサインウェーブを使った例などがある。
※受付を終了しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
【#投票特典】2022年7月10日は、参議院議員通常選挙の投票日です。
2022年7月10日は、参議院議員通常選挙の投票日です。
※期日前投票も始まっています!ぜひ期日前投票もご利用ください。
今よりマシな未来は選挙で選べます。
日本は国民が主権を持つ民主主義国家です。
選挙は、私たち国民が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会です。
わたしたちには「声」をあげる権利があります。なぜなら、わたしたちの暮らしは、わたしたちのものだから。私とあなたのこれからの暮らしのため、未来の(過去の)国と人々のため、じっくり考えて投票に行きましょう。
ということで当店では、お買物をしていただいたお客様で「投票に行きます!」「投票してきました!」という方に、TOMOE MIYAZAKI(STOMACHACHE.)の粋なステッカーをプレゼントします。(※6月29日から配布予定)
目立つところに貼って、ご家族やご友人との会話のきっかけにしてください~。
今回の選挙も、私たちの生活にとても大きな影響を及ぼす政策が掲げられています。
その政策は、本当に私たち国民のことを考えて出されたものなのか、ひとりひとりがじっくりと吟味し、評価していく必要があります。
下記にいくつか、今回の選挙の争点をまとめたわかりやすいWEB SITEを載せておきますので、投票の参考にしてみてください。
みんなの未来を選ぶためのチェックリスト
https://choiceisyours2021.jp/
JAPAN CHOICE
https://japanchoice.jp/
参院選2022 朝日新聞ボートマッチ
https://www.asahi.com/senkyo/saninsen/2022/votematch/#/
NO YOUTH NO JAPAN
https://www.instagram.com/noyouth_nojapan/
自民党の改憲草案で憲法はどう変わる?
https://kenpousouan.com/
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「#投票特典」「#投票特典NGY」キャンペーンについて
〇このキャンペーンに賛同していただける店舗さまは、ご自由にトップの画像や、ハッシュタグ、#投票特典 #投票特典NGY(各地域に合わせて投票特典○○○とご自由に作成してください)をご利用ください。
〇特典、割引などサービスの内容は個々にお任せいたします。一緒に盛り上げていただけると幸いです。(※連絡は不要です)
〇あくまでも投票を呼び掛けるためのもので、特定の候補者、政党を支持するキャンペーンではありません。
〇公職選挙法に抵触しないようご留意ください。
企画:シマウマ書房&ON READING
畑中章宏の民俗学的読書術 第2回 ヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』
イベントは終了しました。アーカイブ配信を販売しております。
ご希望の場合は以下よりお申込みください。
畑中章宏の民俗学的読書術 第2回 ヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』
約2時間(Youtubeでの配信となります。)
視聴料:1,500円(税込) ※お支払いはクレジットカード支払いのみとなります。
視聴期限:2022年7月24日
※pdfのレジュメをメールでお送りしますので、携帯電話のアドレスはお控えください。
(迷惑メール設定にご注意ください。)
販売を終了しました。
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2か月にいちどぐらいのペースで読書会ふうのイベントを開催していきます。私は民俗学者ですが、このイベントでは、「この本が、どうして、民俗学と関係あるの?」という反応がかえってきそうな本を、毎回とりあげていくつもりです。どうしてそんな本を選ぶのかというと、みなさんが民俗学に抱く〝固定観念〟をときほぐしたいと思うからです。
民俗学とは一見つながりがなさそうな現代思想の著作、小説、童話、詩集、紀行文学、科学書などなどを、 私なりの問題意識から読み解いていくことで、民俗学が現在進行形のリアルな学問・方法であることを皆さんに知っていただきたいのです。
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〈アウラ〉という言葉を聞いたことがありますか。〈アウラ〉は俗っぽく言えば〈オーラ〉のことです。この〈アウラ〉〈オーラ〉を思想史上の重要な概念に引きあげたのは、ドイツの文芸批評家、哲学者ヴァルター・ベンヤミン(1892―1940)でした。
ベンヤミンは『複製技術時代の芸術作品』という著作のなかで、近代以前の宗教画などの芸術にあった〈アウラ〉が、写真や映画のように、複製技術で大量生産できるようになると凋落したと考えました。こうした芸術の大衆化は喜ぶべきことなのか、また〈アウラ〉が復活するとすれば、どのような契機によってか……。『複製技術時代の芸術作品』は、このような問題意識にもとづいて書かれたものなのです。
美学や美術史、映像論や映像史、メディア論や大衆社会論の領域で、さまざまな形でアプローチされてきたこの論考を、どのように〈民俗学的〉に読み解いていくことができるのか。
ベンヤミンは芸術を〈礼拝的価値〉と〈展示的価値〉に分けていますが、たとえば写真による「遺影」はどちらに属するのでしょう。また日本の民俗学では、「家族アルバム」の持つ〈芸術性〉について考察しているのですが、「家族アルバム」の価値は礼拝的でもあるのです。
ベンヤミンが期待した〈大衆〉は、日本民俗学における〈常民〉と重なるのか、違うものなのかと問いかけることもできそうです。短いながらも読み応えのある『複製技術時代の芸術作品』を、自由に読んでいきましょう。
(畑中章宏)
——
畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。著書に『柳田国男と今和次郎』『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『先祖と日本人』(日本評論社)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『関西弁で読む遠野物語』(エクスナレッジ)、『日本疫病図説』(笠間書院)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(春秋社)ほか。
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ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)
本体価格¥1500
筑摩書房 (ISBN:978-4480082169)
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【今後のスケジュール】
2022年9月18日(日)『新美南吉童話集』(岩波文庫)
※イベントは終了しました。アーカイブ配信の準備ができるまで今しばらくお待ちください。
【会場参加の方】
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
【オンライン参加の方】
原則キャンセル不可となります。予めご了承ください。
オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前に、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへ、ミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。
なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。
アーカイブ配信もございます。
【EMRC】2022年6月22日(水) 課題本: 『ぜんぶ残して湖へ』 佐藤智子(左右社)
EAST MOUNTAIN READING CLUB vol.3
日時:2022年6月22日(水)19:30~21:00
参加費:500円(500円分のお買物券付)
定員:5名
課題本:『ぜんぶ残して湖へ』 佐藤智子(左右社)
参加条件:課題本の読了、最も好きな1句を含む5句を選んできてください。
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達しました。
ON READINGが主宰する読書会『EAST MOUNTAIN READING CLUB』。
1冊の本を起点に、その本の内容について思ったこと、考えたこと、わからなかったことを語り合ったり、脱線して関係ないこと(でもきっと関係なくはない)をお喋りしたりする会です。気張らず、緩やかに、でも何か発見があったりして楽しい。そんな読書会を目指しています。
今回の課題本は、現代俳句界の若手作家として注目される佐藤智子のデビュー句集『ぜんぶ残して湖へ』。
俳句に、ちょっと古風で硬質なイメージを持っている人こそ、是非この本をぱらりとめくってほしい。きっとそこから遠く離れた、豊かで自由で軽やかな言葉たちに驚いてもらえるはず。
というわけで、この句集の中から、最も好きな1句を含む5句を選んできてください。その句の面白みをみんなで分かち合いましょう。
書誌情報:
『ぜんぶ残して湖へ』 佐藤智子(左右社)
本体価格:1,980円 ISBN-13 978-4865280494
※定員に達しました。
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
『本が語ること、語らせること』(夕書房)刊行記念トーク ~本のある場所にできること~
『本が語ること、語らせること』(夕書房)刊行記念トーク ~本のある場所にできること~
日程:2022年6月12日(日)
時間:13時30分~
登壇:青木海青子、黒田杏子(ON READING)
入場料:1,500円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:25名
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※定員に達したため受付を終了しました。
私設図書館の運営を通して、読むこと、本がそこにあることの新たな可能性を示唆するエッセイ集『本が語ること、語らせること』(夕書房)の刊行を記念し、著者で「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」司書の青木海青子さんと、黒田杏子(ON READING)のトークイベントを開催します。
(以下、出版社より)
———–
「読む」ことは、ひとりぼっちでなされなくてもいいのです。私たちが閉じていた個人の書架を開き、そこに他人を呼び込んで問題意識を共有したように、共に読むという行為は、共に考え、社会を一緒に構築していく、一つの呼び水になるのではないでしょうか。
———–
本書で海青子さんが綴ったこの一節は、ON READINGという場所を通じて黒田さんたちが行っていることにも通じる気がします。
奈良県東吉野村の山間の図書館と、名古屋の街中の書店。
環境や立場は違えど、同じ「本のある空間」を運営するお2人にとって、本とはどんな存在なのか、読むとはどういう行為なのか——本書を媒介に存分に語り合っていただきます。
[プロフィール]
青木海青子(あおき・みあこ)
「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」司書。
1985年、兵庫県神戸市生まれ。約7年の大学図書館勤務を経て、夫・真兵とともに奈良県東吉野村にルチャ・リブロを開設。2016年より図書館を営むかたわら、「Aokimiako」の屋号での刺繍等によるアクセサリーや雑貨製作、イラスト制作も行っている。青木真兵との共著に『彼岸の図書館——ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』『山學ノオト2』(エイチアンドエスカンパニー)がある。
https://lucha-libro.net/
黒田杏子(くろだ・きょうこ)
書店員。
1981年岐阜県出身。2006年に書店『YEBISU ART LABO FOR BOOKS』を、夫とともに名古屋・伏見にオープン。2011年に名古屋・東山公園に移転し『ON READING』としてリニューアル。併設するギャラリーにて様々な作家の展覧会も開催。2009年に、出版レーベル『ELVIS PRESS』を立ち上げ、これまでにおよそ20タイトルをリリースしている。
※定員に達したため受付を終了しました。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
畑中章宏の民俗学的読書術 第1回 レベッカ・ソルニット『ウォークス――歩くことの精神誌』
イベントは終了しました。
2022年5月31日まで、アーカイブ配信を販売しております。
ご希望の場合は以下よりお申込みください。
畑中章宏の民俗学的読書術 第1回 レベッカ・ソルニット『ウォークス――歩くことの精神誌』
約2時間(Youtubeでの配信となります。)
視聴料:1,500円(税込) ※お支払いはクレジットカード支払いのみとなります。
視聴期限:2022年5月31日
※pdfのレジュメをお送りしますので、携帯電話のアドレスはお控えください。
※販売終了しました。
畑中章宏の民俗学的読書術 第1回 レベッカ・ソルニット『ウォークス――歩くことの精神誌』
日時:2022年5月15日(日) 14時~16時
参加費:1,500円(会場参加 or オンライン参加:アーカイブ配信あり)
※会場参加の場合はON READINGお買物券500円分付
ご予約:下記フォームよりお申し込みください。 ※受付終了しました。
※オンライン参加をご希望の場合は、ご予約受付が、5月13日(金)までとなります。
民俗学者の畑中章宏さんをお招きしてのイベント『畑中章宏の民俗学的読書術』を、隔月で定期開催していきます。「民俗学」をキーワードに、様々な本を、より多角的、多面的に味わっていきましょう。
——
これから2か月にいちどぐらいのペースで読書会ふうのイベントを開きたいと思います。私は民俗学者ですが、このイベントでは、「この本が、どうして、民俗学と関係あるの?」という反応がかえってきそうな本を、毎回とりあげていくつもりです。どうしてそんな本を選ぶのかというと、みなさんが民俗学に抱く〝固定観念〟をときほぐしたいと思うからです。
民俗学とは一見つながりがなさそうな現代思想の著作、小説、童話、詩集、紀行文学、科学書などなどを、 私なりの問題意識から読み解いていくことで、民俗学が現在進行形のリアルな学問・方法であることを皆さんに知っていただきたいのです。
そこで第1回目には、アメリカの作家・歴史家・アクティビスト、レベッカ・ソルニットの『ウォークス――歩くことの精神史』をとりあげてみます。この本には「歩く」ことをめぐって、本だけにとどまらず、さまざまな映画や美術作品などが登場します。そしてなによりも、『ウォークス』を〝読むこと〟で、「歩く」ということが身体動作にとどまらず、〝考えること〟や〝書くこと〟にも結びつく、多様な可能性をはらんだ行為や活動だとわかることでしょう。これはまさに、民俗学の目的や動機にちかしいことなのです。
『ウォークス』はとても厚い本なので、ぜんぶ読むのは大変、というかたは第1部〈思索の足取り〉だけでも読んできてください。もちろん読まずに参加していただいても結構です。
「歩く」とはなにか、「民俗学」とはなにか、「読書」とはなにかついて、この本を読みながら一緒に考えましょう。
(畑中章宏)
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畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。著書に『柳田国男と今和次郎』『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『先祖と日本人』(日本評論社)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『関西弁で読む遠野物語』(エクスナレッジ)、『日本疫病図説』(笠間書院)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(春秋社)ほか。
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『ウォークス 歩くことの精神史 / レベッカ・ソルニット』
本体価格¥4500
左右社 (ISBN:978-4865281385)
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【今後のスケジュール】
2022年7月3日(日) ヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』(ちくま学芸文庫『近代の意味』収録)
2022年9月18日(日)『新美南吉童話集』(岩波文庫)
※受付終了しました。
【会場参加の方】
尚、お客様都合でのキャンセルの際は、必ずご連絡ください。
※下記、キャンセル規約に基づき、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
イベント当日より8日以上前のキャンセル…無料
イベント当日より7日~前日のキャンセル…入場料の50%
イベント当日/無断キャンセル…入場料の100%
【オンライン参加の方】
原則キャンセル不可となります。予めご了承ください。
オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前に、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへ、ミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。
なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。
アーカイブ配信もございます。(5月31日まで視聴可能)